【RIDLEY】最新モデルのKANZO Aが入荷しました。

: 【RIDLEY】最新モデルのKANZO Aが入荷しました。

653: 【船橋店】 23年04月26日

こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。
今回はRIDLEYの最新モデルのKANZO A が入荷しましたのでご紹介します。

RIDLEYについて

(画像はミズタニ自転車様より引用。)

RIDLEYは1997年に設立されたベルギーのブランドで創業者はヨーキムアーツです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんがデザイン性と性能、コストパフォーマンスのバランスが取れているブランドです。
プロのレースでも採用されているエアロモデルの「NOAH FAST」を筆頭に様々なラインナップが展開されています。

ちなみに国内限定70本の販売となる「HERITAGE EDITION」の「FENIX SLiC」が船橋店に一本のみ入荷予定です。
ご予約はお早めに！詳しくはこちら

KANZOシリーズについて

「KANZO(カンゾー)」の名前の由来

モデル名の由来はヨーロッパ中世まで遡ります。
その頃トルバドールという人々が世界中を旅しながら得た体験を詩や歌にして民衆に広めました。
その中でも「カンソー」という語り口は騎士道や宮廷恋愛を題材にしていてとても人気がありました。
「カンソー」は詩のジャンルで現代の音楽で例えるとヒップホップ、EDM、K-POPのような感じです。
RIDLEYもトルバドールの「カンソー」に共感し自転車で様々な冒険をしてほしいという願いから「KANZO」というモデル名になりました。

(画像はミズタニ自転車様より引用。)

グラベルロードの元祖

RIDLEYはグラベルロードというジャンルが確立していなかった数年前からオールロードという名前でKANZOシリーズを既にリリースしていたのです。
元祖グラベルロードであるKANZOシリーズは選んでおけば間違いないモデルです。
用途にあわせたラインナップ
KANZOシリーズはニーズにあわせた4種類のラインナップがありその中でもKANZO Aはオンロードでもオフロードでも快適走れるエントリーグラベルロードの位置付けになります。

KANZO Aについて

6061-T6

6061のアルミニウムは自転車では定番の素材です。
身近なものだと自転車以外に船舶や自動車にも使われています。
6061のアルミニウムは不純物が少なく耐食性(さびにくさ)に優れています。
ですが欠点もあり素材自体の強度は高くないのです。
ここでT6というのがポイントになります。
T6はあまり聞かない単語ですが要約すると硬化熱処理のことです。
素材に硬化熱処理を加えることで強度が高くなり自転車でも安全に使用することが出来ます。
エントリーグレードでも素材の細部にこだわるところにRIDLEYのモノづくりの本気さが伝わります。

トリプルバテッド

パイプの内側の厚みが部分的に変わっており負荷がかかるところは厚く、快適性に関わるところは薄くすることでパイプのしなりと軽さ、剛性のバランスが良くなります。
トリプルバテッドはパイプの内側に3段階の厚みがあることを意味します。

ロードバイクとここが違う

フレームとフォークのタイヤクリアランスがワイドになっており700cのホイールで最大40mmのタイヤが取り付け可能です。
フロントフォークやダウンチューブ裏、シートステーにダボ穴がありキャリアやフェンダーも取り付け可能です。
またアップライトな姿勢で乗れるようにジオメトリーも工夫されています。

パーツスペック

ギアまわり

メインコンポーネントはSHIMANOのTIAGRAです。
2×10速となっておりギア構成はフロント50-34t +リア11-34tです。
1番軽いギアでギア比1.0なので脚力に自信がない方でも安心して激坂に挑めます。
クランクはTIAGRAの供給が間に合わずFSAになっていますが今のご時世ですのでここは仕方ないところです。