池C店、本日の作業は、
バラ完。
普段はロードバイクの組立が多いですが、
もちろん
MTBだって組み立てます!
本日組み上げるのは・・・?
INTENSE
TRACER T275 CARBON
アメリカの人気MTBブランド、
『インテンス』のエンデューロバイク!
前後160mmストロークのフルカーボンフレームで
DHバイク並みの下り性能を持ちながら、
驚くほどラクラク登りもこなしてくれる
万能な一本です。
まずはヘッドパーツの圧入から。
ロードバイクだとあまり縁の無くなった作業、
MTBならでは かも?
インテンスのヘッド規格はちょっと特殊で、
上ワンは一般的な
オーバーサイズのゼロスタックですが、
下ワンは、外に飛び出る
(エクスターナルカップ)タイプの1.5インチ。
フレーム内径はそれぞれ
上44.0mm、下49.61mmです。
ケーブル長の合わせかたもMTBならでは。
転倒などでハンドルが回ってしまった際
引きちぎれてしまわないよう、
180度切った状態で長さを決めます。
フルサスバイクなので、
チェーン長を決める際に
フルストローク状態にするのも大事。
リアユニットを一旦外してしまえば
簡単に作業できます。
ちなみに、この超でっかいスプロケット、
SLXグレードの11-46Tです。
スラムイーグルの50Tには若干ゆずりますが、
これだけあれば、
11速でも十分フロントシングルでイケちゃいます。
この巨大な11-46Tを使う場合は、
ローギアとディレーラーのガイドプーリーの間隔が
8~9mmになっていないといけません。
近すぎると
シフトダウンの際に接触してしまう
ので注意。
完成したバイクが・・・
コチラ!!!
フロントフォークは
FOX 2017『36 TALAS HSC/LSC』!
EVOL化によって、18年から
トラベルアジャストモデルがなくなってしまったので、
『TALAS』はこの17モデルが最終です。
160mmから130mmに
ワンタッチでストローク変更できるので、
さらにラクラク登ることができます。
リアショックは、
CANECREEK『DB AIR INLINE』。
非常に細やかなセッティングが可能な
『ダブルバレル』に、
登りをサポートする『クライムスイッチ』が付いた
エンデューロレース向けのモデルです。
ホイールは、
MAVIC『CROSSRIDE LITE』。
マビックのMTBラインで一番リーズナブルなホイールですが、
高精度で頑丈なリムを使用し、高い信頼性を誇ります。
転がりとグリップのバランスに優れたトレイルタイヤ、
マビック『クエスト』が標準装備され、コスパも抜群!
コンポはシマノ『SLX』。
登りの楽さを優先し
『フロント32T』、『リア11-46T』の1×11s仕様で
最小ギア比は約0.69。
どんなアプローチもラクラクこなし、
余裕を持って下りを楽しむことができます。
ハンドルやステム、ポスト、サドルなどは、
池C名物のアウトレットパーツ群から
下り系の高強度なモノをチョイス。
黒系のフレームに
白いカラーパーツがアクセントになって
見た目にもナイス!
猫も杓子も『ドロッパーポスト』なご時世に
”あえての”ノーマルポストですが、
その甲斐あってか(?)、
ペダルレスの完成車重量は12.4kg!
ガッツリ下り系なパーツ構成としては
非常に軽量な仕上がりになりました!!!
(私のアルミハードテールよりも全然軽い・・・()
この度はお買上げ頂き
ありがとうございました!
またのご来店をお待ちしております!
アウトレットフレームも盛りだくさん!
バラ完のご依頼も池Cまで!!!