スポーツバイクデモ前日の11/2に開催されたスタッフ試乗会にて、以前から気になっていたエアロロードバイクに乗ってみました!!
ORBEA ORCA AERO M30 LTD
¥ 614,900
基本スペック
メインコンポーネントはSHIMANO 12速 新型105を搭載。
フレームは上位モデルと同じOMXカーボンを使用しているにも関わらず、60万円台という非常にコストパフォーマンスの高い1台です。
専用のドリンクボトルとツールケースが付属しているのが特徴的で、気流を整えて空気抵抗を減らす役割があります。
(※UCIなどの規定があるレースではツールケースは使用できません。)
ハンドル・ステムはケーブルフル内装の専用品が標準で付属。
もちろんこちらも上位モデルと同じカーボンハンドルとなっております。
ORBEAはスペインにある自社工場で組み立てされている為、ハンドルサイズやステムサイズをご自身の好みで変更することができます。
最近主流の各メーカー専用品のハンドルやステムは、見た目がスッキリとして空力や剛性面で最適化されている反面、あとから交換しようと思うと価格が高かったり納期が長かったりというデメリットもあります。
注文の段階でそのあたりの指定しておくことで、最初から自分にあったポジションのバイクに乗れるというのがORBEAのバイクを選ぶひとつのメリットと言えます。
またフレームカラーについても、比較的お手頃な価格からカスタムオーダーができる「MyO」というサービスが用意されている点にも注目です。
他社でしたらフレームで100万円近いハイエンドモデルだけがカスタムカラー対象というのはよくありますが、ORBEAはもっともお安いモデルで50万円台の完成車からカスタムカラーが可能です。
よりお手頃な価格で世界に1台だけのバイクが手に入るというのは非常に魅力的です。
インプレッション
このインパクトのある見た目に反して漕ぎ出しは非常に軽快で、いい意味でクセが無い乗り心地。
短い試乗コースではポテンシャルを最大限引き出すことはできなかったのですが、速度が上がっていったときもまるで空気抵抗が無いようにどんどん伸びていったのが印象的でした。
きっと河川敷や海沿いなど風が強くて一定ペースで走るシチュエーションだともっと気持ちよく走れそうです。
横風が強い場面では煽られないか少し心配なので、スタートする前に天気予報は確認しておく必要がありそうです。
念のため普通のツールケースやサドルバッグも用意しておくといいでしょう。
ハンドリングは安定感もあり、コーナーを少し攻めてみてもスムーズに思った通りのラインを走ってくれます。
登り性能はほぼ試すことが出来なかったですが、ダウンチューブからBBあたりにかけての剛性が高いので、踏めばグイグイと登ってくれそうな乗り心地でした。
振動吸収性について優れているとは言えませんが、30cまでのタイヤに対応していますので、太めのタイヤに交換したりチューブレス化してあげればロングライドでも充分使えるレベルだと思います。
その他ラインナップ
ORCA AERO M30i
¥699,900
こちらは105 Di2搭載のモデルになります。
さらになんとこちらはカスタムカラー専用のデザイン。
他のブランドだったら限定モデルとかにしかないような個性的なデザインとなっておりますが、ORBEAならカスタムオーダーが可能です。
フレーム上部、フレーム下部、シートポストの配色、ダウンチューブのロゴも有り無しが選べるなど非常に魅力的なバイクとなっております。
ご注文はワイズロード京都店へ。
現在当店ではORBEA ORCAなど在庫車も展示中です。
ORCA AEROはメーカー発注となりますが、せっかくなのでカラーオーダーやハンドル・ステムなどオーダーしてみてはいかがでしょうか。
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