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【インプレ】おそらく社内1番のり?!新製品ホイールCAMPAGNOLO”HYPERON ULTRA”試乗しました!

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入間店】 23年03月30日

こんにちは!
入間店スタッフの本間です
先日発表されたばかりのカンパニョーロ新型ホイール
"HYPERON ULTRA"の試乗車を営業さんが持ってきてくれたので本間乗ってみました
サンプル組みあがったばっかりなんですよ~とのことで弊社1番のりは本間です

DSC02904

Campagnolo "HYPERON ULTRA DB"

ネーミングとしてはリム時代にロープロファイル軽量ホイールとしてラインナップがありましたが
ディスクブレーキ仕様および理想的なプロファイルに到達したレーシングホイールとしてリリースされました
分類はヒルクライム向けホイールですがオールラウンドに使用できそうなホイールに仕上がっています

H.U.L.C

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ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボンプロセスにより剛性とハンドリング性を

高い完成度で実現させています

リムプロファイルは37mmと登りホイールとしてはちょっとハイト高め

主流になりつつある内幅21mmのワイドリムで横剛性も確保しています

2WAY FITの為、チューブド・チューブレスどちらの運用も可能です

上記技術により、

チューブラーモデルで1160g

2WFモデルで1240g

という高い軽量性を誇ります<p>[ysid 2014120177380]</p>

CULTベアリング

DSC02908

カンパ高位ホイールの特徴でもあるカルトベアリング
耐久性の高さと滑らかな回転を両立するセラミックベアリングです
当たり前ですがホイールは回転体の為、
回転抵抗が低ければよりパワーロスを抑えることができます

Head-2-Bayトータルマネジメントシステム

Hyperon_Ultra_spoke1

ハブにはスポークのせん断を防ぎつつ、理想的にパワー伝達するヘッドツーベイシステムを採用
よりパワフルにペダリングパワーを推進力に代えてくれます
またスポークニップルも内装になっています、乱気流の発生を抑え進む力を阻害しません
ニップルは専用工具で外側からアクセスできるので整備性は通常のホイールと変わりません

DSC02905

 

試乗車で登りやら平坦やら試してみます

営業さんが試乗車を持って周る1店舗目とのことで…
本間が弊社内1番乗りです
参りましたね、人の意見がない…て訳で時間の許す限り乗ってみました

漕ぎ出しが快適

そりゃそうです。
ロープロファイルリムで軽量系、回転抵抗低いホイールとくれば
漕ぎ出しは快適です!
信号待ちの前に変速軽くして…とかしなくても
走り初めと同時に中速以降まで巡行を上げ始められます
ホイールに引っ張られるといった印象です

平坦巡行の維持も割としやすい

驚いたのが巡行維持性
ハイプロファイルゴリゴリエアロをこよなく愛する本間ですが
足を使うペダリングをしなくても巡行を維持しやすいように感じました
回転抵抗の低さやリムの剛性が影響しているのでしょうか
なかなか足が残るといった印象、すごい!

登りはスルスル上がる印象

シッティング、ダンシングどちらも試しました
入間店の近くには斜度5%と10%の坂があります、どんな立地やねん
てなわけでどちらも座り・立ち試しましょう
そうです、本間、就業時間に計4本登り降りしてます、ありがとうございます

で、斜度5%は問題ないです
ダンシングすると抜け感すら感じます
平地と同じギア比で特に問題なく登っていく感じ
次は斜度10%、驚くのはこの斜度です
シッティングでアウターのまま登っていけます
ただ溜めて進むというよりスルスル回っている印象なので
ヒルクライムなどの距離のある登り×シッティングでめちゃくちゃ恩恵を感じそうです
しかしながらここぞというところではやはりダンシングにもついてきて欲しいところ
ワイドリムで横剛性があるのでダンシングでもしっかり追従します、これマジですごいです!

ハンドリングもGOOD

接地面であるタイヤに影響するところではあるので
一概には言えませんが、とはいえ操作性に関しても
高プロファイルホイールではジャイロ効果が働く為、
直進安定性は高くなりますが、カーブでのハンドル操作がしにくくなります
37mmハイトであれば苦も無くハンドル操作ができるので
カーブでの攻めた姿勢でも安定してくれました

まとめ

非常に良いホイールではありましたがやはりレーシンググレード
しっかりとコシのあるホイールなのでロングライドには向かなそう
お値段としても目が飛び出るような価格なのでファンライド的な用途とはズレそうですね

レースシーンでは文句なしのオールラウンダー

・ヒルクライムレース
適正ありありです。めっちゃ秘密兵器になります。
軽量性ということで考えるとチューブラーに分がありそうです

・エンデューロレース
100KMを超えるようなレースではなかなかいい選択になりそう。
道の起伏にあまり左右されずパフォーマンスを発揮してくれるため
トータル的に脚の消耗を抑えられそうな気がします
本間は乗ってみて1番エンデューロ向きと感じました
チューブレスで体への衝撃も和らぐので僕なら2WAYFIT

・クリテリウムレース
使いようですが、ここはもう少しハイトがあってもいいかなと思います
確かに漕ぎ出しの軽さや巡行維持力は高いですが平坦はやはり空力優先かと思われます
集団の中での走行という意味では良いかもしれません

いかがでしたでしょうか。
長距離を走ったわけではないのでインスピレーション的な面が多いものの
やっぱり高額なホイールはそれだけ性能も良いよねと思いました
以上、HYPERON ULTRAのインプレッションでした

ご質問やもっと具体的に教えてくれなどといったご意見ございましたら
ぜひ店頭またはオンラインチャットにお寄せください

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