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【ENVE SESホイールの選び方】山岳最強2.3、長距離最強3.4、レース最強4.5、エアロ最強6.7!!!

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上野アサゾー店】石川 康輔 24年09月16日

ENVEに日本一詳しいダイアテックのブログから色々抜粋して紹介します!ENVE SESホイールは最強のワイドフックレスホイールです!!

ENVEホイールを正しく選ぼう!!

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皆さんが今一番気になっているホイールは?

そう、ENVE SESシリーズですね!!!

現役最強の選手、チームが使うゲームチェンジャー的な性能を持っている今最もホットなホイールです。

リムがこの形になったのは今年ではないのですが、世の中の認識が変わってきたことで今年このホイールが注目を集めているという状況となります。

リムハイトによって数字的なスペックが異なるので共通する部分を上げていくと

・フルカーボンワイドフックレスリム

・前後異なるハイト形状のSES(Smart ENVE System)リム

・実際の道路上での速さを追及した設計

リムハイトの違い(剛性バランスの違い)だけの違いだけではなく、対応するタイヤサイズにも違いがあるのでご自身が欲しい性能を明確にしてからENVEのホイールを選んでみてください。

参考にしているのはこちらの

https://www.cog.inc/enve/ses-about-series-snslp

https://www.cog.inc/enve/archives/7932

ダイアテックENVE SESホイール関連記事です。

この他にもダイアテックさんの記事は面白いので私も読んで参考にさせていただいてます。

 

基本的にはこの2種類から選んでください

軽量/ワイドリム

快適性ならSES3.4!

前後セット1,300g代ながら内幅25mmのワイドリムで快適性No1!

軽量でヒルクライムも楽に上れ、ワイドタイヤも使えるので低圧で振動を吸収。ハイトが低く横風も問題なし。

快適性を求める方へ

 

UAE使用率No1!

超万能レースホイールSES4.5!

SES6.7に匹敵するエアロ性能を持ちながらも、1,432gと軽量!
山岳、平坦、スプリントどれをとっても最高の性能!

全コースで速さを求める方へ

 

多くの方がこの2種類のホイールでお考えの事と思いますが、私もおすすめするのはこの2種類です。

 

一旦すべてのホイールをサラッと見ていきますが

SES2.3

1,222g(実測もっと軽いらしい)の超軽量ホイール。ヒルクライムでの軽さを重視、タイヤも25c、26cを使いたい方は唯一無二の選択肢です。

SES3.4

万能で乗り心地が良いラインナップ中でも扱いやすいホイール。内幅25mmフックレスによる安定性、操作性、衝撃吸収性はどんな地形、路面でもこなせるでしょう。

SES4.5

レースホイールとして完璧なエアロダイナミクスと軽量さのバランス。数多くの勝利をもたらす最強のホイールラインナップです!ワイドリムのおかげか意外と乗り心地もいいと評判!

SES6.7

エアロロード、TT、トライアスロンにエアロ性能の高さと多くの28cタイヤに適性のある23mm幅フックレスリム。外周の剛性が高く高速走行を安定して行える最速のホイールです!

あ、全部私のコメントです。

 

SES3.4とSES4.5を勧める理由

一番上に張り付けたスペック表を参考にしていただきたいのですが、

リム内幅が25mmワイドになっているのが3.4と4.5になります。

リムの外幅とタイヤサイズが同じぐらいの方がエアロ性能も高く、私自身の感覚としても、タイヤ剛性が高くなるのでトラクションもかかりが良くなりますし、下りコーナーは圧倒的に速いです。

当然ワイドリムでワイドタイヤの組み合わせが推奨されるので乗り心地もよく、バイクの安定性や路面からのバイブレーション突き上げ感などすべてがマイルドになるので疲労軽減にもつながることで結果的に速く走れるというのがポイントになります。

今実世界でワイドタイヤが速いという事が徐々にプロレースにも浸透していて皆さんも目にしているのでワイドタイヤ気になりますよね!?

 

どちらを選ぶべきか

因みに、トップレーサーはSES3.4をレースでは使っていない様です。

平均速度も出力も全く異なるので正直参考にはなりません。

普通の人の2倍のパワーで走るプロ選手にとってはSES4.5はとても使いやすいホイールなんだと思いますし、UAEは機材の都合からエアロダイナミクスをホイールで稼ぐ必要があるのでこの構成で走っていると思われます。

その為、一般のサイクリストに関してはこの4.5と6.7の関係は3.4と4.5に相当すると私は考えています。

勿論国内トップクラスのライダーは参考になるデータだと思うのでそういった方についてはポガチャル選手のデータをそのまま参考にしてみてください。トップクラスのライダーさんは私のブログ読んでないと思いますが!

3.4と4.5を比べる

重量の違いとしては1,380g対1,432gという事で50g程の差となります。もちろん50gって究極的には大きな差になりますが、一般的に考えると50gの差でしかありません。ドリンクごっくん一口です。

リムハイトを比べると39/43対49/56となります。

この重さの差で登りが登れなくなるという事は無いので、選ぶポイントはエアロダイナミクスと、リムハイトの差による剛性の差となります。

32km/hと48km/hのエアロダイナミクスのデータ

ENVEはこの32km/hと48km/hのデータをとる事で製品の空力を決定しています。

 

3.4は軽量なオールラウンドホイールと考えると差こそありますが、エアロホイールのような右肩下がり寄りのグラフになっているというのがわかります。

4.5については6.7と殆ど差が無いためエアロ性能はトップクラスに高いというのがわかりますね。

 

正直このデータだけ見ると4.5が欲しくなっちゃうと思います。

空力性能の高さが段違いで、世の中のホイールの中でも現実世界で速いホイールの筆頭となります。

重量も十分軽いですし、リムハイト高いほうが見た目が格好いいですからね。

 

そこで3.4を選ぶ基準として、乗り心地と快適性、剛性のバランスという指標がとても大事になります。

この辺のデータは特にはなさそうなので一般論として、同じパーツ構成でスポークが長ければその分だけしなやかに感じます。

また、リムも軽くハイトが低くなればその分剛性感も低くなるので優しく感じるホイールになります。

突風など単純な横風についてはリムハイトが低い方が対応しやすいですし、扱いが楽になります。

簡単に表現すると疲れにくいホイールになるという事になります。

更に軽量な2.3についてはリム幅が狭く、エアロ性能は大きく差があるため完全に登り専用って感じのホイールです。

結局3.4というのがバランスとしてもすぐれているので長距離ライド、山岳グランフォンドなどで選びたいホイールという事になります。

また、常用する速度域によってエアロ性能の高さをどの程度重視するのかを考えたときに、40km/h以上の速度域を重視して選ぶという事でなければ、4.5は50g重いだけになってしまう可能性もあるので4.5よりも3.4という選択肢になるでしょう。

でも、4.5格好いいし、ポガチャル選手使ってるもん!!

中々両方を持っているという人はいないと思うので3.4持っている人が4.5を借りて乗ってみたという話しか聞くことはないのですが、SES4.5を3.4と比較しても結構乗りやすいらしいです。

私が聞いたのは様々なハイエンドモデルを乗り継いでいる方の感想なので多少感覚が違うかもしれませんが、そういう感想だったようですね。

 

そういった意見を参考にしてみるとSES4.5も普通の人にとっても一応万能なホイールとして考えてもいいと思います。

特に30cタイヤとかを考えているのであれば大半の方は4.0bar以下で運用できるようになるので、タイヤの恩恵で乗り心地だけは3.4と大きく差は出ないと思うのである程度剛性の高い乗り物に慣れている方でしたら4.5でも全然いいと思います。

 

まとめ

とりあえず、ENVEホイール欲しいなという方に

まず、お勧めするのは

軽さ、乗り心地、扱いやすさ、走行性能の黄金比-SES3.4

レーススペックとして最高クラスのエアロ性能と軽量さ-SES4.5

という感じの分け方になります。

 

この両者ともに非常にワイドなリムを持っており、リム打ちパンクにも大変強く、TLRタイヤに最適な設計だと自信をもって作られています。

ワイドでエアロ性能に優れていますし、太いタイヤが履ける事で、明らかに下りのコーナーは安定しますし、乗り心地は圧倒的に良くなります。

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