カンパニョーロから新たにラインナップに加わった
BORA WTO シリーズ。
その特徴はリムが
ワイド化されたことによる剛性アップ
WTO(WIND TON OPTIMIZ)の名にあるようリム・ハブ形状の見直しによる空力アップ
2Wayfit によるチューブレス対応。
今回は最新にしてオールラウンドモデル WTO45
こちらをガッツリ乗り込んでのインプレッション!
200km
獲得標高2500mUP
精も魂も尽きるほどに乗りこんで参りました。
ワイドリムになったことで剛性が上がった感じは確かにあります。
BORA 35 のような俊敏な軽快さや、発進加速の鋭さはないけれども、
45mmハイトという正に
オールラウンドドンピシャのリム高から来る巡行性能の高さ、
速度が乗ってからの加速は気持ちがよいの一言。
ワイドリム化による剛性アップを果たしてはいますが、
このWTO45もしっかりとカンパらしい乗り味を継承しております。
平坦では感じにくいですが、トルクをかけた際、上りでのダンシング時にはしなりを感じます。
ここが非常に好印象で、手持ちのコスミックプロカーボンSL USTの剛体とは違う乗り味です。
重量自体は非常によく似いるのですが、
コスミックプロカーボンSL USTはリム高40mm
BORA WTO45 はリム高45mm
5mmアップしているにもかかわらず、ほぼ同重量。
しかもWTO45はチューブレステープ要らず!
カンパホイール2Wayfit(クリンチャー、チューブレス両対応)は
チューブレステープ不要なのがとっても素敵です。
なんせ一手間、(気分的には二手間)減ってますからね。
下りのブレーキ性能も申し分なく、AC3と名付けられたブレーキリム面は十分なストッピングパワーを誇ります。
雨天時では試しておりませんが、
これまでの経験からこの手のブレーキフィーリングからは効く予感しかしません。
(カンパ純正のブレーキシューが良いです。)
またUSBを採用されているので、下りはめちゃ速いです。
200kmを最後の最後まで下はん持ってトルクかけて脚が残せるこのWTO45。
45mmという超オールラウンドにして、剛体的にも申し分なく、
そこまでのパワーを必要としなくても十分に走るこのホイールは
リムブレーキ仕様で選ぶホイールの最有力候補にあげていいかと思われます。
お値段定価¥295,000+Tax
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¥250,750+Tax
今回は使用タイヤはピレリのクリンチャー P ZERO VELO25c。
せっかくの2Wayfitですが、今回はあえてのクリンチャーで使用。
改めて好きな乗り味のタイヤだと感じました。
また機会があれば、試してみますね。
予告
次回のインプレはコンチネンタルGP5000 TLを書きます。
(ホイールはMAVICです。)