池袋チャーリー店、本日の作業は
『STIレバーの不調チェック』
ある日、突然、変速出来ないッ!?
…という変速レバーの不調でお悩みのお客様よりチェックを承りました。
現物を見させていただいたところロー側(レバー全体)へ押し込む事が出来ても、トップ側(内側レバー)を押し込むことが出来ない症状。
…う~む、コレはあれですな。
変速不調としては”あるある”の部類に入る
『ワイヤーのタイコ切れ』
千切れてしまったタイコ(ワイヤー先端の引っかかり部分)がレバー内部の巻取り機構奥に居残ってしまい、巻取り機構の戻りを阻害しているのが原因。
原因が分かれば、タイコを救出するのみ!!
現行上位グレードのSTIレバーはグリップカバーをめくり蓋を外せば巻取り機構まで素早く到達できる構造となっておりますが、
こちらのレバーはいくつかのカバーを外さないと巻取り機構が露出しない構造。
小さなネジ等を失くさないよう、爪部分を壊さぬよう慎重に展開していきます。
巻取り機構を徐々にズラしながらタイコの救出成功‼
後は順番通りカバーをもとに戻し、新しいワイヤーを組み付け作業完了です♪
基本STIレバーの分解は個々人に推奨するものではありませんが(小さいネジパーツの紛失や組み立てできないという事もありますからね)ショップにお任せした方がよろしいかと思います。
元通り快調なシフト操作に戻ってよかったですね♪
この度は作業ご依頼頂きありがようございました!!