時代はワイドリム!最新のテクノロジーを駆使したエアロダイナミクスと安定性能、ハイボリュームタイヤによる高速巡行性とグリップの両立、全てが速く走る為に進化しているその最たるものがワイドリムホイールです!!
ワイドリム=正義
先日大変好評いただいたFULCRUM試乗会の目玉ホイールSHARQホイールを代表するロード用ホイールとしてワイドなリムプロファイルを持つ最新のホイールのご紹介です。
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今回はシャークホイールは30c~の対応という事もあり別枠という事で一旦除外して、その他のオールラウンドに使え、ロードレース、ヒルクライム、グランフォンドなど様々な条件で使いやすいホイールを3つ厳選して紹介します!!
リムがワイドになる事でタイヤの実測幅も広くなり、リム幅に対して段差が生まれにくくなることもありタイヤの変形量が抑えられる為エアロダイナミクスやタイヤの変形量も抑えらるとというメリットが一般的には考えられます。
私の感覚としてはタイヤの剛性が高くなるという表現を最近は使うようにしていますが、走りがカチッとする感覚があるので同じタイヤサイズでもリム幅が広い方が踏ん張りが効いて高強度での走りに冴えが出る感覚があります。
そんなわけで、ヒルクライムを含めて登りでも実はおススメのワイドリムホイールですが、実際にどんなホイールがあるのか、アサゾーおススメラインナップを紹介します!!
1.CAMPAGNOLO BORA WTO C23
まず紹介するおススメホイールとしては、ホイール界のキングBORAです。
旧モデルからも100g以上、旧ULTRAと比べても更に軽くなった新型BORA WTO 45は本物のレースホイールとして大変おすすめです!
内幅23mmのワイドリムは28cタイヤがギリギリ取付できる最大のリム幅でコーナーワークを確実なものにしてくれます。
また、伝統のUSBベアリングとカップアンドコーンハブは圧倒的にコーナーや下りが速いので、タイヤの性能を限界まで引き出してくれる事は間違いありません!!
エンデュランス性能を高めるために30cタイヤとの相性も抜群に良いので、走るシーンに応じてタイヤを使い分けてみてください!
通常価格¥469,700‐税込→アサゾースペシャルプライス¥422,730‐税込
更に軽量でヒルクライムやロングライドに向いているBORA WTO 35もございます。
コチラの方が乗り心地も良く、平均速度が低くても疲れにくいので長い距離をゆっくり走る方により最適です。
2.FULCRUM SPEED 42
BORAの兄弟分SPEEDシリーズのオールラウンドモデルSPEED42。
ハンドリング性能や、走りのバランスを考えた42mmハイトのリムプロファイルとUSBベアリングとカップアンドコーンハブからなる抜群の走りは全てのコースでスムーズな走りを追求した結果です。
BORAとの比較としてはより高強度に設計されているという所でしょうか。
ASTMカテゴリーを見ても"2"に属していることからより悪路を想定している設計となっており、林道などを長時間走る人にとっては大きな安心感が生まれる差になります。
「グラベルは走らんよ」という方でもASTMカテゴリーを意識していただきたいのですが、林道を走っていてアスファルトが剥がれて居たり、河川敷でも穴だらけでガタガタになっていたりする事はないでしょうか?
段差に強いという面でもASTM2に属するホイールというのは安心感が全然違います。
毎日そのホイールでトレーニングをするわけですから、安心して走れるという意味でもお選びいただく際に意識していただきたい要素になります。
重量的にはBORAの方がスペック上5g軽いのでなるべく軽いホイールを選びたい方はBORA、頑丈さを重視して選びたい方はSPEEDと選びやすいと思います。
アサゾー店はフルクラムホイールも在庫豊富に揃えております。
是非ご相談ください。
3.ENVE SES3.4 NEW
最後に紹介するのは、現代ロードレース最強のENVEホイール!!25mmワイドのフックレスリムはリムがとても頑丈でグラベルレースにも耐えられる優れた強度を持っています!!
それでいて1380gという優れた軽量性を発揮、フックレスリムならではのリム打ちパンクやリムの破損に強い設計、SESテクノロジーによる前後異なるリムプロファイルで安定性とエアロ効果を両立。
リムハイトはフロント39mm、リア43mmと横風にも強く、剛性は高いですが乗り心地はかなり良いです。
タイヤサイズは一般的な規格で作られているものは30c~、ENVE純正等ワイドフックレスに最適なタイヤから選択していただければ27c~(29cが最適)ご使用いただけます。
ワイドフックレスはとにかくエアロに優れており、軽量です。また、TLRタイヤの変形を最も抑えられる形状でもある為、ワイドリムの恩恵を更に強く受ける事ができます。
現行モデルは独自設計の新型ハブを採用してストレートプルスポーク採用もあって軽量化しています。
旧モデルはID360ハブを採用しているので、メンテナンス性が高く、補修部品も手に入りやすいです。
どっちも在庫あるので、お好きな方お選びください。
ワイドリムの欠点は取付するフレームを少し選ぶという所です。
ディスクロード自体が新しい規格なので大半は対応するのですが、ディスクロードではじめの頃はまだ25cが標準だったので実測30mmぐらいのタイヤが取付できるフレームでないと相性が良くないという事があります。
それさえクリアしていて、タイヤも28c以上を付ける想定でしたらワイドな方が良いと思います。
25c、26cを使う方はリム幅19mmないしは21mmのホイールがおススメとなります。
ホイール選びの相談はアサゾー店店頭までお越しください!