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【シューフィッターの目線】絶対に続けたい連載第二回のテーマは”サイズ”について掘り下げてみる!【VOL.2】

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新宿ウェア館】 23年06月04日

 

 

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スポーツシューフィッター有資格者がおくる、靴選びに役に立つかもしれない情報や、シューフィッター目線での製品情報などお伝えしていきます。週一回のポストが目標。

 

前回ふれた”サイズ”について今回は少し掘り下げてみます

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日本フットウェア技術協会(JAFT)が定める【スポーツシューフィッター】の有資格者である私が、その知見を活かして皆様の靴選びの役に立つ(かもしれない)情報や、フィッターならではの目線で話題のプロダクトを見る。そんなコラムにしようと考えております。
週一更新を目標に、あれこれ書いていこうと思います。

 
スポーツシューフィッターの資格は2019年夏に取得しました。
今現在そのノウハウを基にお客様の靴選びのお手伝いをさせていただいております。

 

今日は靴の”サイズ”について。
前回の記事の後半で少し話題にしたのですが、じゃあ一体これはなんなのか、靴選びをラクにするための知識としてお役立ていただけるように解説いたします。

 

 

 

サイズ=履き心地?

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靴のどの部分をサイズというのか、意外と深く考えたことがない方は多いのではないでしょうか。
サイズというのは靴の履き心地の総称ではなく、靴の縦寸法の事を表しています。
当たり前のことを言っているなと思う方もいらっしゃると思いますが、実はこれがかなり肝になるのです。
靴選びはまずここから始まります。
なんとなく選んでいることも多いと思いますし、しっかり計測を行った方でもなぜ自分にとってその”サイズ”がなぜ合うのかというところまで掘り下げて考える方はあまり多くないかもしれません。
では、実際のサイズ選定のメソッドをお教えしつつ、合うサイズについて考えてみましょう。

 

 

サイズの選定方法、こんな感じで私はやってます。

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専用の測定器などがあればそれを用いるのもアリなのですが、当店には(当社には)そのような設備はございません…ごめんなさい。
某社では足の3Dデータを作成して合う一足を…なんていうこともできるようですが、ご安心ください!そんなのなくても大丈夫!
上述しておりますが、じゃあそのデータがわかったところで何を得られるのか、ということもありますよね。
前回も書きましたが、人間は良くも悪くも感覚に左右されることがあります。
普段こんな感覚で靴を選んでいる…という部分は数値化できないものですから、そこも大事にしなければならない…そう考えております。
そのために私はまず写真のようなことをお客様にお願いしてやっていただいております。
そう、インソールに乗っていただいているのです。
お客様がこれいいな、と思っていただけるシューズに対してご自身の足がどれくらいの割合(この場合は縦寸法のみにフォーカスして)になるかを視覚的に把握してもらうことをスタートとしています。
最初にこの作業をしていただくサイズは、お客様の一番馴染みのあるサイズをご申告いただいております。
こうすることで、普段自分がどのようなサイズ感(靴に対する自身の足の縦寸法の割合)で靴を選んでいるか非常によくわかっていただけると思います。
ピッタリ、と思ってそのサイズを普段から選んでいたのに、このピッタリという言葉の一般的な感覚からはかけ離れた状態になる方もいらっしゃいます。
この記事を読んでいただけている方の中には何をそんな当たり前の事を!とお怒りになる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし意外や意外、このやり方が結構目から鱗という方も多くいらっしゃいます。
この方法は、非常にシンプルでわかりやすく、また靴選び全般に通用するというメリットがあると思います。
話を戻しますが、この一つの基準さえつかめてしまえば、あとは理論的なことやシューズ各々の性格を感覚的に把握していくだけで自然と「納得できる」サイズを選ぶことができるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はより詳しいサイズ合わせのアプローチについて解説しますよ!

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今日はここまでにします。
次回(日曜更新予定)は本日ふれた部分から先の選定アプローチをご紹介させていただきます。
“靴選び”のハードルが少しでも下がればいいな。
文才、構成力、面白さ、全てにおいて才能のなさを2回目にして全開にしておりますが、少しでも「ああ、なるほどね」と思っていただければ幸いです。
次回もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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