こんにちは!
入間店の本間です
先日、イタリアンブランド"PINARELLO"のニューラインナップに試乗してきました!
本間、2023年はたくさん試乗できてます、あざす。
で!
一挙にラインナップを乗り比べられたのでご紹介します!
今季モデルよりFシリーズ、Xシリーズが追加
ラインナップ落ちしたモデルがいくつかありまして、
その代わりにレーシングモデルにF5~9
エンデュランスモデルのX3が加わりました
今回はF5、F9、X3に試乗しました!
"F5"
販売価格:¥836,000(税込)
サイズ展開:43~59.5
まずはミドルグレードにあたるF5です
こちらはフレームマテリアルにT700カーボンを使用しています
コンポは新型105 Di2をアッセンブル、電動無線変速です
・直進性能
Fシリーズは全て同ジオメトリで作成されているため巡行能力は高いです
つまり今回はカーボンの材質の差が同シリーズではそのまま特徴になりそうです
・登坂能力
パワーで踏むには少し抜け感があると感じました
逆にシッティング時は非常に回しやすく楽に登れる印象でした
・スプリント
バイクを振って使うにはまずまず…
BB周りの剛性は高いので一般的なミドルグレードよりは反応はいいですが
バイクを振るという意味では少しモッサリします
総じて非常に乗りやすく走りやすいモデルでした。
レースシーンにも通用しそうなうえロングライドでもそれほど消耗しなさそう
今回のFナンバリングでは1番汎用性が高い印象でした
[ysid 2023000010365]
"F9"
販売価格:¥1,606,000(税込)
サイズ展開:43~59.5
FシリーズトップグレードにあたるF9
この一つ下のF7とはフレームは共通のT900カーボンを使用
パーツアッセンブルの違いでグレードが分かれます
・直進性能
非常に高いです。高剛性なカーボンがロスなく推進力に代えてくれている感覚が分かりやすいです
・登坂能力
ダンシング、シッティング共に非常に反応がいいです
重ギアでもしっかり応えてくれる感覚はやはり高位グレード
・スプリント
もがきの性能も高いです。剛性が高いので反応の速いスプリントが可能です
ONDAフォークによる路面安定性も相まって高い加速力を得られます
さすがトップグレード、パフォーマンスは非常に高いです
多ジャンルレースを1台でカバーリングしてくれるスペック値だと感じました
ただ、結構硬いです
走っていて硬いなーと感じさせないジオメトリはさすがですが
気づいた時の脚の消耗やばいです
[ysid 2023000009994]
"X3"
販売価格:¥700,700(税込)
サイズ展開:43~60
最後にエンデュランスモデルのXです
カーボンはT600を使用
新モデルの中では一番柔らかめカーボンです
またジオメトリもエンデュランス仕様にアップライトな設計がされています
・直進性能
タイヤ、ホイールの関係もありますがちょっとモッサリ
ただ驚くべきは振動吸収性の高さ!すごい!
安定感が高く、一生走ってられるんではないかと思うほど!
・登坂能力
ダンシングは不向きです
エンデュランスジャンルになるので軽ギアでじっくり登ってあげる印象でしょうか
けして重くて進まないなという感じではありませんが、もっさりします
・スプリント
ダンシング同様不向きです
車体が戻ってこない感覚があるので振りにくいです
以前のピナレロの印象を覆すフルエンデュランスモデルです
アップライトなポジションが取りやすく、とにかく安定してます
いくら乗っても疲れないような感覚でロングライド衝動に駆られます
[ysid 2023000010518]
サイズ・用途に合わせて選びやすくなっている
新モデルは非常に細かく分類されており
非常にユーザーフレンドリーです
フレームサイズ展開、ライドシーン、
ご予算に合わせて選びやすくなっています
どのモデルもそれぞれ特徴があり機会があれば
ぜひ乗り比べていただきたい!
ご注文は店頭、オンラインどちらでも承れます、ご検討ください!