昨日は子供と公園に行き、面白自転車ゾーンで4人乗り自転車に乗ってきました。
サドルが低く膝が痛い!足が回りにくい!前傾もなく力が入らない!という中、鬼漕ぎしてコースアウトし、畑に突っ込み下の子を泣かせました。。。。
さてさて
ロードバイクはなぜ「前傾」をとるのか!?
「そういうものだから」ですか??
ロードバイクは、「速く」「長く」走るための乗り物です。
マウンテンバイクのように未舗装路のダートや山の中を想定していないオンロードに特化しているのも特徴です。
前傾をとる理由
①「空気抵抗」を減らすため!
空気抵抗の7‐80%は人、残りが機材と言われています。
速度に比例して空気抵抗が増すので、速く走るほどに重要になります。
前傾をとると前面の面積が減り、空気抵抗を受ける面積も減ります。
前傾以外にもハンドル幅・ヘルメット・ウェア・フォームなど空気抵抗にかかわるところは多くあります。
②身体の重さをペダルに伝えるため!
毎回、バイオ「5000」で始めに説明しています。
「ロードポジションで手と足の力を抜くとどうなりますか?」
【身体が前、下方に落ちていきます。これをぺダリングに利用して下さい!】
文章では伝えきれないかもしれませんが、「5000」フィッティング時には実際にぺダリングもして見せて説明しています。
前傾時の上半身の重さに対して時速が遅い(ペダルへの抗力が小さい)と
重さ>ペダルへの抗力となり、体が前・下方にずれようとします。
⇒手でずれるのを支えるので首や肩への負担が増える!!
つまり設定スピードに対して前傾をとりすぎとも言えます!!
逆に(上記写真の右側)
前傾時の上半身の重さに対して時速が速い(ペダルへの抗力が大きい)と
重さ<ペダルへの抗力となり、体が後・上方にずれようとします。
=筋力でずれるのを抑え込む必要がでます!!
腕で引き付けたりする必要が出てきます。
つまり設定スピードに対して前傾が足りないとも言えます!!
★ただし、運動強度が上がれば上半身の重さだけでは足りない上限も出てきます。
★前傾が深いほど速く走れるわけではありません。
フォームやぺダリングスキルなどを総合的に見る必要があるのです!!
そのためにバイオレーサーの「5000」コースや
「プレミアム」コースあります。
たまに「どうしたら良いですか?」的に聞かれますが、一般論だけしか答えられません。
なぜなら、見ていないから!!
皆さん少しでも理想に近づくように!
痛みや悩みから解消されるように!!
そのためにバイオレーサーをご利用頂ければと思います。
★志木店でも実施予定ですが、まだまだ準備・コーナー作成が進んでいませんので、今しばらくお待ちください。
㊟抗力と表現しましたが、反力とも悩みました。
専門ではないので広義でとらえて頂ければと思います。