こんにちは。久末です。
今回は新型105を搭載した完成車をご紹介致します!
GIOS
LEGGERO R7100
価格
¥470,800(税込) → ¥423,270(税込)お茶の水限定価格
サイズ
500(165cm前後の方向け)
520(170cm前後の方向け)
フレームについて
フレーム重量がかなり軽い!
ディスクブレーキ・エアロ形状のフレームでありながら、フレーム単体で940gとかなり軽く仕上がっています(メーカー公称値)
金属パーツを出来るだけ減らしたモノコック製法を採用することで、この重量を実現。老舗ならではの技術力ですね!
美しいフレーム形状&塗装
LEGGEROのフレームは、GIOSの中でも比較的弓なり形状になっています。このような形状にすることで、乗り心地がよくなりますし、何より見た目が美しくなります!また、GIOSブルーと呼ばれる独特な青色を流行りのグラデーションで仕上げたデザインは、非常にかっこいいです!
ワイヤーは内装され、トレンドを押さえた仕様
空力を向上させるため、ステム・ヘッド周りは専用設計に。ワイヤー類が露出しないことで、見栄えもよくなり、ハンドル周りがすっきりします。ハンドルは汎用品を使えるためポジションの自由度は比較的高いでしょう。
新型105について
DURA-ACE、ULTEGRAに続き12化を果たした新型105。12速を達成しながらもコストを抑えることに成功しより多くのユーザーに電動変速を実感頂けるようになりました。ボタンをクリックするだけで変速が完了するDi2は、競技志向の方のみならず、私のようなロングライドしかしない人にもお勧めできます。どこが上位モデルと違うのかなどに注目しながら見ていきましょう。
クランク
上位グレードと同様に前モデルよりもごつくなったクランク。艶ありブラックで塗装されているためチープさを感じさせない高級感のある仕上がりです!丁数は50-34とコンパクトなものを採用しておりますので平坦だけでなく坂道にも対応しています!
新しくなった105は前作と同様に中空構造ではなく、裏側を削ることによって軽量化をしています。
FD
FDは12速上位モデルよりかは前11速Di2と似ており、やや大き目なサイズ感。
ただ、変速スピードは向上しているそうです。(メカニック談)
Di2の中では最も廉価なグレードにはなりますが、それを感じさせないDi2らしい高速かつ正確な変速は上位モデル譲りです。
RD
これまで通りシャドーデザインを採用し、外への張り出しを少なくした形状。従来のジャンクションの機能をRDが持ち、ワイヤレスでSTIと接続する点は共通です。
インナーとスプロケットのギア比が1以上となる非常に軽い組み合わせができるよう設計された新型105。様々な脚力の人、様々な道など多様化するロードサイクリングに対応できるよう懐の広い構成となっています。これまでラインナップされていた14-28のジュニアギアや、11-25,11-28などのスプロケットはなしです。また、アルテグラ以上にある11-30のギアも105グレードでは有りません。シマノ11速フリーボディで使用可能です。
STI
STIも基本的には上位モデルの形状を踏襲。機械変速油圧STIよりも小振りな形状になるため、とても握りやすいです。
STIの頭を握るエアロポジションがしやすいのもgood!変速時に押し間違えが無いよう段差が付いているので、確実な変速操作ができます。一方でブラケットトップのボタンが省略されていたり、スプリンタースイッチなどの仕様が出来なかったりするので、それらの機能を使いたくてDi2をご検討されている方は要注意です。
ブレーキ
パッドクリアランスが前モデルよりも約10%拡大しローターと擦りにくくなったことに加えて、コントロール性能が向上しています。
デザインも〇。ブリーディングがしやすくなっているのでメンテナンス性も向上しました。
ロード用コンポ最高峰の性能を持つDURA-ACE、ULTEGRAの設計を受け継ぎながらも約21万円という価格に収めたシマノの意欲作ということで、非常に高いコストパフォーマンスを持ったコンポーネントとなっております。
当店スタッフの多くが電動コンポを使用しており良いフェードバックをもらっています。
GIOSのハイエンドモデルながら高いコストパフォーマンスを持つLEGGEROと組み合わさり、お得さがとんでもないことになっています・・・値上げ続く自転車界隈において、今後この価格でこのスペックのバイクを手に入れることは難しくなりそうです。気になられた方はお早めにご相談ください!