横浜店松野です。
自分だけの一台が手に入る｢バラ完｣にて
お客さまのバイクを組み立て致しましたのでご紹介です！！
･COLNAGO C64
1989年の｢C35｣から始まるCOLNAGOのフラッグシップモデルであるCシリーズ。
今回ご成約頂いたのは最新のC64です。
Cシリーズの特徴は何といってもこのラグ製法。
パイプを一体で成形するのではなく、差し込んで接着する方式です。
今でもクロモリフレームなんかでは見られるような伝統的な製法ですね。
重量がかさみがちなラグフレームながら前作のC60に比べて200gも軽量化されています。
昔ながらの伝統的な製法ながらシートチューブはカムテール形状に。
シートクランプもフレーム内蔵でとてもスッキリとしています。
伝統を重んじながらも最新の技術が採用されていてとてもいい感じですね！！
ラグ部分は鮮やかなレッドで
パイプ部分はクリア塗装のみです。
くっきりと色分けされながらもカーボン地が見えていていい感じです。
コンポーネントはR9100 DURA-ACE。
クランクは元のバイクからの移し替えですが
アームの塗装の削れ具合から非常に乗り込んでいたことが伝わってきます。
ちなみにスプロケットの歯数は12-25Tです。
ワイド化が進んだ今となってはラインナップ中最もクロースなギア比です。
ロー25Tは松野のバイクにも付いているのですが
自分のバイク以外に付いているととても小さく見えてしまいます(笑
ブレーキはダイレクトマウントです。
制動力もさることながら、握った時のカッチリ感が病み付きになります。
ちなみにBBはこの前記事にしたCOLNAGO専用のCERAMIC SPEEDです。
プロ選手お墨付きの低抵抗が特徴なんですが
ShimanoのBBよりもスッキリ取付け出来て良いですね！
ホイールも移し替えですが漆黒のSHAMAL MILLE。
太いアルミスポークと艶消しブラックなリムの重厚感が
C64にはとてもマッチしていると思います。
フロントのクイックは軽量タイプなのですが
固定力が必要なリアはカンパ純正です。
軽さ以外にも気を配ったお客様のこだわりが見えていていいですね！
ハンドルやステムも移し替えですが
軽量なラインナップでお馴染み、DEDAのSUPERLEGGERAです。
ハンドルの振りがとても軽くて気持ちいいハンドルです。
FD台座にもロゴの刻印があったり
付属のボトルケージのボルトにさえロゴマークが配されています。
COLNAGOならではの芸の細かさがたまりません！
ダウンチューブのボトルケージ取り付け部分が凹んでいまして
ケージがチューブに近づくことで空力性能UPを狙っているようです。
TACXのDEVAだと当たってしまって取付け出来なかったのでスペーサーでギリギリに調整しました。
と、こんな感じで眺めても良し！もちろん乗っても良し！な
イタリアンハイエンドバイクが出来上がりました！
画面の向こうのそこの貴方も是非いかがでしょうか！？
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