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マウンテンバイクってどうやって選べば良いの?色々なジャンルをご説明します!

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上野本館】龍野 旭飛 23年03月29日

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マウンテンバイクってどうやって選べば良いの?
色々なジャンルをご説明します!

まもなくグリーンシーズン開幕です!
最近各地で新しくMTBフィールドがオープンしていて、遊ぶ場所の選択肢も増え始めました。
MTB始めるには絶好の機会ですね!!
しかしスポーツバイクが初めての方はもちろん、ロードバイクにすでに乗られていてMTBの購入を始めて検討されている方も種類の多さに驚くと思います。
 そこで!今回は初心者の方向けにMTBの種類を簡単に紹介します。

■フレーム形状

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MTBのフレームは、ハードテイル、フルサスペンション、の二種類に分けられます。
「ハードテイル」はフロントのみにサスペンションを搭載し、シンプルな構造でメンテナンスの容易さや軽さが魅力です。
他にもリアにサスペンションを登載しないが故の人馬一体感も魅力です。
ペダリングロスが少なく比較的フラットな路面が得意な主にクロスカントリーバイク~トレイルバイクに多い形状です。

「フルサスペンション」は前後にサスペンションを搭載します。高い走破性と安定性を持ち、下りだけでなく、ガレた登りも得意です。主に下り系の車体に多いですが、ほぼ全ての種類に使われています。

 ■ジャンル

MTBは、フレーム形状だけでなく用途によって今だとざっくり5種類に分けられます。

・クロスカントリー(XC)

・ダウンカントリー

・トレイル

・エンデューロ

・ダウンヒル(DH)

下にいくにつれ険しい道を走るジャンルになっていきます。
MTB選びで難しいのがこのジャンルの選択で、1台で全てのジャンルを楽しむというのは正直難しいです。
例えばダウンカントリーバイクだとクロスカントリーとトレイルユースであれば問題無く使えますが、エンデューロやダウンヒルで使おうと思うと安定感が低く楽しめきれなかったり、転倒のリスクが増えてしまったりなんて問題も起きたりします。

■クロスカントリー

 クロスカントリーレースなど、起伏の多いコースを高速で走行する為の車体です。
主な用途がXCレース用なので、前傾姿勢が取りやすいジオメトリや、ペダリングロスが少ない構造、軽量性、が特徴です。
その特徴からMTBの中では最も街乗りに適しているモデルとも言えます。
サスストロークは100mm~120mmが一般的です。

■ダウンカントリー

 最新のトレンドのダウンカントリーバイク。
サスストロークはF130mm R120mmの組み合わせが多いです。
フルサスクロスカントリーバイクのヘッドアングルを寝かせて安定感を向上させたジオメトリになっており、クロスカントリーバイクのように軽快なトレイルバイクといった立ち位置になっています。
サスストロークが短くハンドリングが機敏なので簡単に楽にトレイルを走れるといったバイクではないですが、トレイルバイクだと簡単すぎるといったコースでも調度良い難易度で楽しむことができます。
広い守備範囲を備えた個人的にイチオシのバイクです。
国内のトレイルライドにも向いているカテゴリーです!

 ■トレイル

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 名前の通り里山などのトレイルライドにぴったりの車体です。
前後130~140mmのサストロークを持ち、登りから下りまでバランス良く楽しめます。
トレイルから常設コースまで1台のバイクで幅広くどこでも走りたいライダーにオススメです。 
幅広くどこでも遊べるので、MTBを始めてみたい方にオススメのジャンルです。

 ■エンデューロ

エンデューロレースを走る為の車体です。150~170mmのサスストロークを持ちます。
エンデューロレースはモータースポーツに例えるならWRCなどのラリー競技に近く、複数のタイムアタックステージが存在する長距離コースを走ります。

各ステージには特定の目標タイムが設定されており、 ステージ間はリエゾン(移動区間)で繋がれます。

 タイムアタックステージはグラビティ的な性格が強く下りの性能が重視され、リエゾンは主に登りの為登坂性能が重視されます。
ENSなどのエンデューロレースに出場される方はもちろん、富士見パノラマ等の常設コースをメインに走るといった方にもオススメです。

■ダウンヒル(DH)

 Santa Cruz BicyclesMTBと聞いて真っ先にイメージされることの多いダウンヒル(DH)。200mm程のサスストロークを持ちます。
完全な下り専用バイクなので、登りはもちろん平地の走行も大変です。
ダウンヒル競技や常設コースでタイムを求める方向けです。  

 

今回ご紹介したのはざっくりとした紹介ですが、店頭にご来店頂ければ、用途、予算に合ったバイクをご提案させていただきます。
その際はMTB担当スタッフの龍野か中山までお声掛け下さい!!
今回の記事がMTBを選ぶ際のヒントになれば幸いです。 

 MTBのご相談はワイズロード上野本館まで!

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