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【石川ライド】リムブレーキロードバイク組みます!今だからこそすべてを忘れて自転車本来の楽しみを!

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上野アサゾー店】石川 康輔 24年08月06日

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ずっと構想を温めていたリムブレーキバイクの復活。次から次へと最新トレンドのアイテムに手を出しているうちに何年も後回しになっていましたが、この度ホイールを買って組み上げることにしました!!

できました↑

結局今のロードバイクは速いのか?

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↑このバイクも来シーズンまでに復帰予定です。

最新のディスクロードはタイヤが太くなりエアロダイナミクスも重視した設計でリムブレーキ全盛期の頃と全く違う乗り物になっている感覚です。

実際にレース環境では速いと思いますし、下りなんか別物だと私も思います。

でも、普通にサイクリングしている状況での走りにはどのぐらい差が生まれるのか?

ディスクしか乗っていない今だからこそ気になるその部分。

ディスクロードに乗り換えたときにリムブレーキの資産を全て手放してしまったので組みなおすことが出来ずにいました。

パーツについてはイコールブレーキを試すという名目でCAMPAGNOLOのSUPER RECORD12sを買ってありますし、ブレーキキャリパーもこっそりカンパの物を準備していますが、まだ決めていなかったホイールを買って帰ることにしました。

候補は色々ありました。折角だからとカーボンのハイエンドにしたいとか、ディスクで使っているSCOPEで比較しようとか、やっぱりシャマルウルトラだよねとか、ライトウェイトにチューブラー履いて究極の床の間バイクに、、、とか色々と。

でも実際に使わないバイクを組むのはもったいないので使い勝手を考えて、ホイールはフルクラムのレーシング3をチョイスしてみました。

FULCRUM RACING 3

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タイヤは旧ETRTO規格のものでないとこの内幅17mmを活かせないと判断してミシュランパワーカップをチョイス。

チューブはTPUも考えましたが、いきなり使っても何が違うのかわからなくなるのでブチルの普通のチューブにしました。

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サイズは25c内幅17mmのリムブレーキ終盤の標準的な幅のホイールに取付すると26.35mmになりました。たぶん徐々に太くなるので26.5mmぐらいにはなると予想しています。

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今回このホイールになったのはコスト的な面も多少ありますが、レースバイクとして復活させるつもりはないのでロングライドやポタリングに使いやすそうなR3にしたという感じです。

内幅17の旧規格なのもポイントです。

ワイドリム自体は当時からありましたし、私も内幅21のリムブレーキホイール使っていました。

でも、皆さんが一般的に体感しているのは内幅17mmの旧サイズのホイールだと思いますし、私も体感したいのは旧の方だったのでこれにしました。

 

因みに新ETRTO規格のタイヤはトレッド幅が広いのでナローリムにつけるとタイヤの形が想定通りにならないのでタイヤの性能は100%発揮されないと私の中では考えています。

なので、ナローリムには旧ETRTOタイヤで評価をするのがフェアというものです。

これはあくまでもタイヤの設計サイズとして最適かどうかという事になるので、使っても問題ないですし、ぶっちゃけ気にしない方が良いと思います。取付の可否はホームページを見てホイールの適応タイヤサイズなどを確認してください。

 

というわけで、ホイールは、リムブレーキ、アルミリム、クイックリリース、ナローリム、クリンチャー、旧ETRTO、、、という私の今目指しているベストバイクとは真逆の仕様に仕上がりました!!

因みにフレームはクロモリです。カーボンフォークなので結構レーシーなモデルです。

その辺は後日改めて写真とともに紹介します。

 

クリンチャーの利点

とりあえず乗り比べるまでもなく、今のレース用機材で用いられているチューブレスレディと比べて優れているところがいくつかあります。

・タイヤの取り付け作業がものすごく楽

・パンク時はチューブ交換で済むので金額、作業どちらも低コスト

・びっくりするほど一瞬でくみつけが終わる

といったところでしょうか。

後はタイヤが軽いとかシーラントの劣化を気にしないで使えるとか色々ありますが、それは好みの問題ですかね。

単純にクリンチャーの利点の話なのでディスクロードでも共通する話です。

 

ここからは、私がチューブレスを使っている理由を基にしたデメリットですが

・高圧での運用が必要

・乗り心地が悪い

・低圧にしにくいので太いタイヤと相性悪い

こういった面がチューブレスを使う私から見て現在クリンチャーを使わない主な理由です。

クリンチャーはある程度以上の気圧がかかっていないとコントロールできなくなるので高圧であることが美徳です。

その為、高圧で走るので速いっぽく感じる事ができるのも気持ちの面でもしかしたらメリットかもしれません。(実際は速くないけど)

 

速いかどうか、走りが軽いかどうか、コーナリングの良し悪しなどグリップ面、そういった走りの方の評価は改めて使ってみる必要があるので一旦今日は保留します。

長距離ライドは流石にリムブレーキではやらないと思うのですが、埼玉県内の里山ライドとか河川敷サイクリングとか、場合によっては輪行での地方観光ライドをやる場合は出番があるかもしれないのでメインバイクと併用しながら乗っていこうと思います。

というわけで

DOMANE AL DISCは一旦解体します。

だって、これについているスーパーレコードはもともとリムブレーキバイクを組みなおすために用意したものなので当然です。

期間限定で貸していただけなのでしょうがないですよね!!

しかも今となってはGHISALLO GE-110がDOMANEの領域をカバーしていることもあって出番が全くないのでこればかりはしょうがない。

凄く気にっていますが、元々は私の実験の為に作られた車体なのでその役目は十分に果たしてくれました。ありがとうございます。

 

リムブレーキロードバイクを組む理由

特別な事は無いのですが、一番は「興味」。二番は、「お気に入りのフレームがもったいないから」。

そのぐらいの理由です。

私は昔から半年~1年ですぐにバイクを組み替えてしまう飽き性なのでそもそもこれが自然なのですが、内装の油圧ディスクブレーキになった事もあり、気軽に組みなおすことができなくなったので1年以上乗っている状況が続いている感じです。

期待している事として、本来はリムブレーキでバイクをコントロールする事が大変なのが魅力だったのですが、いつしか効率重視で楽な方にバイクをアップデートしている自分がいたのでもっと根源的なバイクの楽しさを思い出したいなというのもあります。

クロモリというのもそこに一役買うと思っています。

リムブレーキメカニカルの外通しワイヤリングのバイクだから帰ってからすぐに組み立てられるので出来たら走ってこようかな。

なんとなくお気づきかもしれませんが、この夏一切休日サイクリングしておりません!

リムブレーキでライド再開はちょっと熱いです。

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