みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
当店にもやって参りました、新型タイヤ!!
プロの現場でテストを繰り返し新開発されたタイヤは既にレース界では表彰台を獲得。そのアイテムが我々一般ライダーのところまで下りてきました。
早速ディテールを確認していきましょう!!
VITTORIA
CORSA PRO
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プロご用達のスペック
前面や横面に大きく記載されている「PRO COMPETITION」や「TOP RACING PERFORMANCE」の文字。如何にこのタイヤが選手をいちはやくゴールへ導こうとしてくれるかを示しています。
今回、コンパウンドだけでなく作り方も一新。トレッドとケーシングを低温の電気窯で一体成型するようになりました。
横から見たり触ったりするとはっきりとわかりますが、継ぎ目がないんですね。今まではそれぞれを別に製造した後に接着剤で貼り付けていたそうで、僅かにこの部分が別々に動きロスが発生していたそうです。
これがなくなったために、更に高速化したとのこと。なお、接着剤の減少もあり、軽量化も果たしています。
全体的なスペックは前回に比べ、転がり抵抗は12%向上、対パンク性は18%向上。-4%の軽量化とのことです。
疾るタイヤのトレッド
コルサ(疾走)の名に恥じない速そうな風貌。トレッドパターンはストレートの溝のみ。ウェット性能やカーブでのグリップ性能を求めるときはコルサでもコントロールシリーズをチョイスしたほうがよいでしょう。なお、溝にはごみが詰まりやすいので、ライド後には硬く絞ったタオルでグルっと一周拭くといいですよ。余計なパンクやトラブルが防げるとともにタイヤの寿命も長くなります。
プロスペックならではの造り
触ってドキっとしましたが、光にかざして確信しました。これは薄いです。サイドウォールがスケスケですね。誤解を恐れずに、そしてオブラートに包まずに言わせて頂きますと、スキルが無い方はこれはサイドカットさせます。
段差をきれいに乗り上げるスキル、路面状況を判断できる気持ち的なゆとりとスキル。ある程度必要かと思います。
TLRタイヤなので、細かい穴はシーラントが塞いでくれますから、多少問題は無いと思います。
が、しかしサイドカットでズバッと切れるとシーラントはその穴を塞げません。立往生しますので、路面をきれいにいなせるスキルを身に着けつつこのタイヤにチャレンジしてみてください。
これだけ薄く仕上げていて、触ると超絶やわらかいです。極上の乗り心地を提供してくれること間違いなしです!!
設定表完備
裏面をご覧ください。
タイヤの設定が記載されています。
30cはリム幅21Cを基準に、28cはリム幅19cが基準です。
さらに、TLR、チューブ入り、更にフックレスTLRで運用する際の最大空気圧まで完備です。
エトルト規格が一新されてからどのメーカーもパッケージに細かく記載してくれるようになりました。
安心に一役買ってくれるのですが、これを守らないとトラブルが起きたりしますので、よく読んで運用してください。
さいごに
GWも明けて補充が完了し、タイヤコーナーは充実のラインナップです。
新型のヴィットリアだけでなく、人気のタイヤもズラリと揃います。タイヤは自転車と地面が直接触れる唯一のパーツです。拘って損しない部品ですから、色々見比べたり使い比べてみて、ご自身に合うものを見つけていきましょう。
ご相談もいつでもお受付します。お気軽にお問い合わせください。