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【カンパホイール】超軽量レーシングホイール「ハイペロンウルトラ」インプレッション

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川崎店】奥平 総帆 23年04月15日

DSC_1842カンパニョーロから久しぶりにロードバイク用軽量ホイール「ハイペロンウルトラ」のホイールが登場しました。
DISCブレーキ専用、カーボンリム、チューブレス対応、ワイドリム、新設計ハブなどなど、現行のカーボンホイールBORAからあえて往年の軽量ホイールであった「ハイペロン」と名前を変えて発表されたこのホイールを試せる機会をいただきましたので、インプレッションをお届けしていきたいと思います。

Campagnolo HYPERON ULTRA

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ホイールスペック

リム:2ウェイフィット(チューブラー)
スポーク本数:F21本、R24本
リム高:37mm
リム内幅:21mm
リム外幅:27mm
フリーボディ:N3Wライト(XDR、HG11)
重量:2ウェイフィット/1240g、チューブラー/1160g

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 軽さを実現したのはBORAUltraグレードにも採用している、H.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーと、進化したリム表面処理のC-LUXコーティング、新設計のハブと新たなカンパギア用N3Wフリーボディ。そして、フロントのスポーク本数をBORA系は24本から21本に減らすことで軽さを突き詰めた設計がなされています。

 

外観チェック

リム

リム高は37mmで、BORA ULTRA WTO 33 DBに比べてハイトが高くなっていますが、高速化するヒルクライムに対応するため、エアロにもこだわった形状となっていますが、軽量化にも妥協がありません。
リム表面は、BORAで採用された塗装がなくても美しい仕上がりの、C-LUXコーティングで仕上げられています。塗装がない分、軽量化にもつながってます。
また、H.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーを進化させて、BORA ULTRA WTOでは4箇所だったつなぎ目を1つとし、さらにレジンの配合を見直し剛性を保ちつつ軽量化しています。

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スポーク

スポークホールは、穴を空けるためドリリングでカーボン繊維を切断して強度を下げないように、リムの成型時、同時に行われます。
ニップルはリム内部に埋没しており、空力と強度、メンテナンスのしやすさを両立しています。

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ハブ

専用に設計し直されて採用された新テクノロジー「Head-2-Way」を採用。
少ない本数のスポークに掛かる剪断力の低減と、スポークテンションの最適化を行うことで、推進力や制動力が発揮されるように設計。
ハブに搭載されるベアリングは回転抵抗の低い憧れのCULTベアリングです。

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インプレッション

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インプレ車体内容

車体;DEROSA MERAK
コンポ;カンパニョーロコーラス
タイヤ:ミシュランPOWER CUP 700x25
空気圧;5.5気圧

 

第一印象

「軽い走り出し」と、「高い剛性」
乗ったスタッフほぼ全員がこの印象を持ちました。

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インプレ詳細

特に驚いたのが「高い剛性」です。
私、奥平は普段、MAVICのCOSMIC SLR40にIRCのチューブレスの25Cを使用していました。その時の空気圧は6気圧です。クリンチャータイヤと21cのリム内幅で自分の使用している状況と同じ条件にするのであれば、7気圧弱での運用にしないと柔らか過ぎるはずです。
それが、前述のように25cのクリンチャーの空気圧で5.5気圧しか入っていないのにも関わらず、タイヤの柔らかい感じや、しなり感はなく、路面の凹凸がリニアに手に伝わる感じや、ダンシングしてもしならず、ホイールの塊感を高く感じます。重たいギアで踏むより、軽いギアで回した方がよく進むことがすぐにわかりました。踏むのであれば、ペダリングスキルを求められるでしょう。
「軽い走り出し」に関しては、軽くなったリムとCULTベアリングのおかげで一漕ぎ目ですぐに感じることができます。
軽量タイヤをチューブレスで運用して、さらなる軽さとグリップ、乗り心地の変化を見てみたいと感じるホイールでした。

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どんな人に合うか

ずばり、ヒルクライムでタイムを縮めたいライダーに向けたリアルレーシングホイールです。
軽さと剛性があなたの走りをサポートしてくれるでしょう。

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こちらで買うことができます。

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