梅雨時期は自転車乗りにとっては試練の季節。
まぁ濡れるのは…しょうがないッ!!
(雨ですからね)
水が跳ねるのも…しょうがない!!
(路面が濡れてますからね)
ただこのパーツのこの症状…、
何とかならんのかね!?
ハンドルグリップ
クルクル現象!!
ハンドルとグリップの間に水が浸入し、グリップ本来の固定力がなくなるいわばグリップ版ハイドロプレーニング現象(…でいいのかな?敢えて名を「グリップクルクル現象」とします)。
こんなんじゃハンドル操作に集中できないッ!!
天候関係なく通勤・通学でクロスバイクなどをお使いの中には、雨天時・その後数日間ヒヤッとする思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでオススメなのがこちらの『ロックオン』タイプ。
グリップの端にボルト締めリングが加わる事で水が侵入しても強力にグリップを固定。その他のメリットとしてはグリップ自体の抜き差しも容易になり交換作業も楽々♪(スタンダードなゴムタイプは通常時だと差し込むのも引き抜くのも結構大変!!)
…と、ここでお客様からよくあるご質問。
グリップのサイズはどれでも合うの?
グリップの大まかな種類としてはスタンダードな『ゴムグリップ』の他、先ほど触れた『ロックオングリップ』の2種。
内径自体はどれもハンドル径に合わせた22.2φの内径ではありますが、
…どちらかというと「内径」よりも
『横幅』の方が重要だったりして!?
全てのグリップにおいて共通ではありますが特に「ロックオングリップ」の場合、クリップ部で固定するためハンドル端からレバーまでのグリップ内部が収まる土台となるハンドル部の長さが重要。
レバーを内側に動かせば…という方法もございますが、ハンドルも22.2φ径部の長さは形状によっても確保できる量がまちまち。(ケーブルラインも変わりますからね)
グリップを差し込んでリング部で固定したとしても土台となるハンドル量が足りない場合、空洞部に荷重がかかった時に大変危険!!
ギリギリ足りるかも!?…とまだ安心はできません。
また、ロックオングリップには「シングルロック」と「ダブルロック」の片止めか両止めの2タイプがありますのでコチラも土台となるハンドル量が重要となります。
このグリップが収まるハンドル部の確保は、ハンドル端に追加するパーツ「バーエンドバー」においても重要項目。ハンドルを土台として固定するのでバーエンド分の幅確保が必要。
…とここでさらにグリップの種類に言及。
バーエンドを装着するためにグリップはさらにハンドル内側へ移動させなければなりません。グリップには「クローズド」と「オープン」という種類があり、要はグリップ端が開いているかどうか。
左は「クローズド」・右は「オープン」
スタンダードなゴムグリップであれば切って貫通させることもできますし、殆どのロックオンタイプであれば「オープン」タイプ(※クローズドの場合もあります)なのでバーエンドの幅スライドさせていただければ取付可能かと思います。(ただし開けっ放しは転倒時に大変危険!!必ず付属のキャップで開口部に蓋をしましょう)
グリップの中にはバーエンドにロックオン構造が組み込まれたものもございますので併用したい方はこちらのタイプがオススメですね♪
(ロックオン自体リング分だけ長い場合があるので個々での組み合わせは苦手かもしれません)
という訳で内径も大事ではありますが、
グリップ選びにはどちらかというと、
『横幅』と『種類』が重要!!
…という事が分かっていただけましたでしょうか?
(ご紹介の種類はメインとなる1部、他にもございます)
雨天時に「グリップがクルクル回ってイライラ!!」という方は是非ロックオンタイプを、長く使用していて「ゴム部分がべたつく」という方にもグリップ交換いかがでしょう?
ご紹介の他にグリップ取り揃えておりますので、交換の際は「横幅」をお確かめになって池袋チャーリー店まで♪