▲雲が低く抜けられれば雲海が見れるかも?▲
こんにちは、スタッフおおもとです。
当店のお客様でも参加者が多いヒルクライムイベント
『Mt.富士ヒルクライム』
例年なら参加者10000人を超えるビッグイベント。
今年はコロナ禍で開催が心配されていましたが、
今週末なんとか開催する事が出来そうとの事です。
富士ヒルと言えばタイムに応じてもらえる『スペーサー』
1時間30分で銅スペーサー
1時間15分で銀スペーサー
そして1時間5分を切れば金スペーサーと、
クライマーとしての実力を測るのにうってつけな大会です。
私は第11回大会でぎりぎり『銀スペーサー』を獲得。
(1時間14分49秒だったので11秒だけ)
そこで今回は当時感じていた富士ヒルの攻略ポイントを
ざっくりとではありますが書いておきたいと思います。
▲大会以外でも何度も登りに行くほどいい坂です▲
【コース攻略ポイント】
① 一合目下駐車場までは飛ばさない
当日テンションが上がってスタートから飛ばしがち、
ですが富士ヒルのコースは序盤の勾配がきつめです。
計測開始地点まで距離もあるのでのんびり行きましょう。
一合目下駐車場から勾配が緩くなるため、それまでは
淡々としたペースでスタミナ維持に気を付けて。
コースは全長24km、まだまだ先はだいぶ長い。
② コースの緩急にシフトを意識して対応
一合目下駐車場を過ぎると緩やかな坂と少し急めの坂が
交互に現れ、登坂ペースがかなり揺さぶられます。
富士ヒルはほとんどの区間は変速的なペースです。
緩やかな坂ではシフトアップして加速しタイムを縮め、
急めの坂ではシフトダウンして無理せず体力温存が◎。
ペースが近い人を見つけて合わせられると楽です。
③ 四合目大沢駐車場を過ぎたその先
例年なら和太鼓隊などが応援をしてくれる四合目。
ここを超えると残すところは約6kmという地点です。
20kmから22kmの区間は部分的に勾配が上がり、
特に最後の奥庭駐車場手前は最も勾配がきついです。
速度が落ちても無理はせず、ここも温存が得策。
④ 駐車場ド平坦ハイスピード区間だが・・・
今まで温存した体力はここから先が使いどころ。
ゴール前の坂まで完全な平坦になる区間で、
トレイン次第では時速40km/hの走行になります。
ここ次第でタイムは大きく関わりますが、
最後のトンネル手前からゴールまでに勾配があり、
体力を使い果たしてると一気にスピードが落ちる為、
最後のスタミナを温存しつつ高速巡行が必要です。
富士ヒルは最後の坂が感覚的に一番きつい・・・
▲ 五合目にレストハウスあり、富士山メロンパンが名物 ▲
⑤ 今年はコースにイレギュラーあり
④の区間は広い範囲で3月末に土砂崩れがあり、
最近撤去がされたばかりとの情報があります。
一部橋に損傷があり、迂回路が作られてるとの事です。
例年通りの高速区間にならない可能性があります。
⑥ 下山グッズは完璧に揃えましょう。
6月1日現在の予報では曇りとなっています。
冒頭の写真のように雲が低く抜けられればマシですが、
雲が高く、五合目が曇に覆われている場合は気温が1桁。
下山待機中、下山中は身体がひどく冷え込みますので、
下山荷物にはウィンタージャケット、グローブを要用意。
暖かいに越したことは一切ありません!
安全に下り切るまでがヒルクライムです!
▲一例として富士スカイラインですが8月で気温5度でした▲
念のため書いておきましょう。
※個人の感想です※
皆さん各々の登り方、感じる事があるはずです。
あくまでも参考程度に、自分のペースを守りましょう。
書いた通り走ればオーバーペースになる人もいますし、
逆に実力がある人ならタイムが伸び悩む事もあり得ます。
一、Mt.富士ヒルクライムファンとして、
皆さんの健闘と大会の成功を祈っております!