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【スタッフ日記】バイクが汚くなってしまったので水洗車を行いました!

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お茶の水店】 24年09月20日

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こんにちは!お茶の水店、サカグチです。

この前休みの日に久々に自転車に乗りましたが、思った以上にドライブトレイン周りが汚くなってしまっていました…。

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黒い油汚れが付着してしまっていますし、オイルも切れ気味。

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スプロケットもご覧の通り汚いです。この状態だと駆動抵抗も増えてしまいます…。ということで、今回は思い切って水洗車でピカピカに仕上げたいと思います!

※真似をする場合は自己責任でお願いします

今回使用したもの

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写真の道具達を使用しました。それと写真を撮り忘れましたが、メンテナンス台があるとめちゃくちゃ便利。現在オンラインで在庫切れですが(代理店には少数在庫あり)、おススメ貼っときます。

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特にこれじゃないとダメという訳ではありませんが、しっかりと脚が安定するタイプの方が使いやすいです!

下準備

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まずは下準備として水を張ったバケツに洗剤を入れ、泡立てて洗浄剤を作ります。手で混ぜてもいいですが、ホースがある場合はストレートで勢いよく水を注入するとかなり泡立ちが良くなりますよ。

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めちゃくちゃ泡立ちます!今回はそこまで程度が悪くないので普通の洗剤を使用しますが、あまりに汚れが酷い場合や、各社コーティング剤を施工しているバイクの場合は専用の洗浄剤がオススメ。

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サカグチが使用している4iiiiのパワーメーターはケミカルなどが付着すると破損につながるというアナウンスが公式から出ていますので、ガムテープで養生しておきます。

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そしてセンサー類やサドルバッグ、ライトなど、外せる物はなるべく外しておきます。

その1:ドライブトレイン周りの掃除

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始めに自転車で一番汚れている場所であろうドライブトレイン周りからクリーニングしていきます。後輪を外してチェーンキーパーをセット。今回はうっかり忘れてしまいましたが、ディスクブレーキの場合ローターやパッドにケミカルが付着すると音鳴りの原因になるので、スペーサーやカバーを必ず付けましょう。それかいっそのことパッドを外してしまうのもアリです。ちなみにリアを真ん中まで変速すると手で回しやすくなります。

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容器にディグリーザーを入れてボトルケージにセット。こうするとめちゃくちゃ便利です。

ちなみに今回使用したディグリーザーはメカニック関さんから教えてもらったNO.92。めちゃくちゃ汚れが落ちますが、強力な分サビないように一層注意が必要です。また、手に付着すると良くないので必ず手袋をしましょう。

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お店の作業用から少量拝借したのですが、ぶどうジュースのペットボトルに入れて持ち帰ったせいかうっすら紫色に変色していました…笑。

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ハケを使ってチェーン全体に塗っていきます。

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チェーン用のブラシを使ってチェーンのコマを回すようにゴシゴシします。表面にもブラシをかけてきれいに。あまり力を入れすぎるとチェーンが外れるので要注意。少し値は張りますがMuc-Off製のブラシが三方向からアプローチできて使いやすそうです。

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一通り終えたら、一度水で洗い流します。

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そしたらチェーンを洗う用のスポンジに洗浄剤を含ませて、チェーンを含めたドライブトレイン周りを泡で綺麗に。二段階で洗うことで内部にディグリーザーが残らないようにします。ちなみにこのスポンジは台所からパクりました。

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クランクやプーリーなども忘れずに。その後は再び水で洗い流します。

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日陰で撮ったので分かりづらいですが、とても綺麗になりました!

その2:リアホイールの掃除

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お次はリアホイール。スプロケット→それ以外という順番で洗っていきます。なお、パッドスペーサーと同じく忘れてしまいましたが(おバカ)、ローターカバーを付けておくと安心です。

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チェーンと洗い方は同じ。ハケでディグリーザーを塗ってブラシでこすり、一度洗い流したあと、洗剤で再度洗います。その際、リムやスポークなども一緒に綺麗にすると良いでしょう。ちなみにタイヤはデリケートなので、洗剤はあまり付けない方がいいと個人的に考えています。軽く水拭きする程度に留めておく方がいいかもしれません。

その3:フレームなどの掃除

続きましてフレームの掃除です。まずは水で軽く濡らしていきます。ここで注意ポイント。ヘッドやシートクランプ、BB周りなどは水が入りやすいのであまり集中的にかけないようにしましょう。水圧もシャワーかジョロくらいの優しめで。最後に泡を洗い流す時も同じです。

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フレーム洗う用のスポンジにたっぷりと泡を付けて優しく全体を洗っていきます。汚れを巻き上げないように上から下の順番で。

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裏側までしっかりと。

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全体を洗い終わったら泡が乾いてしまう前にすぐ洗い流します。この時も水圧やかける場所に注意しましょう。

その4:ふき取りと注油

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泡をしっかりと洗い流したら、フレーム各部の水をタオルふき取ります。水をよく吸収してくれるマイクロファイバー製などがオススメ。

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サビやすいネジの頭なども水が残らない様にふき取ります。

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続いてチェーン。ここは放置するとすぐに錆びるので急いでやりましょう。まずはクランクを全力で回して遠心力を使い、内部の水を追い出してきます。ある程度行ったらチェーンを拭く用のタオルで拭き上げ。

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この工程だけだと不完全なので、ケミカルを使います。オススメは水置換性の物。WAKO'SのラスペネやMuc-OffのBIKEPROTECTがオススメです。チェーンに塗り、とりあえずチェーンが錆びない様にします。

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とにかくサビを要望したい場合はこの時にHCB-1がおススメ。最強のサビ予防になります。また、BIKEPROTECTとHCB-1はフレーム全体のコーティング剤としても使えます。

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塗り終わったら、ケミカルが飛び散らないようにゆっくりとクランクを回しながら変速させ、スプロケ一枚一枚にうっすらと行き渡らせます。これもサビを防ぐため。

これらのケミカルは潤滑性が無いので、最後にメインのチェーンルブを差すわけですが、一発で済ませたいという方にはWAKO'Sのチェーンルブがオススメです。水置換性なので内部に多少水が残っていても追い出して潤滑してくれます。

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ボルト類の頭にもうっすらと注油してサビないようにします。はみ出した分はふき取りましょう。

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そしたらメインのチェーンルブを注していきます。私が最近使用しているのはFINISHLINEのセラミック ウエット チェーンルーブ。超微粒子セラミック配合で一回でかなり長持ちする印象。汚れもウェットタイプにしてはつきづらい気がします。

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チェーン内部まで浸透させた方がいいので、とりあえず塗ったまま放置。次回乗り出すときに余分なルブを拭き取れば完璧です。

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最後はバイク全体をコーティング。私は普段SURLUSTERのゼロフィニッシュを愛用。手軽に使えるスプレータイプですが、かなり艶が出せますし、汚れがつきづらくなります。ブレーキやタイヤに付着すると良くないので、コーティング用のタオルを用意してそれに吹きかけてから施工。

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あまりケチらずにしっかりと塗り広げていきます。ディスクブレーキの場合はリム表面も磨くと艶が出て仕上りが良くなりますよ。※ローターやタイヤに付着しないように注意!

完成!

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ドライブトレイン周りだけでなく、自転車全体がとてもピカピカになりました!

最後に

水洗車はとても綺麗に仕上がりますが、各部がサビないように気を付けなければいけない点も多くあります。また、BBやヘッド、ハブへ多少なりとも水が入りますので、頻繁に洗車する方は定期的なグリスアップも必ず行いましょう。外観は綺麗になっても内部がサビてしまうと元も子もありません。

機会があれば次回は水無しのドライブトレイン周りの清掃をやってみたいと思います。

以上、サカグチでしたー

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