こんにちは、古谷野です。
今回は古谷野のMTBホイールを修理していこうと思います。
約10年前に買ったGTのハードテールXIZANG(シャイザン)29er。
購入当時からほとんどパーツを変えないまま乗ってきました。
(ここ数年は一年に一度乗るかどうかのレベルでしたが・・・)
しかし長期間消耗パーツを交換しないまま放置していたツケが回ってきました。
このバイクについているホイールはボントレガーの軽量MTBホイールです。
そのためニップルにはアルミが使われています(通常は強度重視の為真鍮が多いです)。
アルミは腐食します。気づけばニップルには腐食による割れがいくつも発生・・・。
ギリギリ乗れるのですが、いつニップルが破損するかわからないビビり状態です・・・。
いや、前々から気づいていたんです。いつかは交換しないといけないとわかっていたんです。
ホイールごとの交換も検討しましたが、アクスル規格がフロントが15mmスルーアクスルノンブースト、リアがクイックリリースという旧規格なのであまり種類が選べません。あと高い・・・。
なのでニップルだけ交換しました。写真は交換後です。
専用品だと思われるニップルはまだ販売があって取寄せできました。
アルミニップルなので舐めないように、エアロスポークがねじれないように気を付けながらの作業。
この手間があるからこれまで交換を怠っていたのです。休憩時間を使って数日かけて交換しました。
その時に気づいたのがリムの内径が19mmでした。今のロード並みかそれ以下の幅です・・・。
規格が変わるのは早いと感じました。
次に交換するのはまた10年後かな~。
まだその時にニップルが手に入るかが不安です・・・(いや、ハブやホイールもか)。
ついでにスプロケットの清掃。
このスプロケットも出た当時はびっくりなお値段だのですが、(確か6万円ぐらい)。
最新の12速のものはこれの2倍以上の金額・・・。それだけ物価が上がったということでしょうか。
ローギア以外はクロモリの削り出しなので耐久性はありそうですが、ここも摩耗したらいつかは交換しなくてはいけませんね。
その時にはこれの代替品があるのでしょうか・・・。
そしてそして、タイヤの交換。
PIRELLIにしてみました。
スコーピオンXCのMというモデルです。
選んだ理由としては簡単。
自分の持っているバイクのどれにもPIRELLIが付いていないから。
あまり取り付けパーツのブランドをかぶらせたくないのです。
トレッドパターンも安心できそうですね。 あらゆる地形で使えそうです。
ちなみにタイトルの写真ではビードが完全に上がっていませんが、慣らしの段階です。
シーラントは古谷野の定番のMUC-OFF。
いつもこれをとりあえずでついで買いしてしまうので本人の知らぬ間に溜まっています・・・。
茶色サイドのタイヤはどうでしょうか?
何気に古谷野は初めて茶色サイドのタイヤを使います。
まだ10年選手のMTBですが、似合うこと間違いないでしょう。
さすがに10年ほど経つと補修パーツが終売になったり代替品を探さないといけなくなります。
最悪手に入らなくてバイク全体の買い替えになったりする場合もあります。
古いものを使い続けるのは簡単ではありません。
2023/5/19 古谷野