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インプレッション
少しの時間ですが試乗しました。
第一印象は「漕ぎだしからずっと軽快」
試乗した瞬間から、漕ぎだし～加速中ずっと軽快にバイクが前に進みます。
重心が高い感じがして、登りでもシッティングの方が軽快に進むようなバイクだと思いました。
ダンシングなどでもケイデンスを下げずに回してあげた方が進みます。
ガンガン振り回しても進んでくれません。
ある程度のケイデンスを保ちながら「回して」あげると進むバイクです。
「ハンドリングは癖がある」
直進安定性は高いのですが、車体を倒していくとある時点からハンドルが急に切れていく感じです。
曲がり始めはまったりしているのですが、ある時点からグワッと切れていきます。
癖が強いので、慣れが必要かと思います。
これもイタリアンバイクの楽しみ方ですね。
そのバイクの癖を知って身に付けて、操っていく♪
デローザらしさ詰まった「レーシングバイク」だと思いました。
ジオメトリー
試乗が終わって、乗ったフィーリングとジオメトリ表を比べてみました。
ＢＢドロップが高めです。
72ｍｍとか70ｍｍくらいが多い中、69ｍｍのようです。
これが重心の高い感じと漕ぎの軽さ（軽快さ）を出していると思います。
（ビアンキやメリダなど65ｍｍとかかなり高めのモデルもありますが、そこまで重心の高さを感じないものもあるので、そこもロードの深さ・面白さですね）
リアセンターが長めです。
最近は408-9が多いのですが412ｍｍあります。
これが直進安定性に繋がっていると思います。
乗った感じとジオメトリからの狙いが一致している素直なバイクだなと感じました。
ジオメトリで現れない乗り心地や剛性感
剛性感の高いバイクだと思います。
しっかりと踏力を前に進めますが、綺麗に入力しないと前に進んでくれません。
入力方向がずれても許容してくれません。
ホイール＆タイヤ（クリンチャー７気圧で走行）の影響もあり、路面追従や振動吸収などが高いとは感じませんでした。
この辺も（このホイールを選ぶ時点でレーシングですが）含めて「レーシングバイク」だと感じたところです。
なんてことは自分の印象なので、お客様自身が乗って感じて下さい♪
試乗についてこちらのブログを確認下さい。
