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このカスタムするとどういう利点があるのだろう?コンポーネント・ブレーキ編

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宇都宮じてんしゃの杜】フクダ 24年10月05日

自転車のブレーキのイラスト

ご覧いただきありがとうございます。
前回はコンポーネントの中から変速の話をしました。今回はブレーキのお話をしたいと思います。

ブレーキを変えると何が変わる?

元々のブレーキのグレードにもよりますが、ブレーキはいの一番にグレードアップしたいパーツだと思います。
理由は簡単。命にかかわる部分だからですね。ブレーキの良し悪しで命運が分かれるなんてことに…あくまで結果論になってしまいますが、それも命あってのことです。何故そこまで変わるのか。解説したいと思います。

ブレーキ自体の剛性

ブレーキ自体の剛性が高くなると、ホイールに負けずにがっちりと掴んでくれるようになります。つまり、より少ない力でより早く止まれるということです。
握力があれば平気…?確かに違うとは思いますが、長距離になればなるほど、疲労につながると思います。例えば5時間走るとします。5時間止まるたびにいちいち強く握って止まるのと、そこまで力を使わずに止まるのでは大きく変わると思います。

下りの恐怖心が減る

皆様はヒルクライム好きですか?好きな方は様々な山にヒルクライムチャレンジしにいくと思います。そうなると登ったあとに待っているのは下りですね。
下りは放っておいてもグングン速度が出て、それをブレーキングで制御しながら走らなければなりません。制御が難しいと難易度もそれだけあがりますし、何より怖いです。ブレーキが良いものであれば、それだけ恐怖心も減ると思います。

また、前述の握力の話ですが下りは平坦や登り以上にブレーキを使うことになりますので、ものすごく握力を使うことになります。
登って消耗すればするほど、下りの距離も伸び、より消耗しながら走ることになりますので、とにかく大変になります。

命にかかわる…

咄嗟のブレーキの時に、より強いブレーキができれば危険を回避できるかもしれません。
例えば、青信号を直進で走っている時に、対向車が自転車に気付かずに右折してくるとします。危ない!とブレーキをしたとして、弱いブレーキでは制動距離が長くて接触してしまうかもしれません。逆に強いブレーキならばぶつからないかもしれませんし、ぶつかったとしても速度が抑えられていれば接触時の衝撃もいくらか減ると思います。

良いブレーキならば生きていたかもしれない、ケガしなかったかもしれない、もう少し軽傷で済んだかもしれない…そう嘆く前にブレーキをアップグレードしておくことをおススメします。

人気なのはSHIMANO BR-R8100

前後あわせて¥21,000(税込)で購入ができるULTEGRAグレードのブレーキはコスパ最強です。
私も2台目に購入した完成車のブレーキがBR-6800、当時のULTEGRAグレードでしたが、SORAグレードからのアップグレードだったので、かなりブレーキの利きが良くなり、感動したのを覚えています。

変速機が〇〇だからってブレーキも〇〇だとは限らない?

例えば105グレードのコンポが付いた完成車を買ったとします。
実はよーく見てみると、メインの変速機「は」105ということもあります。ブレーキやクランクは完成車の販売価格を抑えるために違うグレード、安いブランドを使用していることも多いです。

皆様の自転車のブレーキはどうですか?かかりが悪い、もっとスマートに止まれたら…と思ったことはありませんか?是非一度、自分の自転車のスペックを見てみてください。

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