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実用性爆上がりカスタム‼『スポーツバイクx前カゴ』は相性次第でお取り付けも問題無し♪【池C本日の作業日記】

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池袋チャーリー店】津森 弘晃 23年04月07日

日常的に自転車を利用する方にとって『前カゴ』は有るに越したことはないですがスポーツバイク的には取りNG?取り付け不可?

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そんなの試してみなけりゃわからない‼相性次第でお取り付け可能です♪

 

実用性爆上がり⁉前カゴカスタム‼

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スポーツバイクにとって一般的なシティーバイクに標準装備される「前カゴ」・「キックスタンド」・「泥除け」は省かれている場合が多く、中でも「前カゴ」は取り付けに向いていません。・・・ではなぜ取り付けに向いていないのでしょうか?

 

スポーツバイクは軽い、カゴは単体でも重い

スポーツバイクの特徴の1つ『軽量性』はパーツ点数を減らすことによってその軽さを実現しており、軽い操作性を持つハンドル回りに重量のあるカゴ取付はバランスを崩す要因となってしまいます。

ざっとカタログの参考重量値を見たところカゴ単体でもそのほとんどが1Kg前後。

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土台を含めると2㎏近い重量の追加と実際にそこへ荷物を載せたりするので、軽いハンドルが故にふらついてしまう場合やスポーツバイクの停車時にバランスを崩し倒れてしまう可能性がございます。

 

ハンドル周りのクリアランスとカゴサイズの相性が悪い

前カゴを取り付ける場所「ハンドル-前輪」の間隔が小さい点と、実用的なカゴの場合は高さがある(深さがある)ものが多い点とで取り付け時に干渉してしまうことが相性が悪いとされる要因となっています。

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サイズにもよりますが170㎝前後の方が乗るクロスバイクの「ハンドル-前輪」はおおよそ15~20cmという間隔、カゴの多くが20~25cmの高さ。やってやれなくもないですがあまりにもギリギリでブレーキレバーなどに干渉してしまうでしょう。

 

車体によって土台の取り付け方式で異なる

そもそもカゴを取り付けるためにまずカゴと車体を繋ぐ土台を設けないといけないのですが取り付ける方式も様々。

ダボ穴を使用するケース

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ブレーキ支柱に共締めするケース

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ハンドルに組み付けるケース

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上から順に「車体に設けられたダボ穴を使用するケース」、「ブレーキ支柱に共締めするケース」、「ハンドルに組み付けるケース」のざっくり3つが取付方式となり車体構造によって選択します。
それぞれメリット・デメリットがございますので車体取付可能かの有無と併せて確認しておきたいところです。

 

実際に組付けてみよう‼(カゴ&車体選択)

池袋チャーリー的オススメ前カゴ

上記の「重量」・「サイズ感」・「取り付け方式」を踏まえ、今回チョイスした前カゴは『昭和インダストリー ズBRMAワイヤーバスケット 』。

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重量はカゴ本体(740g)+マウント(400g)の計1,140gととても軽量で5kgの耐荷重。ラインナップは「L:465×315×115」と「M:385×255×115」の2種類あり今回は浅めコンパクトなMをチョイス。

「Vブレーキ/キャリパーブレーキ」、「センターダボ固定」、「V台座固定」、「クイック式/ナット式」・・・と様々な固定方式に対応したADVANS+fフロント用マウントシステム対応で多くの車種に対応。

お値段的にも「前カゴ+マウント」の2点で¥6,765-(税込)と比較的リーズナブル。

 

池袋チャーリー的カゴ取付オススメバイク

上記の前カゴ取付に相性の良いバイクという事でチョイスしたのが『TREK FX2 DISC』。

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スポーツバイクの中ではタイヤも太目で安定感もあり、ライズしているハンドルはタイヤとのクリアランスも余裕。ダボ穴もしっかり装備されたアルミ製フロントフォークは頑丈さと軽さを合わせ持ちカゴを取り付けても耐久性も安心。

最近値上がりしてしまい日常使う自転車としては少々高めの¥105,490-(税込)ですが、只今ポイントUPキャンペーン対象車種につきオプションがお得に購入できます(※23年4月現在)

 

実際に組付けてみよう‼(作業)

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いきなり始めるのではなくまずはパーツのチャック。欠品がないか?ボルトの長さ・太さ違いや組付け向き指定がないか?などのチェックを作業前にすることでスムーズに組付けが行えます。

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マウントを固定する車体側ダボ穴もチェック。上記画像のように2つ取付穴がある場合は進行方向前側が「キャリア(荷台用)」、後方が「フェンダー(泥除け用)」となる事が多く、

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FX2 DISCに取り付ける場合はフォーク先端前側ダボ穴と根本付近にあるセンターダボ穴の3点に固定し、カゴ底面が地面に対して平行になるように角度を調整し固定します。

 

実際に組付けてみよう‼(完成)

思った以上に違和感なく組付け出来たのではないでしょうか?

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 さほどスポーツバイクらしさも損なわれず、シンプルなフレームのカラーと相まって通勤・通学用途にピッタリなスタイルになった印象。

 

実用性は思った通り爆上がり‼

カゴの高さを抑えたことでブレーキレバーとの干渉は全くなく余裕もあります。

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浅いから荷物が落ちてしまうのでは?という心配も実際にカバンを載せて左右に揺さぶったところ難なく保持(高さがあるものは不向きかもしれません)。

P4072304 4月から努力義務となったヘルメット。降車時の持ち歩きにお悩みだった方は駐輪の際にカゴに入れておくのもありかもしれません。

 

実用性は上がったが・・・

積載能力がプラスされたことで実用性は上がりましたが、やはり安定感・操作性はDOWN。

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軽い操作性のステアリングに比較的軽いとはいえ1kgを超えるパーツが追加されたことで停車時にハンドルがグリンッ‼と旋回し、トップチューブにカゴが当たって傷ついてしまうという「カゴあるある」が発生。接触箇所に何かしらのカバーがあると安心ですね。

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走行中は低速であればさほど気にならない程度かとは思いますが、速度が上がると多少ふらつきが出てきます。乗せるものが重くなるほど重心が変わり安定感と操作性が下がっていくのはカゴの宿命ともいえるでしょう。

また、転倒などで自転車が倒れた際には衝撃を受ける箇所が増えるため固定位置へ負荷がかかり破損する可能性もございます。

 

相性次第で前カゴは付けられる‼

 カゴのサイズ感や自転車の取付か所のクリアランス、固定方式などを確認し相性の良いもの選択することで大体の前カゴ取付は可能。
(※最終的には当ててみてケーブルやレバーの干渉がないか、ハンドルがしっかり左右に切れるかの現物確認で取り付け不可になる場合もございます)

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ちなみに別の車体(身長150cm台の方が乗る超コンパクトサイズのクロスバイク)にも取り付け確認してみましたが、

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上記「ビアンキC-SPORT/サイズ:43」と「FX2DISC/サイズ:S」では車体サイズも異なりハンドル下クリアランスも変わるためカゴ上面とレバー間隔が違うのがわかると思います。

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高さは接近していますが横幅がないサイズのカゴなのでブレーキレバーに干渉することはありませんのでご紹介のモデル/サイズならば問題なくお使いいただけます。(※ハンドル幅をカットして狭めるなどのカスタムをした場合は干渉する可能性がございます)

 

作業時間と工賃

上記のような問題なくスムーズに作業ができればおおよそ30分ほどで取り付けは完了。車体とマウントパーツが干渉するようであれば加工する場合もございますので+10~15分程度追加となります。

お取り付け工賃は¥3,520-(税込)が商品代金に追加となります。自転車購入時にご一緒にご依頼の場合は購入特典として工賃は無料でお取付けいたします。

 

お問い合わせはお気軽に♪

新生活を始めるにあたり自転車は強力な味方となってくれます‼移動はもちろんのこと積載能力をプラスし実用性を上げるカスタムも池袋チャーリー店では承っております。

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店頭に在庫がない商品もお取り寄せ可能なもであればカスタムも含め承っておりますのでお気軽にご相談ください♪

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