今日は、2023 名古屋港花火大会!愛娘が生まれてから、一度も花火を見に行ってない名古屋ウェア館の尾林です。
結構、花火は子供の怖がる率の高いイベントなので、タイミングが難しくはありますよね。
さて、そんな花火大会ですが、花火といえば一瞬にかける儚さ!儚いといえば履かない!履かないといえばサイクルショーツの中!
・・・えっ!?と、最後の連想に驚いた方も居るのではないのでしょうか?
サイクリストの鉄板の小ネタとして、『すね毛の剃る剃らない問題』と並ぶ話題の『レーパンの下は何も履かない問題』について語ってみようと思います。
そもそもの正式名称は?
個人的には、レーパン(レーシングパンツ)(レーサーパンツ)、サイクルパンツ、サイクルショーツと呼び方が色々ありすぎるのもとても気になってしまうところなのです。
正式名称と呼べるような統一された呼称が無く、日本ではレーパンと呼ぶ方が昔から多かったりしますが、商品名としてはショーツが一般的ですので、この記事ではサイクルショーツで書かせていただきますね。
サイクルショーツの必要性
まず、このサイクルショーツですが、身体にピッタリと密着するものなので、見た目としては身体のラインが出過ぎるところがなかなか勇気がいるところでもあって、初心者の方は避けられることも多いのです。
しかし、スポーツサイクルのサドルは硬いものが多くて、軽量化の為にシティサイクル(ママチャリ)のサドルについているような大きいクッションやスプリングが無いものなので、それらの代わりとなるシートパッド(クッション)が付いたサイクルショーツが快適なサイクリングには欠かせないものだったりします。(※インナーパンツと呼ばれている下着の代わりに履くパッド付パンツもございます)
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そして、これらの身体に密着した格好は自転車に乗って走る時の空気抵抗をかなりの割合で軽減してくれて、しかも一分間に60~100回転させるペダリングを妨げない伸縮性と動きやすさがございますので、一般的な格好(Tシャツ&ジーパンみたいな)と比べて圧倒的に楽にZ自転車を走らせることが出来ます!
さらに!この密着感から、汗をかいたときにショーツが汗を素早く吸い上げて乾かすことで、ハードな運動でもオーバーヒートしにくい様に気化熱で身体を冷却してくれますのでとても涼しいんですよ!
逆に、冬だと裏起毛のタイツとかになるのですが、裏起毛の保温性って身体に密着させないと特に暖かさを発揮してくれないところがございますので、それはそれで暖かいという快適性を追求した結果の格好だとご理解いただきたい。
本題の履かないとは?
サイクリストのよくある光景としての記念撮影。
ヒルクライムの後で達成感を漂わせておりますが・・・
サイクルショーツの中は何も履いてません!いわゆるノーパン!直履きです!!
ヒルクライムで辛い上り坂を必死になって走っている時も・・・
履いてません!
ブルべも嗜んでますので、300km(約15時間)という超ロングライド中も・・・
もちろん履いてません!
もちろん、これには快適なサイクリングを楽しむ為のとっても大事な理由があるんです。
まず、こちらのサイクルショーツについているシートパッドですが、サドルからくる衝撃や振動を吸収するだけでなく、肌に触れる表面がとても滑らかで肌触りの良いもので作られていますので、直接肌に密着させることで摩擦による擦れを抑制してくれることで股ズレといった肌トラブルを解消してくれるものになっております。
というのも、下着を履いたままですと押さえつけた状態で動くという、高い摩擦を想定していない素材(主に綿)による擦れや、下着の縫い目とかがサドルとの間にきた時に小さな段差となって強く当たったりこすれたりすることで痛くなったりしますし、そもそもサイクリングのような汗をかきやすいスポーツを想定していないものが多いので速乾性が悪くてべたついたり、肌がふやけた状態が続いて刺激に弱くなったりと良いことが全くありません。
なので、花火のキラメキが儚い(はかない)ようにサイクルショーツの中に下着は履かないのです!
最後に
寝具の低反発マットレスの様に、シートパッドの性能が良くなればなるほど価格が上がってしまうものなのですが、初心者の方にもオススメのサイクルショーツのブログも書いておりますので、今回の記事で興味を持たれましたら、よければ上記リンク先もご参考にして見て下さい。
花火大会からこういったネタに連想してしまうところが自転車バカさが極まってる気がしますが、こういった小ネタも含めてサイクルウェアでお困りのことや分からないことがございましたら、是非!ワイズロード名古屋ウェア館へご来店下さいませ!お待ちしております♪