先日ブログに掲載しました、お客様のKhodaa Bloom DRESON XC。
カスタムが完了したので、あらためてご紹介したいと思います。
こちらがカスタム前の姿。
カスタム後がこちら!
では詳しく見ていきましょう
まずはハンドル周り。
「登りで力が入りやすいように、バックスイープのキツいハンドルが欲しい」とのことで、RITCHEY COMP 2X(税別¥4,800-)に交換。
バックスイープが9°あり、脇を締めて上体の力を引き出しやすい形状になっています。
一見フラットバーのようですが、上下を入れ替えることで、ハンドル高を±5mm調整できるようになっています。
ロゴもちゃんと対称に入っていますね!
サドルも合わせてリッチーに交換。
COMP STREEMは¥6,500-(税別)とお手頃ながら、約250gと軽量で、ロード、MTBとジャンルを問わず使用できるモデルです。
今回のカスタムの最大のポイントは、タイトルの通り、SRAM NX Eagleを使用したフロントシングル化。
クランクとBBはシャフト径28.99mmのDUB規格で、24mmシャフトの耐久性と、30mmシャフトの軽さと剛性を兼ね備えています。
そしてスプロケットは最新の12速!
歯数は驚きの11-50T!!
ブレーキローターよりスプロケットの方が大きい(笑)
これならフロントシングルでも、登りでギアを使い切ることはないでしょう。
NX Eagleのスプロケットは従来のシマノフリー(MTBの8~11速用)に対応しているので、XDドライバー非対応のホイールを使えるのもポイントです。
実はシマノからスラムへの換装にあたって、ネックになったのがリアディレーラー。
純正のリアディレーラーはDEOREのダイレクトマウントでしたが、スラムは対応していません…
そこでメーカーの開発担当の方へお願いして、他のモデルから流用できる、ストドロのRDハンガー(税別¥2,000-)を探していただきました!
これでスラムへの換装が可能になったのです。
フロントシングルなので、シフトレバーは右のみ。
インジケータ―もなくなったので、ハンドル周りがかなりスッキリしましたね。
もっとハイグリップなタイヤが欲しい!とのことで、足回りも一新。
フロントはグリップ重視でMAXXIS ARDENT 27.5×2.25"
リアは転がり重視でMAXXIS ARDENT RACE 27.5×2.20"
と、前後で異なるモデルを組み合わせました。
もちろんチューブレス化しています。
仕上げにグリップを交換。
店長イチオシのODI VANS LOCK-ON グリップ(税別¥3,000-)です。
ちなみに今回のカスタム総額は約13万円。
元が15万円の完成車とは思えない、バラ組なみの豪華な1台になってしまいました…。
ホームコースの八幡浜でどんな走りをしてくれるのか楽しみです!
ワイズロード松山店では、ロード、クロス、MTB、小径車と、様々な車体の修理、カスタムを承っております。
※メーカー、モデル、年式によってはお受けいたしかねる場合もございます。
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