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シマノXTRハブのオーバーホール

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松山店エミフルMASAKI】村 拓治 19年07月09日

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を配信で一気観して、ドハマりした村です。

愛媛は劇場版の公開が8月なので、それまでにもう1周したいところ。

 

 

回転が悪いとのことで、お客様からフロントホイールをお預かりしました。

シマノ・XTRハブを、ツーリング用に700cのリムで組んだものです。

HB-M950のハイテクグレーが懐かしいですね~

DSCN4047[1]

 

 

さっそくハブを開けてみましょう。

ハブキャップを外して、ハブスパナでロックナットを緩めます。

DSCN4049[1]

 

 

こちらはハブシャフトを抜いたところ。

シマノのハブはカップ&コーンと呼ばれる構造で、バラバラのボールベアリングが入っています。

いずれのボールも摩耗していますが、ドライブサイド(画像左側)は特にひどく、グリスが真っ黒になっています…。

DSCN4051[1]

 

 

傷み具合を確認しつつ、パーツを洗浄していきます。

DSCN4052[1]

 

DSCN4054[1]

 

 

玉押しはなんとか使えそうですが、ボールは摩耗がひどかったので、新しいものを取り寄せました。 

DSCN4082[1]

 

 

元々入っていたボールと比べると、違いは一目瞭然!

ちなみに22個セットでの販売ですが、実際に使用するのは元と同じく左右10個ずつ、計20個です。

DSCN4085[1]

 

 

汚れを落としたハブボディに新しいグリスを詰めます。

DSCN4086[1]

 

 

グリスの粘着力を利用して、ボールレース上にボールを並べていきます。

DSCN4087[1]

  

 

ボールの上からもグリスを盛ります。

DSCN4088[1]

 

 

ハブシャフトを通したら、反対側も同様にボールとグリスを詰めます。

DSCN4089[1]

 

 

 

玉押しとロックナットを取り付けて、玉当りを調整。

オーバーホールの仕上げとなる大切な作業です。

DSCN4090[1]

 

 

 

ハブキャップを取り付けたら完成!

スムーズな回転を取り戻しました。

DSCN4091[1]

 

 

ワイズロード松山店では、スポーツサイクルの修理、カスタム作業を承っております。

※メーカー、モデル、年式によっては、お受けいたしかねる場合もございます。

 

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