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【スタッフ山崎スペック】
身長:168cm
体重:65kg
体型:やや筋肉質
サドル高:680㎜前後
自転車経験:ロード5年、MTB10年、グラベル、MTBストリートやBMXなどストリート系など幅広く経験
めちゃ速ではありませんが中学時代はツールド美ヶ原ジュニア部門でぎりぎり6位に食い込み調子に乗っていた時期があるので脚力には自信があります。そういえばその時はDefy3に乗ってました。懐かしい。
↓もう長らくロードバイクに乗っていないのでピュア寄りな感想です。
感想
サイズは50をチョイス、ほぼホリゾンタルフレームですが20mmほどスペーサーを積んでいたので実際はもっとレーシングポジションになるなと予想。上級者向けのフレームです。
それなりに軽いので漕ぎだしは期待通り。しかしひと昔前の軽くしすぎでバランスが崩れたバイクと違って低速時から安定しています。
それから乗り心地は想像していたより悪くなかったです。硬くない。
志木店周辺は緩やかな坂があるのでそっち方面に行ってみました。
ダンシングで車体を振りましたがまったくたわみません。
ダンシング時に大きく振る方がリズムが作れて個人的には好きなのですが、今回の車体はそれを許さない様子。
というかあえて振らなくてもスイスイ加速してくれます。軽快。座ってた方がいいかも。
838、racing zeroの横剛性がとても高いのがわかりました。
見ての通り形にまったく癖がありません。
軽量化のため薄く空洞感のあるフレームが多いのですが、838はなぜか芯があるように感じました。不思議です。
「平地に特化or上りに特化」みたいに尖っていないので良く言えばオールマイティー、悪く言えば面白くないです。
シッティングで追い込みたい人にはすんごいあってるバイクです!
次に平地でスプリントしてみました。
ペダル、ハンドルを地面に向けて猛烈にプレスしましたが、どんどん前に進みます。
フレームが硬くて身体が負けるみたいな後味の悪さもありません。
その気になればどこまでも加速してくれそうな感じ。
105 Di2はスプロケットの最大歯数が34Tでかなりワイドなのにスパスパキマります。
スプリント時もしっかり使えました。
ワイヤー式の変速って押し加減とタイミングで変速成功率が大きく変わるのでコツがいります。
しかし、スプリントで(*´Д`)ハァハァ言ってるときは指先に集中なんかしていられません。そこで電動変速の出番です。
変速したときに「いま変速されたな」って認識する要素に挙動と音があるんですが、Di2だとその部分がかなり薄れるので良い意味で変速されいてないように感じてしまいました。自然。
そしてDi2のおかげで小型化したブラケットはとても握りやすく、レバーもスイッチなので奥まで押し込む必要なし。ほんとに楽。
試乗後に気づいたのですがタイヤ幅は28cでした。
CORSA NEXTは非常にしなやかで柔らかかったです。
かといって上りでもたつかない。
数年前の28cタイヤはかなり加速がにぶかったんですがそれはもう昔の話みたいです。
今回の車体の最終的な印象は"レーシングバイク"です。
我々スポーツバイク経験者は高額なロードバイクに魔法のような面白さを求めがち。
けどその面白さの反面扱いにくかったりするわけです。
『838+RACING ZERO+105 Di2』は正反対の純粋なレーシングバイクといえます。
今回試乗した車体
【試乗会】DE ROSA [838]+FULCRUM[R-0 CMP DB RD]が試乗できます。4/17-5/7まで!