ワイズロード神戸店サンデーライド/フィッティング担当の盛山(セイヤマ)です。
このうしろ姿。
もうすでに美しい。
フランスを代表するバイクメーカー「ラピエール」2018ラインナップの中でオールラウンダーに位置するのがこの「ゼリウスSLアルチメイト」。
そのラピエールがスポンサーを務める同じくフランスに拠点を置くUCIワールドチーム「グルパマ・エフデジ」に所属する「ティボー・ピノ」選手が使用しているのが今回ご紹介するフレームです!
LAPIERRE
XELIUS SL ULTIMATE
ティボー・ピノ選手は1990年生まれの今年26歳!
なんと僕の一歳年下です。(笑)
フレーム単体重量880グラムという軽さと、独特の曲線的なフレーム形状による快適性の高さを兼ね備えたモデル。
2017年に限定モデルとして発売されましたが、あまりにも人気が高かったため2018年も継続して販売されています。
今回のお客様ももれなくバイオレーサー5000でフィッティング済み。
どれだけ良いフレームに乗っていてもサイズがあっていなかったり、ポジションが出せていないと宝の持ち腐れになってしまいます。逆にしっかりとフィッティングすることでフレームの性能を最大限まで高められ、バイクと一体化することで走りに集中することが出来るようになります。
なんといってもまず目に飛び込んでくるのはシートステーからトップチューブへと繋がるこのシェイプ。
滑らかな曲線を描きつつ、トップチューブからエアエンドまでを直接結ぶことでフレームはよりしなりやすく、快適性と路面追従性を高め抜群の安定感を発揮します。
シートポストは斜臼で固定する方式とすることで空気抵抗の削減と軽量化に寄与。シリコンカバーで覆うことによりリアホイールから巻き上げられた水分やゴミのフレーム内部への流入を防ぎます。
細身のフロント・ストレートフォークは反応性と軽量性、ダイレクトマウント式のフロントブレーキは空気抵抗の削減も狙った造りとなっており、フレームのデザインとも非常に良くマッチ。
フレームトータルでのバランスをさらにワンランク上へと引き上げています。
ホイールにはフレームと同じくフランスのメーカーMAVICの「キシリウムプロエグザリット」を採用。
このホイールに採用されているISM4Dリムは、未だにフランスの専用工場で製造されるほど精度の高さに拘っており同価格帯のホイールと比較した場合ホイール全体での重量はほぼ同じでもリムの軽さは圧倒的にこちらの方が上。おそらく完組みアルミホイールの中では最軽量クラスのリムに仕上がっており、ヒルクライムやゼロスタートの加速において最大の威力を発揮します。
ブレーキシューが接する部分はマビック独自のエグザリット加工が施され、黒色の特殊皮膜を纏うことで硬度がアップ。なんと通常のアルミホイールと比較してブレーキ面の耐久性は2倍近くアップしています。
同時に縦方向に溝を作りブレーキの制動力もアップ。見た目はまるでカーボンホイールのようで、フレームのデザインを引き立てつつ、素材はアルミなのでブレーキ熱にも強く悪天候でのダウンヒルでも安心して下ることが可能になります。
一方他のメーカーよりも重たいとされるホイール中心部分は寿命の短いアルミやコストの高いチタンではなく、鉄製のフリーボディを採用することで耐久性の高さを重視。メンテナンスも特殊工具なしでラチェットのグリスアップが出来るなどユーザーに長く愛用してもらうための工夫が詰め込まれており、いわばその副作用としてやや重量が重たくなってしまっていますがやっぱり信頼性の高さが違います。
どのホイールが良いのかはユーザーの好みやフレームとの相性によって大きく異なりますが、通勤や通学、または300kmを越えるようなロングライドなどヘビーに使用するホイールとしてこれ以上相応しいホイールはないと思います。
それらのフレームやホイール組み合わせるのは新型R8000系アルテグラ。フロントブレーキのみダイレクトマウント方式のBR-R8010-Fを使用しています。
ハンドル・ステム・シートポストは軽さと剛性に定評のあるデダ「ZERO100」シリーズを採用。
トッププロ・アマチュア問わず実際のレースでも使用されるほど人気が高く、神戸店でフレームをご購入いただくお客様の採用率も高いです。
ハンドルバーテープにはフレームカラーとのマッチングを考えてホワイト×ブルーのストライプ柄を合わせました。今回使用したSILVAのリベルソモルビダンフォレロシリーズはバーテープが二層構造となっており一般的な物よりも厚手なのが特徴です。表面の穴あけ加工によりハンドルを握った際の通気性が良くなり、夏場に薄手のグローブで握った際もさらりと乾いた感触を維持します。
サドルには、こちらも最近神戸店では指名率ナンバーワン、ちゃりん娘もしようするASTVTEのチタンレールサドル「スカイラインVT」を搭載。
ハイエンドモデルには珍しく厚めのクッションでお尻が痛くなりにくいコチラのサドルは万人受けする形状で、主にロングライドを中心として走る方の人気が高いです。
そうして仕上がったのがこちらの車体。
一見、独特な形状をしていますが中身は超真面目。
オーナーの所有欲を満たしながらも乗っていて気持ち良いそのアンバランスさが一番の魅力だと感じさせる一台でした。
いかがでしたでしょうか??
フレームから自分だけの1台を組み立てる「バラ完」ならこんなこだわりも実現可能です!
せっかく高級なフレームをご購入されるなら、ステム長やサドル後退、ハンドル高まで詳しく数値化、実際に漕いでみて違いを体感することが出来るバイオレーサー5000を受けて頂くのが大変オススメです!
フレームのご購入やポジションの事など、ぜひお気軽にご相談ください(^^♪
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盛山 新太郎
セイヤマ シンタロウ
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