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【新入荷!】ENVEのミドルグレードホイールを深堀してご紹介!他と比べてどうなの??【ENVE FOUNDATION 45/65】

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川崎店】 23年06月21日

ENVEの超高品質ながらも比較的お求めやすいホイールが2本、川崎店に入ってまいりました!

ENVE FOUNDATION 45 DISC XDR

 IMG_2140

[ysid 22151275]

スペック概要(引用元:ENVE公式サイトより)

SPEC FRONT REAR SET
リム重量 455g 455g 910g
ホイール重量 725g 836g 1561g
ハイト 45mm 45mm  
内幅 21mm 21mm  
外幅 28mm 28mm  
ブレーキタイプ ディスクブレーキ専用 ディスクブレーキ専用  
フックドORフックレス フックレス フックレス  
チューブレス対応 YES YES

※当店在庫のフリーボディはSRAM用となっております。

ENVE FOUNDATION 65 DISC シマノフリー

 IMG_2115

[ysid 22115102]

スペック概要(引用元:ENVE公式サイトより)

SPECFRONTREARSET
リム重量 510g 510g 1020g
ホイール重量 770g 871g 1641g
    ハイト 65mm 65mm  
内幅 21mm 21mm  
外幅 28mm 28mm  
ブレーキタイプ ディスクブレーキ専用 ディスクブレーキ専用  
フックドORフックレス フックレス フックレス  
チューブレス対応 YES YES

※こちらの当店在庫のフリーボディはシマノ用となっております。

 スペック紹介もそこそこに、上位モデルとどれくらい差があるのか、について考えましょう。

ここが気になる1:最上位モデルのSESと比べてどうなのか

45の比較対象としては最も近いリムハイトのSES 3.4NEWが、65の比較対象としてはSES6.7 NEWが挙げられるでしょう。

45 FOUNDATION VS SES 3.4 NEW:スペック比較

モデル

SES 3.4 NEW

ENVE45
税込価格(2022年10月現在) ¥499,950 ¥299,860 ¥200,090
フロント重量 634g 725g 91g
リア重量 756g 836g 80g
セット重量 1,390g 1,561g 171g
リム内幅 25mm 21mm 4mm
フロントハイト 39mm 45mm 6mm
リアハイト 43mm 45mm 2mm
ハブ ENVE Alloy hub ENVE Foundation Road Alloy
ID360 40t ラチェット

比較ポイント:軽さとリム幅

真っ先に目が行くところで言えばやはり軽さでしょう。リムハイトの差があるとは言え、171gの差はヒルクライムや漕ぎだしに大きく影響します。
では1561gは重く、ヒルクライムに向かないかと言われれば当然NOです。もちろん脚力によって多少なりとも差はございますが、少なくともアップグレードとしてのご購入においては間違いなく変化を感じ取れるホイールです。

次に挙げられるのはリム幅です。4mmの差は非常に大きく、単純計算でも振動吸収などのコンフォート面で20%程度の差が生じます。(リム幅の割り算)
では21mmではロードに不適格なのか、と言われればまったくもってNOであり、他ブランドと比べても21mmという内幅は圧倒的に乗り心地のコンフォート面で頭一つ抜けているといって差し支えないです。

 

65 FOUNDATION VS SES 6.7:スペック比較

モデル SES6.7 NEW ENVE65
税込価格(2022年10月現在) ¥499,950 ¥299,860 ¥200,090
フロント重量 675g 770g 95g
リア重量 822g 871g 49g
セット重量 1,497g 1,641g 144g
リム内幅 23mm 21mm 2mm
フロントハイト 60mm 65mm 5mm
リアハイト 67mm 65mm 2mm
ハブ ENVE Alloy hub ENVE Foundation Road Alloy
ID360 40t ラチェット

比較ポイント:重量とハブ

重量はやはり注目ポイントで、144gの差はタイムトライアルでは「ロングディスタンス」では大きな差となるでしょう(例:しろさと200kmTTなど)。しかしながらこのリムハイトで1641gであれば我々のようなホビー、アマチュアライダーにとってはタイムトライアルなどで心強い味方になると言えます。

そして次に気になるのがリムハイト。近年の研究によると前後で異なるリムハイトを用いる方がよりエアロ性能を引き出すことができるため、SESは異なるリムハイトを用いていると言えます。しかしながらそうしてしまうとホイールの専門性が高くなってしまう(フロントとリアで)ことからも、価格を抑える点で重要だと言えます。

ここが気になる2:近い価格帯のホイールと比べた時の違い vs MAVIC COSMIC SLR

MAVIC COSMIC SLR 45 vs ENVE 45

モデル

MAVIC COSMIC SLR 45

ENVE45
税込価格(2023年6月現在) ¥297,000 ¥299,860 ¥2,860
フロント重量 655g 725g 70g
リア重量 785g 836g 51g
セット重量 1,440g 1,561g 121g
リム内幅 19mm 21mm 2mm
対応タイヤ幅 25~32C 25~45C(エアロは25~28推奨) 13C
リムハイト 45mm 45mm 0mm
ハブ

インフィニティ ハブ
インスタントドライブ360 フリーホイール テクノロジー

ENVE Foundation Road Alloy
ID360 40t ラチェット
保証 MAVIC CARE INCIDENTAL DAMAGE PROTECTION 状況による

 

注目ポイント:軽さ、剛性、リム幅、そしてコンセプト

上記の通り4点が注目ポイントになります。

まずは軽さ。これに関してはMAVICの方が軽く、軍配が上がると言えます。同じ価格帯で100gも違うのはどうなのか、と思われるかもしれませんがそれを補って余りある優勢ポイントがENVEにはあります。

剛性とリム幅を見てみましょう。ENVEは企業秘密のテクノロジーが多いため、なぜの部分はお答えできませんが剛性と耐久性に関して破格の性能を誇ります。踏んだ時のロスの少なさで言えばENVEに並ぶホイールは少ないでしょう。

さらにリム幅を見るとコンフォートでもENVEに軍配が上がるため、一概にどちらがいいとは言えず、より登り主体レースに向けてならMAVIC、コンフォート面などの快適さを取るのであればENVEとすみ分けられると言えます。

破損による交換(修理不可能な場合)の保障に関しては概要としてはこんな感じ。
MAVICについてはコチラ。ENVEについてはコチラ

保障

MAVIC 

ENVE
~2年 50%OFF 無料
~5年 40%OFF 30~50%OFF
~10年 30%OFF 30%OFF

※保障期間のスパンや内容に若干差があるため、簡略してご紹介しております。 

MAVIC COSMIC SLR65 VS ENVE65

 

モデル MAVIC COSMIC SLR 65 ENVE65
税込価格(2022年10月現在) ¥297,000 ¥299,860 ¥2,860
フロント重量 705g 770g 65g
リア重量 835g 871g 36g
セット重量 1,540g 1,641g 101g
リム内幅 19mm 21mm 2mm
リムハイト 65mm 65mm 0mm
ハブ インフィニティ ハブ
インスタントドライブ360 フリーホイール テクノロジー
ENVE Foundation Road Alloy
ID360 40t ラチェット

 

※保障内容は同一の為省略。

さて、リムハイトが高くなるとどうでしょうか。こちらも一概にどちらの方が良い、というわけではなくブランドの色が出た比較であると言えます。例えば軽さだけ見るのであれば走りの軽さを重要視しているMAVICが一枚上手になります。しかしながら、横浜トライアスロンのようなテクニカルなカーブが多くあるコースではワイドな幅のENVEに軍配が上がります。

まとめ:同一の価格帯のホイールで迷ったら

どのホイールブランドも威信をかけて世に送るマスターピースであり、それに対してこうだからこのブランドはあっちより良い、悪いを一概に決めるのは無粋でしょう。しかしながら迷ってしまうのもまた事実。そんな時は今回のようにスペックやブランドごとのコンセプトなどを比較するとよいかもしれません。せっかくのホイールですから、自分に合った最高の選択ができる一助になれば幸いです。

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