.

マウンテンバイクの選び方

757
府中多摩川店】田部 隆士 23年04月25日

 1

マウンテンバイクの選び方


 

マウンテンバイクには多くの種類があります。

ライダーのスタイル、優先事項、対象のトレイルはバラバラです。様々なテクノロジーが使われていますが、ひるむ必要はありません。マウンテンバイクは次のような範囲で考えましょう。

難易度が低めのコース(とは言っても近年のワールドクラスの大会だと岩のセクションとか普通にあります)、登りの速さ、ペダリング効率の高さに合わせて作られたクロスカントリーバイクを片方に、下りをかっ飛ばし、大胆に走れるように走破性を高めたダウンヒルバイクがその対極にあります。このどこに当てはまるのかを考えます。

ダウンヒルバイクをお探しの方はすでに車体は絞れていると思います。リフト搬送するコースに特化して設計されたバイクです。トレイルバイクはダウンヒルバイクに近いながらも同じではなく、現在人気のカテゴリーです。なので今回はトレイルとクロスカントリーに焦点を当てて行きます。

クロスカントリー

1

Supercaliber 9.7

クロスカントリーバイクはトレイルバイクよりサスペンションのトラベル量が短めです。トラベル量が短いと効率が高まり、効率が高いとより速く走れます。

1

乗車姿勢はよりアグレッシブな前傾姿勢です。したがって、パワーの伝達性能に優れ、やはり速さにつながります。また、軽さも重視されています。その代わりにバイクのやや前方に座り、登りを速く走りたい方が多いと思います。あるいは、トレイルバイクほどのトラベル量や下りでの安心感が不要なスムーズでフローなトレイルを走るのが好みの方には合っています。

トレイル

1

Fuel EX 8 Gen 6

トレイルライダーは登りの速さより下りの走破性を重視する場合がほとんどです。トレイルバイクは楽しさ、走破性、安心感がバランス良く織り交ぜており、漕いで登ることを想定して、効率性はある程度保たれています。

1

クロスカントリーバイクよりトラベル量が多いため、大きな障害物、デコボコ、ジャンプなどに挑めます。トレイルから衝撃をより多く吸収できるため、ライダーをより助けてくれるバイクと言えます。

1

クロスカントリーと比べ、そのジオメトリーは非常にゆったりとしています。(つまり寝かせ気味)重心は後方に位置し、下りをより安心して走れます。より難易度の高いトレイルを走りたいライダーに限らず、トレイルバイクは初心者のかたにも最適です。長めのホイールベースが安定性を生み、長めのトラベル量がちょっとしたミスをカバーしてくれるからです。短所は走破性の高さゆえ、クロスカントリーバイクのような登りの効率性は望めません。

 最後に

いかがでしたでしょうか?マウンテンバイクのジャンルを絞り込む際は普段走るトレイルの種類、走ってみたいトレイルそしてその走り方や優先事項を何個か探してみてそこから導き出してください。

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る