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【HOW TO】クロスバイクの選び方

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川崎店】杉浦 信 23年05月06日

新生活が始まり、暖かくなってきたこの季節、通勤、通学、フィットネスの為にこれからクロスバイクの購入を考えているけれど、どうやって選んでよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?色々なブランドが有り、モデルも沢山有る為、悩みますよね?今回はクロスバイクの選び方をお伝えします。

 8032809812074.jpgビアンキ全体

クロスバイクとはどういうスポーツ自転車?

マウンテンバイクとロードバイクの良いとこ取りをした自転車です。英語ではハイブリッドバイクと呼ばれています。多くのモデルはロードバイクと同じ700Cサイズのホイールを履いており、パーツはマウンテンバイクのパーツで構成されています。平日に通勤で使用して、週末にサイクリング等でしてみたいとお考えの方にピッタリの自転車です。一度の移動距離は50Kmくらいまでが目安になるかと思います。人それぞれ体力差が有りますが、それ以上の距離を走りたいなとお考えの方にはロードバイクがオススメです。

 

クロスバイクの見た目の特徴

0884603932988.jpgキャノンデール

アルミ素材がメインの軽量フレーム

フレームは多くのモデルが素材ににアルミを使用しています。(一部のモデルは鉄、カーボンを採用)軽量で剛性の高いものが多いです。自転車のエンジンは人間。車体が軽ければ軽い程、疲れずに長距離を走ることが出来ます。

8032809812081-2.jpgフレーム

細いけれどロードバイクよりは太目のタイヤ

転がりの軽さを重視しつつも安定感、乗り心地に重点を置いたタイヤがついているモデルが多いです。タイヤの太さはモデルにより異なりますが、より細いタイヤは走りが軽く、より太いタイヤは安定感のある走りを得ることが出来ます。

細めのタイヤはパンクしやすいと思うかたも多くいらっしゃいますが、ちゃんと週に1回空気を規定圧まで補充していただければ、かなりの確率でパンクを防止できます。タイヤの中にはチューブが入っていますが、「風船」のようなもので、パンクしていなくても徐々に空気は抜けていきます。定期的な空気補充が必須です。

8032809812067-1.jpgタイヤ

フラットハンドル

マウンテンバイクと同じような直線的なタイプのハンドルバーがついています。初めてクロスバイクに乗る方でも違和感なく溶け込めるでしょう。ロードバイクほどではありませんが、シティーサイクルに比べ前傾姿勢になります。

0601842575086-2.jpgハンドル

たくさんのギア 

クロスバイクはロードバイクほどではないですが、長い距離を、楽に、速く走るための物です。ということは、ご自身の体力を低燃費で使わなければすぐに疲れてしまいます。
なるべく楽に長い距離を走るために大事なのが、ペダルの回転率「ケイデンス」です。
路面は一定ではなく、向かい風や、上り坂、逆に追い風や下り坂など目まぐるしく変化します。
その変化があると回転数が速くなったり、遅くなったりしてしまうと非効率になってしまいます。
どんな時でも一定の回転数になるよう調節するためのものがギアになります。
段数が多くなるとその分、細かいギアチェンジができるようになります。ですので、ギアの段数が大事になります。個人差はありますがクロスバイクの場合一秒間にクランク1回転くらいが目安となるでしょう。

8032809812067-2.jpgクランク

 

どのような人にあっているか

カジュアルにスポーツ自転車に乗りたい。
週末フィットネスに利用したい。サイクリングで50Km以内位の距離走りたい。
通勤、通学に使用したい。

と思っている方にピッタリ!。
スピードを重視、より長距離を走りたいとお考えの方にはロードバイクがよろしいかと思います。

 top_cross.jpgフィットネス

 

使い方から見るクロスバイクの種類

一口にクロスバイクといっても種類があります。ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこどりのクロスバイクですが、よりロードバイクに近いモデル、よりマウンテンバイクに近いモデルとあります。モデルによって若干変わりますが大きく分類すると、3種類に分類することが出来ます。

 

典型的なクロスバイク:スタンダードモデル

街中でも多く目にするスタンダードタイプ。フィットネス、通勤、通学に使うのに最も適したタイプ。

4977323372267.jpgスタンダード

 

メリット

フラットバーハンドルでリラックスした姿勢で乗ることができ、かつ快速に走ることのできるオールマイティーなタイプです。ママチャリと呼ばれる一般車とは一線を画す、スポーツバイクの走りを実感できます。

デメリット

軽量でシンプルなので、余計な機能が付いておらず、振動吸収はほかのモデルに軍配が上がります。

 

 

乗り心地重視:コンフォートモデル

よりリラックスして安定感、安心感を持って街中を移動できるモデル。

2022000014366.jpgコンフォート2

 

メリット

スタンダードタイプにフロントサスペンションのついたタイプで、基本的に悪路の走破性はないものの、街中の細かな段差などを気にせずに走ることができます。ソフトで快適な乗り心地が特徴です。

デメリット

ソフトで快適な乗り心地ですが、スタンダードタイプや後述のフラットバーロードよりも重量があります。より

 

 

スピード重視:フラットバーロード

ロードバイクがベースとなり、ハンドルバーのみがフラットハンドルを採用しているモデル。

2021000013751.jpgフラットバーロード

 

メリット

ロードバイクのハンドルをフラットバーにしたもの、またはロードバイクに極めて近いフレームの設計と部品構成のタイプ。細いタイヤと軽量性で高速に走れることが魅力です。

デメリット

前傾姿勢が強くなる傾向にあり、かつ細いタイヤを履いているモデルが多いのでよりリラックスして乗りたい方には向かないかもしれません。

 

 

ギア

4712878761780-2.jpgスプロケット

段数の違い

フロント変速は、通常1、2、3段のいずれかの設定なります。

リア変速は、
6、7、8、9段 を採用しているモデルが多い。
10、11段 一部のフラットバーロードで採用。

フロントの歯数が多い程、急な路面状況の変化に対応し易い傾向にあります。。ただし、フロントがシングルであってもリアとの組み合わせでカバーしているモデルも多くありますので変速段数にそこまでこだわりすぎなくても良いかと思います。

ブレーキ方式

リムブレーキとDISCブレーキの両方があります。DISCブレーキが主流になりつつありますが、低価格帯にはVブレーキ等のリムブレーキがあることが多いです。制動力に関して、雨天時にはDISCブレーキに軍配が上がりますが、リムブレーキの中でも、Vブレーキが付いているモデルであれば、街中で乗る上でどちらでも問題はないでしょう。

DISCブレーキ

0601842575086-3.jpgDISC

メリット

制動力が高い
油圧は軽いタッチで握ることができる
リムが軽く作れる

デメリット

リムブレーキに比べると重い傾向がある
取り扱いが繊細
油汚れに弱い
擦れやすい
油圧だと自身でのメンテナンスがやりにくい

リムブレーキ

4977323383515-5.jpgVブレーキ

メリット

DISCに比べ、軽い傾向がある
晴れであれば十分な制動力がある
DISCより繊細ではない

デメリット

雨天時に制動力が弱まりやすい
セッティングや機材の相性でレバーの引きが重たい場合がある

 

価格差

単純に値段が高くなると、軽くなり、高機能になっていきます。より長い距離を乗ってもエンジンである人間がより疲れにくくなると言った利点が出てきます。
現在ですと、7万円位がスタート価格になります。価格質問を受けますが、大手自転車ブランドが出している物であれば大きなコストパフォーマンスの差はないので、用途に合っていて、サイズが合っている自転車であれば、後はご自身の見た目の好み、でお選びいただければよいかと思います。結局、自分で気に入った自転車が一番乗りたい気分にさせてくれるはずです。

サイズの選び方

サイズの合っていない車体は乗りにくくなってしまう場合があります。メーカーが適応身長を記載していることも多いですが、あくまでも目安です。実際には乘る方の身長だけではなく、腕の長さ、足の長さ等も需要菜ポイント名になってきます。自転車のサイズと言われても、イメージが浮かばないと思いますが、詳しくは店頭スタッフにお尋ねください。

最後に 

クロスバイクを選ぶうえで大事なポイント一つ目はクロスバイクというジャンルがご自身の使用用途に合っているかどうか。二つ目はサイズが合っているか。三つ目にご予算に見合っているか。これらがしっかり決まってくれば、あとはご自身が「かっこいい」と思えるモデルをお選びいただくのが一番良いと思います。結局、自分が好きな自転車を買うのが一番後悔の無い選び方かと思います。

選び方に悩んだらぜひワイズロードのスタッフまでお声掛けください。
ご来店、ご相談、お待ちしております。

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