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真冬の早明浦ダム 氷点下のグラベルライド

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松山店エミフルMASAKI】関 和貴 23年12月31日

s-S__8732794_0みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

久しぶりのグラベルライドに行ってきたので紹介します。

 

 

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今回は道の駅木の香から早明浦ダムを目指します。

全長85km、うち10kmのグラベル区間が楽しめるコースです。

獲得標高は1500m!!

 

 

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スタート地点までは車で移動。

自転車の車載にはミノウラのVERGOが便利です!

前輪を外すだけの簡単取り付けで、車や自転車が傷つきません。

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スルーアクスル用アダプター

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自分のバイクは特殊なフォーク(LAUF)を使っているのでVERGOを使うには「VERGO-TF用
ハイトスペーサー」が必要でした。

ギリギリ干渉せず取り付け完了。

 

 

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このスペーサーがあるとスルーアクスルの固定がラクになります!

(特にレバー一体型のアクスルはこれがないと使えないことも)

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この日は今年一番の冷え込み!

スタート地点の気温は氷点下~3℃!!

 

 

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持っているフル装備で挑みます!

 

 

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ブリンヤ・ブレスサーモインナー・15℃ジャージ・10℃ジャケット・5℃ジャケット・5℃防風ビブ・パールイズミ ウインターソックス・ネックウォーマー・耳付きキャップ・ヘルメットカバー・防風グローブなどを使用。

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ヘルメットカバーは風を防ぎ、熱がこもるのでとても暖かいです。

0℃近い気温では全てにおいて、防風と肌の露出を減らすことが大切です。

重ね着ぎやフィット感の調節で、防風ウエアの中に暖かい空気の層を作ることも重要ですね。

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今回使用する愛車 TREK CHECKPOINT SL

フォークはLAUFのサス付きフォークに交換。

予備の防寒着を運ぶためにリュックの他にフレームバッグも使用。

 

 

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手持ちのカメラ+バイクに取り付けた3台のカメラの写真でライドをご紹介します。

来月のシクロクロスでの機材チェックでもあります。

ライトやカメラのマウントはレックマウントから豊富なラインナップが出ています!

 

 

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今回は神山くんと一緒に走ります。

この男、寒さに強いらしいが、ビブが防風じゃない、、だと、、、

 

スタート地点は雪が積もっていて水たまりは凍結しています!

グラベルでなければ間違いなくライド中止の路面状況。

 

 

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序盤は下り基調の舗装路。

しばらく走ると雪は無くなってきました。

 

 

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まずはスタート直後にある大橋ダムへ。

ダムまでは上り坂。

ロードならなんてことない上りでも太いタイヤでは少し重たく感じます。

 

 

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さっそく本日1枚目のダムカードをGET!

気さくな職員さんが対応してくれました。

 

 

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コースに戻り早明浦ダムを目指します。

ダムまでは湖畔を進みます。

細かいアップダウンはあるものの急斜面は無く、きれいな橋や滝が点在していて気持ちの良いコースです。

 

 

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最初の目的地、大川村 村の駅に到着。

 

 

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地鶏牛とは??

 

 

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ダムカードをGET!

早明浦ダムのダムカードは2種類ありそのうち1種類のドラゴンVer.をここでもらえます。

早明浦ダムを上空から見るとドラゴンに見えるらしいです。

来年は辰年なのでちょうどいい訪問タイミングでした。

 

 

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止まると寒いのでどんどん進みます。

日だ当たると少し暖かく感じますが、気温は高くても3℃ほど。

動いているうちはそこまで寒さは感じません。

 

 

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早明浦ダム南側は工事のため近づくことができないので、ダム下側に向け一気に下ります。

神山くんグリップの良いシクロタイヤで下りを攻めます。

 

 

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バイクの機動性が高すぎてペダルが路面に接触!

攻めすぎ~!!

 

 

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巨大な早明浦ダムを下から。

早明浦ダムは貯水量で四国一。 

四国の水不足解消や発電にも大きく貢献しています。

 

 

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熱心な神山くんのファンはもうお気づきかとおもいますが、、

神山くんそんな自転車持ってたっけ??

 

 

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本邦初公開!

スタッフ神山の新車!!

ビアンキ ZOLDER PRO (ゾルダープロ)

あまり見かけることのないビアンキのカーボンシクロクロスバイク。

 

 

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GRXや33Cのタイヤはシクロクロスに特化したパーツ構成。

自分のCHECKPOINTが安定性重視の設計なのに対しZOLDERは機動性重視。

似たスペックでも乗り心地は大きく異なります!

 

 

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パーツ類は赤色で統一して引き締まった印象に!

詳細は本人の紹介ブログをお待ちください。

 

 

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ところで、我々がダムカード目当てに目的地にしているダムですが、生活用水だけでなく洪水対策や発電などたくさんの用途があるんですね、、

高度成長期の時代まではほとんどの電力が水力発電だったとか。

水源の少ない四国では生活はもちろん、工業にも欠かせない電力目当てに愛媛と徳島の熾烈な争いがあったとか、、

今、徳島県民といがみ合わなくて済むのは早明浦ダムのおかげかもしれませんね。

 

 

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そんな水力発電ですが高所にあるダムから水を落とす勢いで水車を回して発電します。

発想はとてもシンプルですね!

 

 

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その水車がコチラ!

想像より小さい!?

 

 

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これは今回のコースから見れる別の発電所。

この長い水道管を落ちる水の勢いで先程の水車を回します。

 

 

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ダムにもいろいろな種類があるので、ライドのついでにちょっと調べると、サイクリングの目的地としてもちょっと面白くなるかも?

 

 

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道の駅土佐さめうらに到着。

早明浦ダムは工事中につきダムカードはここでもらえます。

 

 

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早明浦ダムでカード3枚GETです。

 

 

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サイクリングMAPもありました!

 

 

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ガチヒルクライムコースも設定されています!!

 

 

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道の駅の食堂で昼休憩。

ここを逃すと他に補給ポイントはありません!

 

 

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カツカレーを注文!

 

 

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神山くんのあかうし牛丼 

冷えた体が温まります!

 

 

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早明浦ダムを後にし、グラベルコースの起点となる汗見取水ダムを目指します。

 

 

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ダムに到着。

ここで大誤算!ダムカードは現地ではなく早明浦ダム付近での配布のようです、、

 

 

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ダムカードは諦めて林道へ。

林道までは15%の勾配を上ります。

 

 

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何か白いものが舞っています、、、

 

 

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ようやく林道入り口に到着。

 

 

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空気圧を舗装路用の最大気圧から目分量で2BARくらいまで下げます。

 

 

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いよいよグラベル区間の始まり!

上って下る約10kmの区間です。

 

 

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神山くんは本格的なグラベル初挑戦!

 

 

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ロードとは違う感触に驚きながらも楽しそうに進んでいきます!

細かなコーナーが続くシクロクロス向けの機動性が高いフレームなのでロングライドでは集中力が必要ですが、さすがは普段から特殊訓練を受けているだけあって適応が速い!

 

自分のバイクは安定性が高いのでシクロでのコーナリングはワンテンポ遅いですが、グラベルコースでの安定性は抜群で、カスタムしたフォークには30mmのサスが付いていつので路面からの振動も少なく非常に快適!

 

 

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路面は主に細かめの砂利。

もっと細かい砂利や土なら最高ですが、まずまず走りやすい路面。

 

 

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砂利道ではペダリングや体重移動が下手だと後輪が滑ってしまうし、

コースを考えないと前輪をとられるし、

柔らかいタイヤは力任せでは進まないのでとてもいいスキルトレーニングになります!

 

 

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だんだんと白い物の量が増えてきました。

とはいっても進むしかない。

前進あるのみ!

 

 

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慣れないグラベルで、さらに雪で条件が悪くなり苦戦する神山くん。

 

 

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かなり積もってきた!

 

 

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楽しい!!

 

 

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上っていると暑いのでグローブは外してしまいました!

 

 

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凍結はしていないので雪道でもガンガン走れます!

 

 

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タイヤはIRC BOKEN DOUBLECROSS

まさに冒険にふさわしいタイヤ!

 

限定の33Cはシクロクロスにも最適!!

 

 

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しっかり路面をとらえて不安はありません。

 

以前使っていたパナレーサー グラベルキングSS 32Cと比べると若干重く、舗装路では抵抗も大きいですが、グラベルでの安定感や滑りにくさは圧倒的にBOKENが優位で不安感が全くありませんでした!

舗装路とグラベルどちらを重視するかで選びましょう。

 

 

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タイヤの跡の横に、、、

 

 

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動物の足跡を発見!

どうやらウサギのようです!!

2023年の干支、最後の抵抗でしょうか、、

 

 

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もはや別世界!!

 

 

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安全最優先!

時には押して進みます。危機管理もグラベル遊びの必須スキル。

怖いと思ったら無茶しない事が大切。

 

 

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頂上を越えると今度は下りです!

雪で路面が見えないなか、路面の悪い箇所も多く、よりスリリングに!

 

 

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下ハンを握ってしっかりブレーキ!

 

 

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 しばらく下ると雪は無くなってきました。

 

 

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神山くんも慣れてきたようでガンガン下っていきます!

ブロックタイヤで気圧を低めにしておけば意外と簡単に走れます。

あとはスキルに応じて、重心移動や走るラインがわかってくると速度が出せるようになってきます。

ある程度は度胸で突っ込まないと面白くありませんが、バイクのコントロールを失ってはいけないので状況の見極めが大切です。

 

 

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下の方に人工物(橋)が見えてきました!

あと少し!!

 

 

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ようやく舗装路に合流!

雪が降りだした時はどうなるかと思いましたが、転ぶことなく帰ってくることができました。

グラベル区間は10kmですが、半日遊んでいたくらいの満足感!

途中は二人とも叫びながら、恐怖10%、楽しさ90%でハイになりながら走っていました。

 

 

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舗装路に戻ったので再び空気圧を4BARまで上げます。

 

 

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あとは来た道を戻るだけですが、疲労が大きいのでゆっくり帰ります。

 

 

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神山くんが上りで死んでしまったので、つららを持って追いかけまわします。

 

 

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大漁~!

 

 

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帰りは上り基調。

あと7kmがなかなか進まない、、、

 

 

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ようやく最初のダムまで帰ってきました。

 

最高気温3℃(サイコン上は-4~8℃)の非常に寒い一日でしたが、重ね着したウエアのおかげで凍えることなく快適に走ることができました。

しいて言えばつま先が寒かったですが、SPDシューズで歩き回る都合上カバーをつけにくいのでやむをえません。

SPDシューズで使えるカバーは、、

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コチラがあるほか、シューズ自体が温かいウインターシューズという選択肢もあります。

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自分の体感では、

5℃の気温まではしっかりウエアを選べば全然余裕。

3℃では長時間止まらなければ大丈夫

0℃近い気温ではシューズカバー必須で耳や鼻、頬も痛くなるので対策が必要です。

 

 

今回のライド動画

 

 

冬は寒いですが、冬しか見れない景色や体験があります!

ウエアを準備して、冬もたくさん走りましょう!!

ウエア選び、ご相談ください!!

 

冬の遊び方や目的地に迷ったらサンデーライドにご参加ください!

2024は1/14から毎週開催予定です。

 

 

 

来春1/7は重信川シクロクロス!

当店からも関と神山がC3でエントリーしますので是非観戦に来てください!!

 


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