こんにちは三上です。
個人的にもとても気になっていた話題の新商品を使ってみました!
vittoria Corsa PRO CONTROL
Corsa PRO Control は、石畳や砂利などの最も過酷な路面や、悪天候に強いロードタイヤです。ノーマルのCorsa PROより厚いトレッドで強化され、耐パンク性と耐摩耗性が向上しています。タイヤの速度、耐久性、グリップを向上させる革新的なグラフェン + シリカ コンパウンドを特徴とし、コーナーでのハンドリングを向上させる新しいフィッシュボーン・テクスチャーの新しいトレッド デザインを採用。もちろんクラシックレースでプロライダーに選ばれています。
トレンドの28cをチョイス!
最近当たり前になってきた28cにしました。気圧は体重57.5kgで4BARに設定。因みにタイヤをはめるのはめちゃくちゃ楽でしたが、ビードを上げるのにはコツが要ります。
デュラのホイールとタイヤの側面が面一になります。
いざ実走!
平坦
まずは荒川から物見山へ。
26cのCORSA N.EXTからの変更です。タイヤが太くなったので漕ぎだしはさすがに重くなるかなと思いましたが、そんなことは無くスーッと転がります。どんどん速度を上げ高速域に入っていくとわずかにタイヤが跳ねるのを感じるかと思いますが、そんな事は無く非常になめらかです。また柔らかすぎる感じもないので路面の状況も身体に伝わってきます。
物見山
物見山の2分ちょいの上りを追い込んでみました。太さと低空気圧を感じさせない加速と伸びです。しかし追い込み過ぎて後半は非常にタレてしましました。一応タイム計測をしているので無理やりダンシングしてゴール。その時感じたのがフォームの崩れたハンドル荷重の無理やりトルクをかけたようなダンシングだとフロントタイヤがヨレて入力したパワーが無駄になっている感じがしました。気圧の設定がまだ甘いのかもしれませんが、タレたらおとなしくシッティングが良いですね。
横松郷〜松郷峠へ
横松郷は比較的走りやすい9分弱の峠です。踏み込む感触が変わったのでうまく出し切れなかったですが、ヒルクライムでも転がり抵抗はあまり感じませんでした。想定通りのタイムでゴール。
松郷峠へのダウンヒル
いつも通り下っているつもりでしたが、コーナーに入る前にメーターを見てみると思ったよりスピードが出ています。下りでスピードが出ている時でもタイヤが跳ねたり暴れたりしないので速度感が良い意味で狂います。またコーナリングは以前使っていたコルサネクストやコルサチューブラー同様バイク倒す角度を変えても転がり感とペタッとしたグリップ感が一定なのは引き継がれています。さらに太くなったタイヤのおかげで安心してバイクを倒せるので速いです。
松郷峠
松郷峠は4分弱の上りです。横松郷をこなした後の疲れた脚でも28cという太さによる重さを感じることはありませんでした。そしてなるべくフォームを崩さないように意識をしながらダンシングで頂上ゴール。なかなか良いタイムです。あとは松郷峠を下って自宅を目指します。
ここの路面はいかにも林道といった感じで荒れている所も多いです。28cですとそこまで気にならないですね。
この日のライドは走行距離115km、獲得標高771mでした。Corsa N.EXTよりも快適性が高くロングライド特有の上半身への疲れもほとんどなかったので次の日に全く同じコースをほぼ同じ経過時間で走っちゃいました。
Corsaを感じる正統な進化
今まで使っていたCorsa 25c G2.0 チューブラーやCorsa NEXT TLR 26c以上に快適性・グリップ力は高く、それでいて漕ぎ出しからスーッと転がっていく感じは28cという太さを感じませんでした。 またCorsaといえばバイクの倒しやすさが特徴かなと思います。バイクを倒してもグリップ感と転がりの軽さは変わらない点が気に入っていました。今回28cで気圧も4barという事でその点が失われてしまっている可能性を危惧していましたが、そんなことはありませんでした。下りコーナーでタイヤがヨレてしまう感覚なく気持ちの良いダウンヒルが可能です。
個人的にオフシーズンはコストパフォーマンスと耐久性のあるCorsa N.EXTシリーズ、オンシーズンのトレーニングやレース、過酷なロングライドであればCorsa PROシリーズが良いかと思います。
また近いうちにコントロールの方ではなくCorsa PRO TLR 28cを試してみたいと思います。
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