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【お客様の一台】BIANCHIのクロスバイクを大幅カスタム!C・SPORTのブレーキ&コンポーネントを乗せ換えしました!【カスタム】
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- 【横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 23年04月27日
横浜店松野です。
なかなか珍しいクロスバイクのカスタムをご依頼いただいたのでご紹介します!
BIANCHI C・SPORT 2
完成車価格:¥98,780(税込)
カスタム費用:¥150,000ほど
BIANCHIの定番クロスバイク、C・SPORTのディスクブレーキモデルですね!街乗りや普段使いを想定したモデルですので、比較的お求めやすいパーツ構成なクロスバイクです。
最初は完成車そのままの状態でお買い上げいただいたのですが「やっぱりカスタムしたい!」という事で、大胆にコンポーネント乗せ換えをご依頼いただきました!!!
ドライブトレイン
耐久性重視の3×8ドライブトレインから、大幅に軽量化が可能な1×11へ交換!
MTB用ではローギアが大きすぎてしまうので、今回はグラベル用のGRX RX810シリーズを選択しました。
わずらわしいチェーントラブルと無縁のナローワイドなチェーンリング。フロントシングルになったのでクロスバイクとは到底思えないスッキリ感!
スプロケットは11-42Tでチェーンリングは40Tなのでギア比は3.63~0.95までをカバーします。完成車の状態では一番軽いギアで0.75なのですが、街乗りではほとんど使いませんよね。不要な部分を切り捨てて軽さと信頼性をアップできました!
ケーブルが一本減っただけですがハンドル周りもかなりすっきりとしてとてもいい感じですね!
ブレーキ
元はブレーキ/シフトレバーが一体型だったため、ドライブトレインを交換するのであれば必然的にブレーキも交換になります。
今回は街乗りでも扱いやすいリニアなフィーリングで在庫が安定しているMAGURAへ交換!2ポッドキャリパーとコスパ◎なマスターを採用したMT4です。
指先だけの軽い操作でスピードをコントロールできるMAGURAの秘訣はモノブロックキャリパーです。つなぎ目が無いので剛性が高く制動力も◎
見た目もかっこいいですね!
グリップはエルゴノミックな形状で握りやすいERGONに交換。
シートポスト
サドルを後ろに引きつつ、軽量化の為にシートポストはTNI LW168へ交換。オフセットが25mmなので、完成車付属のポストよりも更にサドル後退を大きく取れます。
最後はRWS!
ディスクブレーキはキャリパーがハブの後ろに付いている為、ブレーキをかけるとハブを下向きに押すような反力がかかります。
C・SPORTはフォークのエンド(爪)が下向きに開いている為、ブレーキの反力に対しては摩擦力(+体重)に頼ることになります。もちろん完成車の状態では問題ないのですが今回はブレーキの制動力が大きくなるので当然ブレーキの反力も大きくなります。
そうなると純正のクイックではホイールが脱落…とまでは行きませんが強くブレーキをかけるとわずかに固定がずれてしまう可能性が出てきます。
なので、松野のオススメでDT SWISSのRWSへ交換させていただきました!摩擦力によるロスが小さく強い締め付けが可能な構造なうえ、フレームに当たる部分が鉄製になっているため純正のクイックレバーよりも高い固定力を発揮します!!
締め付けが強くなるので固定した際にハブを左右から圧縮する力が強くなります。ボールが大きいベアリングなので問題ないとは思いますがベアリングの玉当たりも再調整しました。
一見ごく普通のクロスバイクなのですが、なかなかレアなカスタムをした一台が完成しました!
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