府中多摩川店 PINARELLO担当千田です。
先日、PINARELLO JAPAN 様のご厚意により、
PINARELLO 2023年の最新モデル
”F”シリーズと”X”シリーズに試乗できる貴重な機会をいただき試乗してきました。
PINARELLO JAPAN 様、貴重な試乗会を誠にありがとうございます。
PINARELLOの所有欲を満たし自転車の乗る楽しさもたらしてくれる X3
[ysid 2023000010525]
価格・簡易スペック
定価¥700,700-(税込)
メインマテリアル:Torayca T600 CARBON
メインコンポーネント:SHIMANO 105 12S Di2
ホイール:フルクラム Racing 800 DB
振動吸収性の高さから200㎞前後のライドに行きたくなる
X3の実車を見て、一番先に目がいったのは、このリヤ三角。
数年前まで、モデルラインナップにあった”K”を冠していたモデル達。
当時の”K”シリーズのシートステーに比べると、やや緩やか⁉と感じますが、
乗ってみたら直ぐにわかる乗り心地の良さ。
多摩川サイクリングロードにも設置されている
スピード抑制の通称《かまぼこ》
緑色のヤツですが、駐車場に少し大きくした車用のがあったので
試しに乗り越えてみたところ、シッティングでも全く気になりませんでした。
もちろん、乗り心地の良さは、シートステーだけではなく、
最近は、ほぼ標準となっている
MOST LINX サドル。
合わない方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が合う、このサドルに
長めのヘッドチューブでハンドルの位置が気持ち高め⁉で、
コンフォートよりの姿勢が取れる事、
”F”シリーズとは少し違うトップチューブの形状も
振動吸収性を高めていると思います。
さらには、この700×32Cのタイヤサイズ。
このタイヤ幅のおかげで、乗り心地は文句のつけようがありません。
トラクションのかかり具合から数年前の”K”を冠したモデルを思い出した!!!
”F”シリーズに比べ、少しボリュームが抑えられたボトムブラケット廻りに
やや細身のチェーンステー。
このほどよく抑えられたフレーム形状がそれほどパワーを必要としないながらも、
ペダリングロスを感じることなく進んでくれます。
意外なほど早く、速度にも乗せられるので、走るのが本当に楽しくなる。
振動吸収性向上のための、シートブリッジ形状は、
滑らかなで、後方へ緩やかに空気を流してくれるので、
巡行性能を発揮するので、速度維持にも不満はありません。
千田個人的総評
Xシリーズはこういうバイク!!!という、PINARELLO開発陣の熱を感じ、
幅広い方に自転車を本当の意味で楽しむ事を提供してくれ、
PINARELLOを所有して良かったと思えるバイク。
サイクリングはもちろん、長距離ライド、ブルべや耐久レースにも使え、
自転車に乗ることはこんなにも楽しい!!!と、改めて教えてくれる、
PINARELLO ハンドリング健在の1台。