25Cから28Cに交換したのはちょっと前なのですが
IRCの山田さん曰く「タイヤがホイールに十分なじんでからインプレすべし」
だそうなので、とりあえず100㎞くらい走っていました。
走り始めの空気圧は6.2気圧。
指定気圧(5.5~7気圧)レンジのおおよそ真ん中くらいに合わせてみましたが
これだとかなりの硬さを感じます。
ピュアチューブレスならではのビード~サイドウォールにかけての剛性の高さ
に加え、太くなった分増えたゴムの重さも感じてしまって正直あまり良い印象
とはなりませんでした。
で、ここから先はテストということで自己責任の世界です。
ゴツゴツ感を抑えるため、指定気圧を下回る5気圧程度にまで落としてみます。
するとタイヤの硬さがあまり気にならなくなり、快適性がかなり改善。
路面を気にせず普通に乗れるようになりましたが、その分逆にタイヤの重さが
さらに目立つようになってきました。
これは25Cが正解だったか・・・と、この時点でちょっと思い始めます。
いっそ快適さに全振りした場合、どこまでエア圧を下げられるのか?と考えて
思い切って3.5気圧くらいにまで落としてみると・・・
乗り心地は文句なし!待っていたチューブレスならではの乗り味が出現!!
マンホールの蓋も路面のヒビ割れもヌルっと超えてくれます。
タイヤに荷重をかけるとグニグニつぶれるくらいの低圧にも関わらず、コギ味
がそれほど重くなっていないのが不思議。
このくらいの低圧ならば、28Cタイヤの重さというネガを乗り心地が上回って
きて、チューブレスのメリットが感じられることが分かりました。
とは言え、ここまでの低圧を常用するのもどうかと思うので。
タイヤの重さから来る反応のダルさを嫌うのであれば25C。
重さはもうしょうがないものとして、乗り心地を追求するなら30C。
が自分のバイク(BMC SLR02)には合っているような気がします。
今回の28C化で気になったタイヤの重さに関しては、新型フォーミュラPROの
TLR(チューブレスレディ)が解決してくれるような気もするので、この次は
それも試してみたいと考えていますが・・・
折角履かせた28C、ベストな空気圧をもうちょっと探してみるつもりです。