こんにちは、広島店の山崎です。
今回、メーカーさんのご厚意により、オルトレ試乗会に招待させて頂きました!ありがとうございます!その中で、オルトレRCに試乗させて頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
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OLTRE RC
バイクとライダーに対峙する空気抵抗のうち、バイクに対するものが80%・ライダー・20%がバイクに対するもの。この事実に着眼し、ライダーを中心に据えて設計されたのが、新型オルトレRCです。
エアディフレクターやヴォルテックスジェネレーター等、革新的な技術を搭載するだけでなく、それまで振動吸収の観点で貢献していたカウンターベイルの排除等、これまでのオルトレとは見た目だけでなく性能も大きく違うのではないかと思います。
エアディフレクター
新型オルトレを象徴するエアディフレクターは、内側を通る空気の風速が増し、外側に比べ低圧となり流れライダーの脚部に低圧ゾーンを作ります。実際に走行中に手をかざして確認した所、ハンドルより外側と足回りとでは感じる風量に違いを感じました。その違いは高速域になるほど明確に差が生まれ、そのせいか足を自然と回しやすく感じました。
ただ、UCIルールが適応されるレースでは使用できないので注意が必要ですが、取り外した下には翼断面形状の突起が設けられており、ヴォルテックスジェネレーターとして、整流効果を高める機能が備わっています。
漕ぎ出し
跨った瞬間から感じられるバイクの軽さ。そこからグングン加速しあっという間に30㎞に到達しました。さながらロケットの様な瞬発力を担う、完成車重量は驚異の約6.5㎏。他社のヒルクライムバイクにも引けを取らないバイク重量になっています。
その背景には、特許技術である“カウンターベイル”の排除が大きく関わります。とは言え、主流である28Cチューブレス自体柔らかい為、乗り心地を犠牲にすることなく鋭い加速力と瞬発性を獲得しています。
巡行性能
エアロバイクなだけあり、低速から巡行域までスムーズに加速して行きますが、それ以降の高速域でも一切のもたつきを感じさせないダイレクトな加速感を感じました。30㎞後半から40㎞半ばまで、普段より少ないケイデンスながらも楽に加速していく高揚感。専用のハンドルバーやBB周りの剛性も高いので、安定して加速していきますが、ライダーに対してある程度のポテンシャルを必要とすると思います。
登坂
一方、ヒルクライムにおいても不満を感じさせない走りに驚きました。この図体からは想像もつかないフットワークの軽さが目立ち、ダンシング時も重たさを感じませんでした。軽量且つ高剛性なレパルトコルサのハンドルも相まって、ダンシング時も機敏な反応を感じ、バイクを自由自在に操れる感覚に。よほどの激坂でない限りこのバイクで不満なく扱えると感じました。
乗り心地
今回、RCにはカウンターベイルが搭載されていないという事で乗り心地が気になるところでしたが、びっくりするほど乗り心地が柔らかでした。28Cチューブレスの恩恵もありますが、高い推進力と剛性感がありながら、しっかり振動を吸収してくれている感覚があり、とても乗りやすかったです。
また、レパルトコルサのサドルも柔らかく、フィット感に長けており長時間座っていても痛くなりにくく感じました。
エアロバイクでありながら、あの抜きんでた瞬発力と登坂力を可能にしたのは、エアディフレクターやヴォルテックスジェネレーター等の最新技術だけでなく、特許技術であるカウンターベイルを排除したことにより得られた、6.5㎏という純粋な軽さも間違いなく要因の1つでしょう。
ピュアレーシングバイクらしい走りのダイレクト感だけでなく、要所で楽に扱える様にもなっている為、レーサーやビギナーと幅広い方々にオススメ出来るバイクです。
如何でしょうか。只今ワイズロードオンラインにて予約注文受付中ですので、気になる方は無くなる前に手に入れておきましょう!