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【サドル】“ショートノーズじゃないやつ”が好きな方に。『フィジーク』の往年の名作モデルの最新版あります。

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池袋チャーリー店】田中 義臣 23年08月03日

ショートノーズサドルに本格参入するにあたって、製品群を『ヴェント(レーシング向け)』と、『テンポ(エンデュランス向け)』の2つに整理、統合した『フィジーク』。

往年の名作サドルである『アンタレス』と『アリアンテ』も『ヴェント・アンタレス』と『テンポ・アリアンテ』として生まれ変わりました。

それぞれ4グレード展開となる両サドルですが、今日は店頭在庫している一番お求めやすいグレード、『R5』をご紹介。

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VENTO ANTARES R5

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Weight:210g(140mm)、217g(150mm)

¥15,800-(税込)

 

 

TEMPO ALIANTE R5

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Weight:230g(145mm)、236g(155mm)

¥15,800-(税込)

 

 

 

伝統のデザインを踏襲しながらも、アルゴシリーズで得た知見を投入。

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僅かにサドル中央が窪んだ形状で、どんなポジションでも効率的なペダリングが可能な『アンタレス』と、大きなくぼみとワイドな座面で、安定性と荷重分散に優れた『アリアンテ』。

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新作では、オリジナルの特徴はしっかり踏襲しながらも、ショートノーズサドル『アルゴ』シリーズの開発で得た知見をプラス。

オリジナル版よりもフラットな座面が荷重の分散効率を高め、快適性が向上しています。

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新開発のダブルデンシティーフォームパッドは、座骨部分が硬く、ノーズ部分が柔らかくなるよう密度を変化。

オリジナルより若干幅広くなったノーズと、フラットな座面とが相まって、前乗りや深い前傾などのアグレッシブなポジションにも対応しやすくなりました。

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ベースシェルはカーボン強化ナイロン製。

適度な柔軟性があり、路面からの衝撃をいなしてくれます。

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分割構造の『ウイングフレックス』を採用し、サイドのエッジ部分だけ柔らかい樹脂製になっています。

ペダリングに合わせて左右のエッジが独立してしなる事により、円滑な足の動きをサポートしてくれます。

 

 

 

アルゴシリーズとの違いは?

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(左からヴェント・アンタレス、ヴェント・アルゴ、テンポ・アリアンテ、テンポ・アルゴ。)

ショートノーズモデルとあまりにもそっくりな見た目に戸惑う方もいるかもしれませんが、“サドルのセンター”をベースに比べてみると違いが分かりやすいです。

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『フィジーク』では『幅75mm』の部分をサドルセンターと定め、ベースプレート裏にラインを引いていますが、『アンタレス&アリアンテ』と『アルゴ』を比べてみるとこんな感じ。

『アンタレス&アリアンテ』の方がノーズ部分が細く絞り込まれ、サドル後方に座ってもノーズが内股に擦りにくくなっています。

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ライド中に着座位置をずらして、前乗り後ろ乗りを自由に切り替えられる『アンタレス&アリアンテ』か、ポジション決め打ちでずらせない代わりに、デリケートゾーンへの負担がより少ない『アルゴ』か・・・といった対比になってくるでしょうか。

 

 

 

グレードごとの違いは?

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4グレード展開の『ヴェント・アンタレス』と『テンポ・アリアンテ』ですが、トップグレードの『00』以外は、レールだけの違い。

カーボンレールの『R1』、軽量な『Kium』合金レールの『R3』、頑丈な『S-alloy』レールの『R5』となっています。

前作までの『R5』グレードは、シェルやパッドにも差がありましたが、今作からは『R1』、『R3』と共通の『カーボン強化ナイロンシェル』と『ダブルデンシティフォームパッド』を採用し、かなりコスパが高くなりましたね。

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最上位の『00』は、シェルとレールが一体構造のフルカーボン製。

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特別なインジェクションEVAパッドを採用し、正にフラッグシップといった軽量性になっています。

 

 

 

「ショートノーズちょっとニガテかも…?」という方はぜひ。

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ショートノーズ全盛の時代ですが、登りと平坦で着座位置を変えたり、長時間のライドで、脚の筋肉の部位を使い分けるのに着座位置を変えたり、自由度の高い使い方ができるのが旧来サドルの魅力。 

時代に合わせて素材や形状もアップデートされ、使い勝手も向上しているので、今一度注目してみるのも良いのではないでしょうか?

気になる方は、ぜひチャーリー店まで!

 

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