PINARELLO F5 DISK 105 Di2
IMP BLUカラー
53サイズ
¥836,000-
三井ショッピングパークカード優待対象
[ysid 2023000010372]
遂に入間店にも入荷してまいりました。
オールラウンドエアロロードを得意とするPINARELLOよりFシリーズですね。
DOGMA FのDNAを継承しF9、F7、F5とグレードが分かれた兄弟機です。
F5はマテリアルとして東レのT700カーボンが採用され前作にあたるのはPRINCEですね。
継承した空力設計はライダーの力に対する推進力を殺さずスムースな速度の伸びへとつなげてくれます。
またPINARELLOといえばONDAフォークあのぐねぐね曲がったフォーク形状は今はカクカクとした形でフォークとシートステーに使われていたり惜しみなく技術が投入されていることが見て伺えます。
もちろんフル内装のTiCRシステムも投入されるモデルケーブルの張り出しは最小限!
フレームヘッド回りにケーブルの類は見られませんね。
そんなハンドル周りはこんな感じで
バーテープに隠れる部分からケーブルがハンドルに入り込み
そのままステムに入っていく形の内装システムで内装入り口と出口が近く組み立ても難しすぎず見た目はカッコよくスッキリとしてくれますね。
DOGMAシリーズより継承する空力設計はタイヤから大きく離れる部分でダウンチューブを太くしより大きく空気を分断させボトルケージに対し空気抵抗になりずらいように設計されます。
すぐ上にはDi2ジャンクションボックスとTORAYCA 東レカーボンを使っていますよと書かれていますね。
ONDAフォークはもちろん健在。
技術の進歩で昔ほどぐねぐねする必要がなくなってしまったONDAですが今尚角ばって少し湾曲した特殊なフォークであることに違いはありません。
通常の形状はストレートやベントですがどちらもフォークエンドが前側に足を投げたような形になる中ONDAは地面と垂直に向かって曲がっていきます。
有名どころだとあと1台くらいしかこうした形でフォークを作っていなかったと思いますね。
肝心なONDAの効果は路面の追従性。
特に効力を発揮するのは下り坂の段差でしょうか?
下り、コーナー、段差
これを聞いてすぐに思いつくのは落車でしょう。
フロントが浮いてしまい横滑りのような落車かと思います。
ですがこのONDAはそこをより効率よく押し付けてくれることで下りでのコーナリングに定評があるのです。
よくプロ選手たちがすごいスピードで下ってきれいなライン取りやコーナーリングをしているのを見ると思います、当然選手自身の力量もありますがそれだけでないのがこうした技術面ですね。
下りが苦手な乗り手にこそ乗っていただきたい1台です。
もちろんフォーク後ろ側には整流化させるエアロフィンがついていますね。
前作PRINCEシリーズより入り始めたそれは
空気の乱れを整え乱気流を減らすことで抵抗になる暴れた空気を後ろ側にあたらないようにする。
結構重要な役割がありますね。
コンポーネントは新型Di2化された105Di2です。
確かなシフトと2×12Sの多段性からすでに多くの方がお使いのモデルですね。
SHIMANOのDi2システムもすでに3世代目と熟成された変速性能を持ち合わせ確かな変速と耐久性は折り紙付きでしょう。
油圧ディスクブレーキを搭載します。
平坦ではもちろんのこと下りでも高い制動力は発揮され少ない力で強い減速能力を有します。
速度域が高くなりやすいロードバイクにはもちろんおすすめですが
今回のような下りが得意な車体ともなると普段自身の力では出せないような速度域に行ってしまうことも多いかと思います。
そんな時でも油圧ディスクブレーキは効力を発揮し安全に下ってくることも可能だと思います。
クランクの裏側にあるのはカーボンシートのチェーンステーガードです。
チェーンステーとクランクの間にチェーンが入ってしまった際のガリキズに対し強めの保護をしてくれるうれしいシールです。
別売りもしていますがPINARELLOのカーボンモデルには基本付いている記憶です。
上山と一緒に走っていた方もチェーン落ちが入り込んでしまい上下は少し削れましたがシールおかげで致命傷を防いだといった経験がありましたね。
シートチューブにはFシリーズの証であるFが刻まれますね。
結構カッコいいフォントで小さすぎずいい感じの大きさではないでしょうか?
ご案内は上山翔でした。