こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。
近年、カーボンフレームがすっかり広まり、
軽さやバランスの良い乗り味の恩恵に浴している方も多い事と思います。
ただ、いろいろ改良されているとは言っても、
カーボンは割れるのが怖い！という声が、どうしても拭いきれません。
そこで、ここ最近に承ったトラブルの対応例をご紹介して、
僅かでも不安の払拭に繋がればと思い、書いてみます。
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M様は、都民の森を目指して自走中に、路面のコブに乗り上げて前転、
肩を複雑骨折してしまいました。
愛車のBMC号は、前輪が歪んでしまった以外は、見た目は大丈夫そうなものの、
カーボン部の見えない部分でダメージがあると心配、ということで、
大丈夫かどうかチェック出来る
カーボンドライジャパン社の超音波深傷診断に出すことにしました。
お店で分解したら、フレーム、フォーク、ハンドル、シートポスト、
と、カーボン部分は全て診断に出しました。
M様は、自身が大怪我したのなら、せめてバイクは無事であってくれ！
という気持ちでおられましたが、診断の結果は
「大丈夫」
これで、確証と安心を得ることが出来ました！
せっかく分解したついでなので、組み戻しながらオーバーホールを実施。
その間、M様は治療に専念され、治癒と共に愛車も晴れて
復活を果たしました！
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Y様は、お気に入りのPINARELLO号のシートステーに、
明らかに外部から何かぶつかったことによるクラックを見つけました。
目視の限りでは薄皮一枚で繋がっているという様子で、
乗ればクラックが広がり、バキッと行きかねないような状態でした。
そこで、カーボンドライジャパン社に補修を依頼。
完全に元通りに直るというわけでは無く、
あくまで安全に乗れるようにするための「補修」ですが、
それで苦楽を共にした相棒がまた走れるようになるなら、
と、施工を決断されました。
それで上がってきたのが、上記写真の状態です。
元々フレームがマットブラックカラーだったこともあり、
カーボンを巻いた修理跡は極端には目立たず、
むしろ場所的にテールライトを取り付けする台座として
ちょうど良さそうな感じになりました。
CATEYEのRAPID Xシリーズなどを装着したら、
かなり目立たなくなるのではないでしょうか！？
追記：後日、完成車に戻した姿をアップしました。
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こんな具合に、万が一なにかあっても、診断や補修にて、
復活を遂げるケースもあります。
何か心配事がございましたら、まずは店頭にてご相談ください。
カーボンだからと不安になり過ぎず、
お気に入りの自転車で愉快なサイクルライフを堪能しましょう！
余談ですが、旅好きスタッフより。
輪行は傷やダメージが怖いから、カーボンでは輪行しない、
という声がありますが、まったく逆に、
カーボンは軽いから輪行で担ぐのにラク！
という方もいらっしゃいます。
その場合、カバーで手厚く保護したり、
ホイールだけ別のホイールバッグで運び、フレームのみ輪行袋へ、
といった方法で楽しまれています。
乱暴に扱ったり、無理矢理、満員電車に突入した、なんて暴挙でもしなければ、
輪行で壊してしまった、なんて話は聞きません。
（特に海外の飛行機は、乱暴に扱われるのが当たり前らしいので、また別ですが）
カーボンで輪行して遠方のライドを堪能されている方も
たくさんいらっしゃいますので、こちらもあまり過度に心配なさらずに。
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