みなさんこんにちは。Y's Road松山店 関です。
今回はサイクリングからロングライド、トレーニングなど、ありとあらゆる場面で大活躍するサイクルコンピューター
略して「サイコン」
この中でも大人気の4機種+スマホアプリを実際使って比べてみたいと思います!!
今回ご紹介するのはこいつらだ!!
GARMIN EDGE520J
¥36000
Bryton Rider410
¥14300
PADRONE SMART +
¥16000
NEOS TRACK
¥22000
今回ご紹介するサイコンはどれも1万円以上の上位機種!
スマホや各種センサーと連携してより多くの機能を楽しむことが出来るタイプです。
キャットアイでは「スマートコンピューター」と呼ばれています。
各モデルの特徴はこれから紹介しますが、
これら上位機種は5000円のサイコンと何が違うのか??
共通しているのは、
・画面がデカい(表示件数が多い)
・心拍、パワーセンサーなどの拡張性
・表示のカスタムが出来る
・GPSで計測やログが取れる
・スマホと連携してログ管理やSNSへアップロード
と言った、ただその場で記録を取るサイコンとは決定的に違う、便利で、楽しい機能がたくさんついているんです!
レースやトレーニングはもちろんのこと、ロングライドやサイクリングでももはや常識の装備です!!
では、各モデルごとの特徴をご説明して、
最後に比較してみましょう!
まずは
キャットアイ パドローネスマートプラス
軽量コンパクトで画面も見やすい。
本体にGPSはなく、スマホとペアリングすることでログを取ることが出来る。
Bluetoothセンサーに対応
(スピードやパワー等のセンサーには、BluetoothとANT+という通信規格があり、Bluetoothタイプなら使うことが出来る)
(センサーが無くてもGPSで速度を表示できるが、センサーをつけることで、数値が正確になり、ケイデンス・心拍数・パワーなどを表示できる。)
メーカーとしての信頼も厚く、コールセンターでは丁寧に対応してもらえるのもポイント。
・センサーがあればスマホとペアリングしなくても使用可能。
スマホアプリ紹介
専用アプリでは走行中リアルタイムで位置や速度が反映される。
(もちろん画面を消していてもOK)
走行後は記録や標高グラフを確認できる。
また、キャットアイアトラスというPC向け無料サイトでアカウントを作っておけば、そのページから詳細なデータを確認できる。
ストラバ等への投稿も可能!
良い点
電池式で出先で交換できる。
GPSが無い分安い
信頼の日本メーカー
補修部品が多い・安い
誰でも扱いやすく機能充分
アプリから直接サイコンの設定を行えるほか、オンライン説明書も確認できる。
良くない点
電池の減りが早い(充電式よりは長いが、、)
電池が高い(ボタン電池のため)
初期設定が多少手間
スマホの電池が減りやすい。
個人的には電池なのが不満ですが、それ以外は非常に使いやすく、迷ったらコレ!と言っても過言ではありません!!
自分も長く愛用しています!!!
ブライトン RIDER410
今回売り物以外では初めて触らせてもらいました!
安くて機能が豊富と今話題です。
設定が簡単ですぐに使い始められるのが売りで、実際設定は簡単!
アカウント作成に多少てこずりましたが、いじっているうちに慣れてきました。
表示件数、性能、アプリ画面などはキャットアイに近い感じですが、
画面が大きい分見やすいです。
特質すべきはANT+とBluetooth両対応な所!
初めてのサイコンならあまり問題になりませんが、経験が長い方はもう何かしらのセンサーをお持ちの方も多いと思いますのでセンサーを買いなおさなくても済みます。
*パワーメーターはANT+のみ対応のようです。
アプリも見やすくまとまっていて、普段使いならこれで十分でしょう。
良い点
とにかく安い
設定がラク
操作・表示も不満無し
バッテリーもちがよい
良くない点
ガーミン・キャットアイと比べると、使用者はまだ少なく、交流や、アカウントで出来る事はすくなめ。
故障時等メーカーの対応は未知数。
マウントなど社外オプションは少ない。
GIANT NEOS TRACK
ジャイアントの最上位機種
スマホとはBluetooth
センサーとはANT+
ネットにはWi-Fi
で接続できます!!
サイコン側には詳細なマップは入っていないものの、
出先でスマホから目的地を入力して簡易的なルーとマップを作ることが可能。
他社と違い、ワンタッチで
バックライトつけっぱ
↕
バックライトOFF
が切り替えできるので、ナイトライドでも使いやすい!!
大画面&大容量バッテリーでロングライドも快適です!
その他多くの点はブライトンと似た感じです。(意味深)
アプリもブライトンとよく似ています。
良い点
ルート作成ができる割には安い
大画面
バックライト操作がしやすい
大容量バッテリー
良くない点
説明書が分かり難い
ボタン配置
アプリの操作性
ハードウエアのスペックはいいので、アプリや説明書等のソフト面の改善に期待です!
ガーミン エッジ520J
言わずと知れた最高峰のサイコン。
ローディーなら一度は憧れる最高機材。
そのお値段も最高峰!ですがこの520なら現実的な価格か!?
もちろん他のセンサーともペアリングでき、特にガーミンのリアビューレーダーやカメラ、パワーメーター、ライトと組み合わせることで手元から簡単に操作できたり、各種データを取得することが可能。
上位機種の820では地図を見たり、ルート案内が可能で、
520では、あらかじめルートラボなどのデータを取り込んでおくことで大まかな地形と走行ルートのシルエットを表示することができます。
道などのデータはないですが、線をなぞるように走るだけなので、道に迷うこともないし、ルートから外れたときは警告してくれます。
走行時以外の機能も豊富で、ライド中の心拍数などから、身体が回復するのに必要な「リカバリータイム」を教えてくれたり、
トレーニングの指標として欠かせないFTPやVO2MAXを計測してくれたりします!
*各種センサー必要
ガーミンのパワーメーターVector™ 3を使えば、左右の出力差やぺダリング中どの角度で最大パワーが出ているか、クリートの左右位置まで教えてくれるので、ポジション出しや、ぺダリングスキルの向上に役立ちます!
スマホ画面はこんな感じです。
こちらがデータ画面よくあるスピードなどのグラフの他に心拍やパワーのゾーン分けや、ダンシング時間の分析などそうとう細かい数字まで確認できるようになっています!
使用前は、操作や機能が複雑そう・難しそうなイメージがありましたが、使ってみると意外と直感的で使いやすいです!
良い点
詳細なデータが確認できる
画面のカスタムが多い・見やすい
トレーニングのための機能が多い
他のガーミン製品とのペアリングが可能
直感的に使える
社外アダプタが豊富
カスタム要素が多い
カラーディスプレイ
良くない点
非常に高価
ロングライドには稼働時間が短い
流石に高いだけあって、バッテリー持ち以外は文句なし!!
もし、トレーニングやレースで使うなら少し頑張ってガーミンを買った方が絶対いいです!
ここまで4機種の主な特徴をお伝えしてきました。
ここからは予算や用途に合わせてどれを選べばいいかをご案内します!!
各機種の主なスペックと、生意気ながら点数を付けさせて頂きました(-_-;)
出来るだけ安いもので、走行ログを取ったり、記録をスマホで確認したい!
今のところルートを表示させる必要はない方は、
ブライトンかキャットアイがオススメ!
機能が多すぎない分、操作や画面も分かり易いです。
また、
ブライトンは画面が大きく、GPS内蔵で充電式。
キャットアイは小型軽量で連携するスマホのGPSを使います。
使い勝手の良さそうな方を選びましょう!
もしもロングライドなどで、コースマップを見ながら走りたいなら、
今回紹介した中だと、NEOS TRACKかEDGE520が対応しています。
NEOS TRACKはその場でコース作成が可能、
EDGE520はあらかじめPCからコースデータを入れておく必要があります。
EDGE820になると、その場でルート作成可能なうえ、地図も詳細になりますが、お値段も素敵です。(¥49800)
夜も走るロングライドなら、
画面が大きく、バックライトがワンタッチで点いて、稼働時間の長いNEOS TRACKが一番使いやすそうです!
もし、レースやトレーニングも含めて、
また、ロングライドでも、より効率的に、速く走れるように練習したいなら、
ガーミンがオススメです!
画面や操作感が良いのはもちろんのこと、FTP自動計測や、リカバリータイムなをを教えてくれるほか、connectIQというEDGE専用のアプリケーションを入れることで、画面のカスタムやストップウォッチなどの機能を追加することもできます。
心拍計やパワーメーターを使うならやっぱりガーミンの精度は魅力的です!
以上、簡単ですがサイコンの上位機種の選び方でした。
もちろん、ここで紹介したものはごく一部!
お客様の自転車や使い方、ご予算にあったサイコンをご案内いたしますので、ぜひ店頭にてご相談くださいませ!!
~~~おまけ~~~
一万以上のサイコンなんて予算的に買えない!!
という方に、
より安く、
同等の機能を使う方法をお教えしましょう!!
「スマホをハンドルに付ける」 です!
ちなみにこれは
スマホケースの裏にレックマウント製のアダプターを直接付けています!・
スマホがサイコンになるアプリはたくさんあります!
中には無料のものも、、
これはROADBIKEというアプリ。
無料でも使うことが出来ますが、有料版(たしか¥500?)にすることで、Bluetoothのセンサーとペアリングさせることができ、
ケイデンスや、心拍も表示可能!
もちろん、勾配やログもしっかりとれます!!
計測結果も細かく出るので、速度を見ながら走ることもできるし、あとから見返すこともできます。
例えば、スマホのマウントを5000円で買って、アプリが500円したとしても、5500円で1~3万程のサイコン同等の機能を使うことができます!!
しかし、水没や落下のリスクがあったり、
電池の減りが速いなどのデメリットもあるので、よく考えて実行してくださいね('ω')ノ