みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。
初めてのトライアスロン完走を目指してトライアスロンに挑戦する様子をご紹介していく企画。
日々の練習からおすすめアイテムなど、ゆるく、幅広く紹介していこうと思います。
今回は第10回、トライアスロンバイクのカスタムが(とりあえず)完成しました!
以前からご紹介している、MADONEのトライアスロンカスタムが完成しました。
というより、予算が底をついたので今年は完成とします!
(詳しいカスタム内容は↑の過去記事でご確認ください)
まずは以前ご紹介したアイテムなどを簡単にご紹介
フレーム・コンポ
フレームは2014 TREK MADONE 7
現行MADONEと同じく、軽さと空力どちらも高い車体なので、エモンダのようにヒルクライムも、スピードコンセプトのようにTTもこなせる真のオールラウンドレーシングバイクです。
このマドンのおかげでロードもヒルクラも表彰台に乗る事ができたので、トライアスロンでもガンガン攻めていきたいです。
コンポーネントは11sアルテグラメイン。
元々使っていた50-34Tのチェーンリングから高速巡行用に52-36Tに交換しています。
サドルまわり
サドルはボントレガー アイオロス。ロード用のサドルですが、もともと快適性が高いサドルなので、TTポジションでも短距離なら痛みはありません。前傾が深い分、前下がりに取り付けています。
トライアスロンではメカトラブルも自分で対処しなくてはなりません。
特に自分が使っているのはチューブラータイヤなので、予備タイヤが必要。
サドルにトピークのマウント「トライバックアップ PRO V」を取り付け。
このマウントにはボトルケージを増設することができますが、今回はボトルは足りているので増設無し。
マウントに「トライバックアップ タイヤバッグ」を取り付け、予備タイヤや工具を収納しています。
このマウントは拡張性が高く、ゼッケンプレートや空気入れも取り付け可能。
リアライトはサドルのマウントに直接ついています。
詳しくは冒頭のバックナンバーからご覧ください!
ハンドルまわり
ドロップハンドルからブルホーンハンドル&DHバーに交換してTT化しています。
ベースバーを握った時にしっかり落差が出るようにステムは水平。
DHバーは流行のハイハンズポジション。
そして今回新しく、DHバー用のハイドレーションボトルを導入しました!
メーカー在庫欠品中のため、新宿店にて購入。
なんと本体に取り付け用の工具が内蔵されている!
角度調節のために取り付けパーツを上下ひっくり返します。
取付完了!
ハイドレーションチューブは前後どちらかに取り付け可能。
給水口が大きいのでライド中でも他のボトルから補充が容易!
この給水口、他の製品は補充しやすさ優先で密閉が緩い物もありますが、この製品はしっかりと蓋がついています。
トライアスロンのバイクパートでは補給が重要です。
暑い時期の競技にもかかわらず、スイム中はもちろん補給できませんし、ランで補給しても吸収される頃にはレースが終わっているのでバイクパートでしかまともに補給できません。
しかしDHポジションでドリンクを飲むのって予想以上に面倒。
DHバーからベースバーに持ち替えてボトルを飲んでまた戻る。体力も空気抵抗もロスが大きい、、
このボトルならライド中、DHポジションを崩すことなくドリンクを飲むことができます!!
これは非常に便利!!
メリットは、、
・エアロポジションを崩すことなくこまめな水分補給が可能
・携行できるドリンクが増える
・補充も簡単
意外なデメリットは、、、
・多少頑張って吸う必要がある
・ドリンク残量がわからない
・ハンドル回りがドリンクで汚れる
メリットと比べるとデメリットは些細な事なので、めちゃくちゃオススメのパーツですが、1つだけ大きな問題があります!
サイコンをつける場所がない!!
画像ではマウントを3つつけています。
先端の物はDHバーでは一般的なレックマウント。
ライトも一緒につくのが良いところですが、ハイハンズポジションにしたら画面の角度が変になってしまいました。
ハイハンズポジションでは画面と顔が近すぎて見にくく、さらにボトルとの位置取りも悪いので外す予定。
一番手前の物はレックマウントのトップキャップ型のGPマウントにボントレガーのガーミンマウントを取り付けています。
取付としては無理がなく、干渉もしませんが、位置が手前すぎて見にくいです。
真ん中のマウント(上の写真でガーミンがついている部分)はボトルのふたの部分にSP CONNECTのシールタイプのマウントを後付け。
さらにSPC+→ガーミン変換アダプタ―を使ってサイコンを取り付けています。
これも注意が必要で、蓋の固定がそこまで硬くないです。そのままではサイコンが吹っ飛んでしまいまうので、テープで蓋を固定します。
試行錯誤の結果、こんな感じできれいに収まりました!
これが完成形です!!
取り付けマウントの角度を調整してできるだけ水平に近づけ、延長アダプターを使い位置を低く。
レックマウントを外した分前へ。ボトルとサイコンの位置が自然で使いやすくなりました。
そうするとライトの取付方法を考える必要があります。
便利なアイテムがあるのでワイズロードオンラインで在庫を調べて、池袋チャーリー店に買いに来ました!
余談ですがチャーリー店、たぶんワイズロードの中でもかなり古い店舗。
入り口はわかりにくいですがコンビニの隣のドア。
ビルは築50年以上でいい味が出ています。
店内はパーツの在庫が豊富でラインナップも面白いし、掘り出し物もありそうな雰囲気!
お目当てのマウントをGET!
CAT-EYE ライトマウント センターブラケット
ステムの中心にライトを固定できるマウントです!
取り付けるとこんな感じ!
ボトルとも絶妙に干渉せずいい感じです!
ライトマウントのことならマウントマニアの関にお任せください!
ポジション
ずっと試行錯誤していたポジションですが、ようやく決まりました。
トライアスロン(DHポジション)ではロード以上にポジションが重要だと改めて実感しました。
一番最初はハンドル落差をつけたポジションで、DHバーは水平に近いトラディショナルスタイルでした。
次に試したのが快適性を高めるためにDHバーを15°上向きにした今風のポジション。
安定感や乗りやすさのバランスは一番でした。
前回はステムを上向きに大きく落差を減らし、快適で空気抵抗の少ない最先端のハイハンズポジションにセッティング。
バーの角度は30°
DHポジションはしっくりきましたが、ベースバーが高すぎてリラックスポジションになってしまいました。
今回、再びステムを水平に戻しベースバーポジションでの落差を確保。
DHバーをスペーサーで量増しし、DHポジションも前回と同じになるようにセッティング。
←前回 今回→
ベースバー時にしっかり落差が出るようになりました。
これでベースバーもDHバーも理想的な高さになりました!
ゆくゆくはステムを下向きにしてスペーサーをもっと高くすれば、よりTTバイク風になりますが、重量増とハンドリング悪化は免れないので今回は見送り。
こんな具合で、トライアスロンのために補給とエアロ効果に特化したロードバイクのTTバイクカスタムが完成しました!
いつもしているヒルクライムカスタムは重量の引き算なのでバイクはシンプルになりがちですが、TTカスタムはゴテゴテパーツをたくさん付けれて楽しいですね!
実際に平坦巡航速度もどんどん速くなっています。
来年以降予算があれば、ハイハンズに特化したDHバーやトライアスロン専用サドルが欲しいところです。
(ホントはディスクホイールが欲しいですが、、、)
この装備で8/25のうつくしまトライアスロン in あいづに挑戦します。
ぜひ応援いただければと思います。
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当店でのメンテナンスは予約制です。お電話・店頭でご相談の上ご予約ください。
現在、おかげさまで多くのご依頼を頂いておりますため納期がかかる場合がございます。
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大変ご迷惑をおかけいたしますが、作業の可否、価格、納期等お気軽にご相談くださいませ!
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