1660gのホイールと聞いてどのようなイメージが浮かぶでしょうか。
「重い」と思った方、損しているかもしれません。
走りの軽さと重量は決してイコールではありません。
そのことを実感してきましたのでご紹介します。
MAVIC COSMIC S42 DISC
川崎店で一番売れているカーボンホイールのCOSMIC SL45の弟分になります。
必要なスペックを落とさず、かなりコスパの高いホイールになっておると思います。
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コンセプト
「最高の価格と品質のバランスを持ち合わせ、あなたのバイクを進化させる」
となっています。
インプレ結論から
ホイールの実際に持った時の重さからは想像ができないほどよく走るホイールです。
レーシングホイールらしい剛性と、軽い加速感の良さにびっくりします。
なんならSLRグレードのホイールのような加速感です。
なぜそう感じたのでしょうか。
バランスが大事
MAVICやカンパニョーロ、フルクラムなど、大手ブランドが販売する超軽量ホイールが60万円近くある理由がここにあります。
各ブランドが販売する超軽量ホイールはこのような商品があります。
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剛性はパワー伝達性、軽さは転がりの軽さにつながります。
特に軽さはホイール外周になればなるほど効果を発揮します。
ただ、カーボンホイールを軽く、なおかつ剛性を高くするのは技術がいることになります。
単に軽くすると剛性がなくなってしまい走らないホイールになってしまいます。
一般的なカーボンホイールを表にまとめてみました。
重い軽いは1400gを境目だとお考えください。
| リム | ハブ、スポーク | ||
| 重い 安価 |
メリット |
巡航性能が維持しやすい | パワー伝達性がいいので加速がいい |
デメリット
|
加速が悪い | 登りが重い （平地では影響が出にくい） |
|
|
軽い |
メリット
|
車重が軽い | 車重が軽い |
デメリット
|
巡航性能が悪い | 加速が悪い |
重く安価なホイールは登りでのデメリットはありますが、それ以外ではあまりデメリットはありません。
軽く安価なホイールを使用すれば車体重量は軽くなりますが、走らないホイールとなってしまう可能性があります。
高額なホイールは製造方法や素材をより良いものが使えるようになるので、安価なホイールではバランスが取れていないところをバランスが取れることになります。だから高くなります。
| リム | ハブ、スポーク | ||
|
軽い |
メリット | 転がりが軽い | 加速が良い |
| デメリット | 値段が高い | ||
リム屋さんが作る入門用カーボンホイールとは
安価なホイールは性能の何かを取って何かを捨てなければならないのですが、重さを捨てることによって大きなメリットを得ています。それは加速が良く、巡航性能が高くなるということです。
| リム 軽い | ハブ、スポーク 重い | ||
| COSMIC 42S | メリット | 加速が軽い |
パワー伝達性がいいので加速がいい |
| デメリット |
|
登りが重い （平地では影響が出にくい） |
さらにMAVICはリム製造を得意とするブランドです。
そのため、リムには軽量であり剛性の高いカーボンリムを採用することができています。
これが走りの良さにつながっていると考えられます。
維持した部分
軽く、空力性能の高いカーボンリムを使用。
メンテナンス性と回転の良さのバランスが高いID360ハブ
ワイドリム
USTチューブレスレディー対応
フラット形状スポーク採用
コストダウンした部分
Jベントスポーク採用。
クラッシックフランジ形状ハブの採用。
コストカットを最小限に、MAVICらしさを最大限詰め込んだ魅力的なホイールです。
リム
重量と剛性
外周が軽量なカーボンホイールとなっているため転がりの軽さが担保されています。
この両立ができているのが性能の高さです。
空力性能
42mmハイトのリム高とフラットスポークにより、風洞実験でも空気抵抗が少ないことを実証できています。また、横方向の安定性も高くなっています。
内幅
トレンドの内幅21mm幅広リムがタイヤボリュームを最大化し、タイヤの回転効率、グリップ性、空力性能を高めます。
チューブレスレディー
もちろんUSTチューブレスシステムに対応しており、快適性、転がりの効率性、そしてタイヤの装着性が高い形状となっています。
ハブ
フリーボディー
最上位モデルと全く同じ、40Tラチェットが噛み合うインスタントドライブ360のフリーを採用した、インフィニートハブを採用。パワー伝達性の良さと、メンテナンス性の良さを併せ持っています。
ハブの内部構造は最上位のものと同一ですが、ハブボディーの軽量化加工はされていません。
これは走りの良さを出すために剛性を高めるためあえて軽量化に走っていない証拠です。
剛性の高いリムには剛性の高いスポークとハブを組み合わせることにとって最高のバランスを得ることができるようになっています。
こんな車体につけたい！
よく走る太いタイヤを履かせることのできる車種への相性が抜群のホイールだと思います。
PINARELLOの試乗車のX3につけてみました。
そして、一番オススメな組み合わせ、ピナレロのX1に画像加工でCOSMIC S 42を付けてみました。
ベースの車体と比べて見てください。
↓
一気に高級感がアップします。ベースデザインの良いピナレロはホイールで雰囲気が変わります。
値段的には車体+ホイールなので71万くらいです。
105Di2のX3が70万くらいです。
同じようか価格になりますが、走りの良さをとるのであればX1+COSMIC S 42が個人的にはお勧めです。
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重量
1660g （フロント775g リア885g）
COSMIC SL45から10ｇしか重くなっていません。これは結構驚きです。
先ほども書きましたが、MAVICのホイールはリム周りが軽く、また剛性も高く設計されているため、軽い乗り味が期待できるので、走行性能の高いエンデュランスや、オールロード、レース系のグラベルロードにもオススメの万能ホイールです。
値段
前後ペア￥176,000
フロント￥80,300
リア ￥95,700
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軒並み高額になっているカーボンホイールですが、有名ホイールメーカーの中では一番といっていいほどお財布にやさしい値段になっています。また、ワイズロード 特別価格となっているので、よりお買い得です。
ワイズロード 川崎店ではMAVIC COSMIC S 42が試乗可能です
川崎店では、COSMIC S 42をはじめMAVICのロード系ホイールの主要モデルの試乗ホイールが通年用意してありますので、ホイールのアップグレードを検討している方には是非とも体験していただきたいです。
論より証拠。ぜひご自身で体感してみてください。
ご自身の乗車されている車体に取り付けての試乗も可能です。
試乗にあたってのアナウンス
1. 試乗に必要なもの
①免許証・パスポートなどの顔つき身分証明書
（保険証、学生証は不可）
試乗時にコピーを取らさせていただきます。
また、未成年のお客様の場合、親権者様の身分証明書が
必要になります。
②自転車
お客様の自転車へ試乗ホイール取付けて試乗頂きます。
③ヘルメット
2. 試乗時間
試乗可能時間：12：00～17：00まで（試乗最終受付16:30）
乗車時間は約30分程を目安にしております。
※水曜日は15時開店の為、15:00～17:00まで（試乗受付時間16:30）
3. 予約などの有無
電話及びご来店時にて予約を承っております。
4.そのほか
試乗当日が雨天、または路面状況により、
試乗を中止する場合がございます。
また、スカートやサンダル等スポーツバイクを試乗するにあたり
お客様の安全保護上不適切と判断した場合は
試乗をお断りさせていただく場合がございます。
