みなさん、どうかいの?(※「いかがお過ごしですか」の意)、「雨がようけ降ってからどがいもこがいもせんわい、わやじゃのぉ」という声が広島の巷ではあふれております。はぁ、わしも雨合羽が毎回出動で乾く暇もありゃせんのじゃが、九州ではもっとようけぇ降っちょるとのこと。災害が起きんよう祈うとります。
さて、そんななかですが、今回は「DAHON K3の乗り方第1段」じゃ。で、その前に読者の皆さんが楽しんでいるかどうかわかりゃしませんが、なんとうちの孫がRCCテレビの7/2放送の「元就!!」という番組に出たんじゃ!佐木島で4年ぶりに生まれた赤ちゃんということでの!やれ、齢6月にしてテレビデビュー!!
さぁ、話をK3に戻しましょうかの。
今回走ってきた場所は江田島。広島市近郊の人からは割と行きやすく、交通量も少ないし、距離も稼げる、飲食店もまぁまぁあるので、自転車デビューとして走る人が多い島じゃ。因みに瀬戸内海で4番目(微妙な順位じゃのぉ)に大きな島。一周約70㎞。
広島市宇品港からフェリーで約30分で江田島切串港に着くんじゃよ。
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切串港を出たらまず右へ向かった。道路にはブルーラインが引いているので、自然と「かきしま海道」を走ることとなる。(港からまっすぐ行ってもいいんじゃが、そっちは交通量が多くてトンネルが6連続する。)今日は素直に島を右回りじゃ。ちなみに朝5時30分出発!暑いんは苦手なんでの。暑うなる前に帰る予定。「かきしま海道」とはここ切串と呉市の呉港を結ぶルートのことで、江田島、倉橋島を繋ぐ約70㎞の海道。江田島、倉橋島が広島では最も牡蠣の養殖が盛んな島じゃ。じゃけん、「かきしま」ということじゃ。(※牡蠣の県内生産量 1位呉市、2位江田島市)
ところで・・・・・今日はk3に興味を持っているけど、実際はどうなの?というお客様からのQ&Aにも答えていければ思うのじゃよ。
参考に、この日の走行データは次のとおり
走行距離:68km
平均速度:14.0km/h
最大速度:46.4km/h
獲得標高:1192m
ということでじゃ、
Q:「遠くに走れるんですか?」、「サイクリングとかできるんですか?」、「街乗り専用ですよね?」というご質問には!
A:実際には、走れます!今回67㎞走りました。そんな苦労することないです。坂を除けば…街乗り専用ではもったいないです。
さて、かきしま海道沿いにずっと南下していく。右側に見えていた海は江田島湾にと変わる。そして、なにやら店が増えてきた江南交差点で休憩。ここには、樹齢400年のオリーブの木が植えてあって、ちょっとした休憩ができるんじゃよ。近くにスーパーもあったり、飲食店もある。残念ながらこの近くにあって長らくサイクリストの胃袋を満たした「海辺の新鮮市場」は閉店じゃ。
ところでK3は3速仕様じゃ。その各ギアの性格というとじゃ、
ローギアは平地では使う機会がほとんどない。坂専用。でもあまり期待しない方がいい坂専用
セカンドギアもあまり使わない。しかし、平地基調のところでもちょっとした坂はあるし、向かい風の時なんかにも使えるギア
平地ではトップギアが常用ギアだと思う個人的見解…です。トップギアでゆっくり回しても結構スピードは出る。
なので、ここでクエスチョン!
Q 「ペダルいっぱい回さなきゃいけんのじゃろ?」というご質問には、
A 「はぁー、ほがいなことはありゃせん。トップギアで普通に回すといわゆるママチャリよりは速い」が答えですじゃ。もうちぃと詳しく言うと、2速を多用すると、ペダルは軽いがいっぱい回す必要はあるんじゃよ。ほいでママチャリよりどうかというとの‥‥。
さてと平地基調で走って江田島湾をぐるりと回って、江田島市沖美町の三高港に着く。港が!えろー立派になったわい。トイレなんかめっちゃ気持ちいい。ちょっとした売店もあってのぉ。ほんにええぐあいになったわい。しかし、今日は朝、はよー出発しとるけんまだ開店前だったのが…残念じゃ。
ここまで走ってだいたいスタートから30㎞地点。はぁたいぎいなった、市内に戻ろうと思ったら、ここからフェリーで帰れます。もちろん、来た道を引き返しても往復60㎞で十分達成感はあると思うんでがすよ。ここ三高港はエスケープポイントなんじゃ。
この日は、進む事にしました。三高地区の坂から見る広島湾。牡蠣いかだが広がります。これが広島の海の風景じゃね~。
向こうに見える島が宮島。厳島神社の裏側が見えてるんよね。
で、この先、美能という集落があっての…そこを過ぎると…ずっと坂なんじゃ。での、登坂の最中は、写真なんて撮っていられない、一度足着くと再スタートするのがたいぎいと思うほど、K3にはなかなかしんどい坂が続くんじゃ。じゃけ、坂の途中の写真はなくて、いきなりじゃが、坂の向こう側の写真、「ここが入鹿海岸じゃ!」となる。
海、おっきい!と感じる入鹿海岸に行くことができます。先日「SEA TO SUMMIT」があった海岸じゃな。遠くは岩国とか周防大島とか山口県が見えるんじゃ~。まぁ、普段、太平洋とか日本海を見ている人にはわからんかもしれんがの、海には島がある、それもたくさんあるという景色に見慣れているわしにゃ、島が見えんとそれだけでも大っきい!となるわけじゃ。
さて、ここでクエスチョン
Q 「坂しんどくないですか」、「3速で坂登れるん?」とのご質問には、
A 「坂は上れます。ある程度」・・・「でも、ぶち、えらいわぁ」となるんじゃ。押しても登るのもK3サイクリングのうちと思うてつかぁさい。YouTubeでしまなみ海道仕様にチェーンリング53Tから50Tに変更してたのを見ましたが、それもありじゃのーと思いましたわい。
さてとの、沖美町側は、こがいな景色もあってええぐあいよのぉ。沖の島は大黒神島ゆうて、無人島じゃ。明治以降、人が住んだ形跡もないとのことじゃ。なんと瀬戸内海最大の無人島とのことじゃ。ほいでもの、なぜだか最近は別荘ができているようじゃ。&裏側は採石場があって、ガラッと趣が変わる、その裏側は倉橋島や宮島から見ることができるんじゃよ。
…で、この地点から写真が、のーて、いきなりじゃが、
ここに⇓飛ぶ。江田島町の「しびれ峠」。対岸は呉市。護衛艦やら潜水艦が通るんが見えるんぞ。なかなかえかろ。ほんで、手作りの看板!誰が言うたか「しびれ峠」云われは所説あるけど、いまだ確定せず。しかし、しびれ峠は桜並木の峠、桜の時期は、なんとのぉ「しびれ峠」と言ったんが分かる。この峠、正式(国土地理院地図)には「秋月峠」という。
ここからは、例のトンネル6個連続する坂道を通って切串港に戻ったんじゃ。
さて、ざっくり感想(インプレ)じゃが
「K3でもサイクリングはできる」
「ロングライドもできる(と思う)」今日は67㎞じゃが、感覚から言ってまだ半分程度しか体力使ってない。よく、近・中距離用と言われているが、いやいや、どうしてどうしての実力を秘めていると思う。
「下り坂、気を付けて」惰性だけでも長い下り坂では45㎞程度出た。しかもブレーキコントロールした上での速度。何もしなければ、もっと出るだろうが、ぶち、こわい。
ディレーラーが当然ながら地面に近い。これまた当然の如く砂を良く拾う。‥困ったもんじゃと思わず、おー、またメンテできるわいという気持ちで…
サドルは、適度にイイ感じなんじゃ、(しかし、これこそ個人差が激しいところなんでほんとに個人的感想)。
という感じ。街乗りだけじゃもったいないでがんすよ~。ええ、ミニベロじゃ。最近にない楽しい感じになるミニベロです。
ほいじゃ、またお会いしましょう。…K3、勿論当店でも在庫していますよ。限定色は全色、レギュラーカラーはレッドとガンメタ。お待ちしております。
※K3はカスタム化することも多いと思いますが、場合によっては保証対象でなくなる場合もあります。カスタマイズは、信頼のできるお店にご相談ください。