みなさんこんにちは、ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
お盆休み、夏休みにロングライドを計画している方、多いのではないでしょうか。
ふと、先日店内で質問がございまして、回答していたところ、少し難しいかもなと思うものを見つけましたので、ちょっと記事にしてまとめてみたいと思います。
レザイン、実はハンドポンプからスタートしてフロアポンプに、その後工具やライトへと手広く開発させてきたブランドです。
いりさわもフロアポンプはスポーツ自転車を始めたときにレザインのフロアポンプを買い、10年超ですがまだまだ現役で使っています。そして、ロングライドのお供にロードドライブのLサイズを愛用しています。
と、いうことで話は本題に戻りまして、ハンドポンプのちょっとした違いについて確認していきましょう。
LEZYNE
[ysid 4710582548413]
[ysid 4710582540318]
ポケットドライブ
なんともかわいい大きさのポケットドライブ。どちらもサイクルジャージのバックポケットに入りそうなサイズです。ツールボックスにもうまく収まってくれるサイズ感でございます。作業性より携帯性に優れたミニマリスト向けのポンプであることに違いはありません。
なお、どちらのモデルも小型で細身であるがゆえに最大160psiまで対応する高圧用ポンプです。
じゃあ何が違うか少しずつ見ていきましょう。
ポケットドライブは
樹脂製のマウントが付属する、これは一目でわかりますね。
ホースに違いがある
ここにご注目ください。外してみましょう。
これがノーマルのポケットドライブのホースです。なんてことはないレザインのいつものホース。米式と仏式の口が上下に分かれています。反転して使うとどちらにも対応できる反転術式(??)なホースです。どちらが順転かはわかりません。
ポケットドライブプロは
金属のマウントが付属します。歴代のレザインハンドポンプは大体が金属マウントです。美しいCNC加工で、流石エンジニアドデザインを歌うだけある仕上げ。これが大好きでして、一昔前は大体のパーツはレザインで統一していたこともあります。
違いはここ
ホースにお花が咲いていますね。
外してみるとよりわかりやすいです。溝が切ってありますが、これを使ってアレを回せるようにしています。
正解はここに
お花の絵のところにあります。バルブコアツール。そうです、バルブコアツールです(小泉構文)
TLRやディープリムの人はバルブコアを開ける必要がたまーに出てきますよね?ライド中には必要ないと思いたいですが、万が一の時にあったら嬉しいと思います。バルブコアツールを別途持ち歩くのもいいですが、サイクリストはミニマリスト。持ち歩く工具が一個でも減るとなんだか得した気分になりませんか?
用途に合わせて選ぼう
タイヤがクリンチャー(チューブ入り)で、ホイールもリムハイトが低い物を使っている方であれば、普通のポケットドライブで十分です。チューブを入れ替えて空気を入れて走り出せばよいので、バルブコアを触る必要は無いと言えます。
チューブレスレディのタイヤ、ディープリムを履いていてバルブエクステンダーを付けてチューブを入れている方。こういった方々はバルブコアツール付きのポケットドライブプロがあっても良いかも知れません。もしかすると既にそういった方々はバルブコアツールをもっているかも知れませんが、ロングライド時に持ち歩いているとも限りませんよね?
転ばぬ先の杖として、ツールが付いたマルチに使えるポンプもあっても良いかも知れません。こういった形で使用用途と手持ちのアイテムの状況に合わせて携帯する装備も整えてみてください。
ロングライドにあると便利なパーツたちは、店頭に豊富に用意しております。揃える装備に困ったら是非お気軽にお声かけください。お客様の状況を確認しながらご提案させていただきます。