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国内メーカーCEEPOが世界へ打ち出すハイエンドバイク”VIPER-R”。

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お茶の水店】 23年05月06日

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こんにちは、お茶の水店の木村です。

みなさまは「日本のバイクブランド」と言えば何が思い浮かぶでしょうか。多くの方はBRIDGESTONEさんやKHODAABLOOMさんを思い浮かべるのではないでしょうか。今回はジャパニーズブランドの中で、主にトライアスロン界隈において高い知名度と支持を受けているブランドから発表された新型バイクについてご紹介させて頂きます。

今回ご紹介させて頂くバイクはコチラ。

CEEPO
VIPER-R

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ご存じない方も多いかと思いますので、コチラのバイクがいかに傑作バイクかという事を、他社の競合モデルとも比較しながらご紹介したします。今回のブログで比較していくのは、トライアスロンの会場で見かけることの多いCERVELO、S社、C社のトライアスロンバイクです。

 

全ての面で秀でた性能を持つ超優等生

VIPERはCEEPOのラインアップの中でも万能バイクとして位置づけられています。軽さ・安定性・整備性・快適性の面に注目していきましょう。

山がちな日本で確実にアドバンテージになる軽さ

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競合であるCERVELO、S社、C社の製品と比べて、VIPERは圧倒的軽さを誇ります。他社製品ですと、組み立てた際に大体重量が8~9kg台になるのですが、VIPERでは7~8kg台で組むことが可能です。当店の試乗車はULTにZIPP 404 FIRECRESTの仕様で7.9kgです。DURA組にしたり、すこしリムハイトが低いものを採用したりすることで更に軽く仕上げることが出来ます。

山がちな日本で行われるトライアスロンでは平坦オンリーのコースは少なく、意外と登らされるコースばかりなので、「軽さ」というのは間違いなくあなたの助けになってくれるでしょう。今年は久しぶりに宮古島のロングが開催される予定のため、その対策としてこのバイクは間違いなくドンピシャです!

競合モデルより高い安定性

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VIPERに乗ってまず感じることは、DHバーに不慣れであっても怖く感じないほどの直進安定性です。それもそのはず、自転車の安定性に大きくかかわるフロントセンターという数値が他社よりも長くなっています。フレームの設計(ジオメトリ)について語るとそれだけでブログが何本も必要になってしまうので、詳細はここでは避けますが、BBの中心~前輪ハブ中心までの水平距離を表すフロントセンターが長ければ長い程ハンドルが安定し、短いと機敏なバイクになります。特に、DHポジションを取り、強い前傾姿勢を取ることが多いトライアスロンバイクにおいては、重心位置の関係から同じく安定性を表すホイールベースよりもフロントセンターが安定性に大きくかかわってきます。例えば、クロスバイクはホイールベースは長いのですが、重心位置の関係からDHバーを付けて走行すると、トライアスロンバイクよりも安定性が劣ります。

スクリーンショット (14)

上記画像のGの値がそれです。実際に他社の数値と比較してみましょう。数値はそれぞれ最小サイズとします。

CEEPO VIPER-R:596
CERVELO PX :582
S社 トライアスロンバイク:578
単位は全てmm

C社に関してはジオメトリ表にフロントセンターがなかったので、前後輪の中心の水平距離であるホイールベースを用いて比較します。どちらも最小サイズとします。

CEEPO VIPER-R:985
C社 トライアスロンバイク:960
単位はすべてmm

このように、他社モデルよりも安定性に優れていることが数値から分かります。大会によっては180kmも走るバイクパート。疲れた時にも安定して進んでくれるバイクはかなりの武器になります。

ケーブル内装でも整備性抜群!

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新型VIPER-Rでは最近流行りの専用ハンドル&ステムや一体型ハンドルではなく、FSAのSMR規格を採用しておりワイヤー類がステムの中を通るフル内装仕様ではなくステムに沿って内装されるセミ内装仕様になります。これにより見た目がスッキリするだけでなく、空気抵抗の削減にも貢献。それだけではなく、SMR規格対応のステムであれば、ステム交換も容易にできるほか、お好きなハンドルバーをお使いいただけるため、ポジション関連の自由度が高いです。トライアスロンにおいては、いかに高い瞬間パワーを出すかということよりも、パワーを出力し続けることの方が大事になってくるので、最適なポジションを取る重要性がかなり高くなります。そのため、ハンドル周りの自由度が高いということはそれだけでアドバンテージになりえます。

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また、このバイクは写真のようにハンドルを完全にフレームに沿わせることができるので、バイクパッキングも容易です。トライアスロンの大会は全国各地で行われますので、こういった遠征のしやすさも重要な要素。競合モデルでは専用ハンドルを採用されていることが多く、空力性能の代わりに整備性が犠牲になっていることが多いです。VIPERは汎用ながらもエアロなハンドルとステムを使い、セミ内装とすることで空力性能と整備性を両立させています。

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また、純正で付属しているアームパッドが縦長なので、腕を置きやすくリラックスできます。これによって、前荷重をかけやすくなるので、直進安定性、快適性の向上につながります。

トライアスリートに寄り添う高い快適性

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大幅に下に下げられているシートステーは、空力性能と快適性の両立を可能にしています。CERVELO PXを始めとして異形バイクが増えてきていますが、このモデルでは前身であるVIPERから大きく見た目を替えず、フレームに前後の三角形を有したオーソドックスな形状になっています。

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最新のトレンドである太いタイヤを履けるよう設計されております。許容幅は28cとなっており、チューブレス28Cタイヤを履けば不満が出ないような快適性を得られること間違いなしです。

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余談ですが、当店試乗車のVIPERについているサドルがかなり優秀なんです。

痛みが出やすい会陰部・恥骨への圧力を避ける為、前が低く後ろが高い座面になっています。これによって座骨のみで体重を支えることが可能になっています。座骨だけで支えたら痛みが出るのでは?と考えたそこのあなた!そんなことないんです。座骨は体の体重を支え高い圧力に耐える機能を持っているため、むしろ座骨だけで支える方が理想的なのです。

こちらのサドルは、多くのお客様にお試しいただいてますが、かなりの好評をいただいております。スタッフ内での支持率も高いサドルです。前述のとおり試乗車にセット済ですので気になられた方は、是非ご試乗下さい。

更に詳しいブログ&スタッフインプレはコチラからどうぞ

 

当店に試乗車&在庫アリ!

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海外競合モデルと全く遜色無いVIPERというバイク。実際にお茶の水店にてお試しいただけます。

また、Mサイズの在庫もございますので、サイズによってはあまりお待たせせずお渡しできます。

詳細については、それぞれの画像をクリックして頂くと該当ページへ飛びます。

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これらの2台のバイクに共通している点があります。それはどちらも12万円ほどのカスタムが施されている点です。

鬼ベアリング換装済み!

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車体にアッセンブルされているMAVIC COSMIC SLR 45&65ですが、ハブベアリングをJTEKT社の鬼ベアリングに換装してあります!私も実際に鬼ベアリングが入っているホイールを試したことことがあるのですが、ハブのベアリングを交換するだけでこんなに走りが変わるのかと正直驚きました。走りがとても滑らかになりますよ!

さらにJTEKTによると、ただ単に回転性能が高いだけでなく耐久性にも自信があるとのこと。国内プロチームのマトリックスパワータグが鬼ベアリング入りのホイールを使用しており、半年ほどたったタイミングで点検したところ全く傷んでいなかったそうです。プロ選手が半年使っているわけですから相当の距離を乗っているはず。また、使用期間中は雨のレースでもガッツリ使っていたそうですが、ベアリング部には全く水が浸入しておらず、シールの部分で止まっていたとのこと。単純なベアリング自体の耐久性も高く、防水性もばっちりでメンテナンスフリー。お値段はかなりしますが、相応の価値はあると言えるでしょう。

 

 

世界で戦える性能を持つバイクを

海外メーカーのハイエンドモデルを比較して勝っているところが多くある、新型VIPER。実際に昨年のハワイアイアンマンにおいて実戦投入されており、世界で戦えることは証明済みです。国内でもアドバンテージを得られること間違いなしなこのバイク。記録達成を目指すこのブログをご覧になられたあなた、いかがでしょうか。

ご試乗だけでも結構ですので、お待ちしております。

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