多くのバイクメーカーが日本人にとっては大きなサイズ(多くはLサイズ)を基準にバイクを設計しています。
それゆえに小柄な日本人サイズではバランスが破綻していることが多々あります。
日本人サイズを基準に設計しているBRIDGESTONEは小さなサイズでもバランスが破綻せず、美しさを保ったままというのが素晴らしいところ。
ポジションの自由度を犠牲にしないパーツ選定。
最小サイズでも均整のとれたシルエット。
空力や軽さ、そしてスペックには表せない走り心地。
すべてを高次元で実現したバイクです。
今やエアロロード以外にも採用されるカムテール形状。ホリゾンタルに近いトップチューブ。ケーブル内装。エアロロードとしては普遍的な設計ですが、その着飾らない真面目なかっこよさがRP9にはあります。
今回入荷したのはRP9をベースに東レT800/T700を使用して価格を抑えつつも、剛性バランスはRP9譲りというハイコストパフォーマンスエアロロード。
RP8
ご紹介します!
RP8 105 Di2
サイズ:510(170~185cm)
カラー:RACING WHITE
価格:¥550,000(税込)
純白のフレームに大きくBRIDGESTONEのロゴとやや控えめにANCHORのロゴ。
モデル名の「RP8」は9と同様にチェーンステイ後方にアウトラインで描かれています。
同じ型の為フレームだけを見ると、カラーバリエーションを覚えていない限り8なのか9なのかパッとは分からないですね。
ディープリムホイールとエアロハンドルを組み付けたら、完成車でもシルエットで判別ができなくなりそうです。
105Di2×ケーブル内装
コンポーネントはSHIMANOのR7170。
無線電動コンポと油圧ディスクブレーキはケーブルの屈曲の影響をほぼ受けないため、内装フレームとの相性は抜群です。
ステム下をブレーキホースが這うセミ内装。コラムスペーサーやトップカバーはケーブルを通すための穴が開けられており、正面から見ても美しいシルエットになります。
RP9は電動コンポ専用となっていますが、RP8では機械式にも対応。
トップカバーは機械式用とDi2用の2つが用意されています。
ハンドルのポジションも居のままに
専用設計になるほどポジションの変更は難しくなるもの。
しかしRP8にはトップキャップも2種類用意されています。
一般的なコラムスペーサーに対応した丸型と専用ステムに対応した形状の2つです。
そのためハンドルを下げてみようと思えば上にスペーサーを積んで使用することができます。
「このポジションで良い」と思った段階で余ったコラムをカットし、専用のトップキャップを使用すればステムと面一にすることもできます。
MAVIC AKSIUM搭載
ホイールはMAVICのアクシウム。
ハブはインスタントドライブ360やQRMオートベアリングプリロードが採用されており、「軽量」とはいえないですが非常に信頼性の高いパフォーマンスを発揮してくれます。
逆に言うとこのバイクはホイールを付け替えるだけでも相当化けます。
価格を押さえつつもトップモデルの設計を脈々を引き継ぐRP8。
型が同じだけあり、空気の抜けは一級品。剛性バランスもRP9同様。剛性比も90%を実現したレーシングバイク。
いかがでしょうか?
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