汚したら綺麗にするのは当然です。
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
少し前に通勤用バイクでオフロードを走る機会があり、マシンがかなり汚れてしまいました。
今回の汚れは乾いた土だったので落とすのは容易ですが、ついでなので今回は日常の使用で傷んだ塗装のケアも行いました。
土汚れの洗浄については以前投稿した記事をご覧下さい。
また、今回の記事はグロス(ツヤ有り)カラーに関する物となります。
小傷消し→コーティングで艶々に
塗装のケアをする為には、車体に付いた砂や土などを綺麗に落とす必要があります。
都心の住宅環境ではご自身での洗車が難しいという方も多いと思いますが、最近は自転車の洗車を専門に扱うお店もあるようですね。
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自転車が綺麗になったら傷のある場所を確認しましょう
ワイヤーの擦れる箇所や、人体(服)との接触が多い辺りはどうしても小傷になっている事が多いです。
今回の車体は黒がベース
トップチューブバッグの取付痕や、オフロードでの植物の擦れなどで各部ツヤが無くなっています
コーティング剤の謳い文句には「ツヤを出し、小傷を目立たなくする」という物もあると思いますが、下地をきっちり処理すれば更に艶々に仕上がります。
今回私が使用したのは1500番程度のコンパウンド
黒の車体なのでもっと細かい番手まで上げた方が綺麗に仕上がると思いますが、まぁ必要十分
濡らしてから固く絞ったマイクロファイバータオルにコンパウンドリキッドをつけてひたすら手磨き
小傷がある程度綺麗になってからコーティング剤で塗装保護+ツヤ出しをした状態がこちらです↓
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↑使用したコーティング剤
新車の時のようなクリア感が戻りました
持ち主自身が「お前そんな色やったんか・・・」となる程度に印象が変わります
透明感って重要なんですね。
ただし、コンパウンド掛けはあくまで塗装を削っている事を忘れてはいけません
施工しすぎる事も自転車の塗装には良くないので「適切に」行う事が重要です。
自転車の「古臭さ」の印象が減る
今回の自転車は2014年モデルという事でそろそろ10年選手
各部のパーツは壊れるたびに交換している為そんなに古くはなっていませんが、フレーム本体の傷みはどうしても全体の印象に影響します
塗装のくすみは特に「古さ」を出してしまうので、洗車のみで綺麗にしてもピカピカ感に欠けていました。
自転車を長く使う中で古ぼけた印象を感じてきたなら、もしかしてそれは塗装が傷んでいるのかも?
今回はあくまで個人的に行った作業の話で当店ではこういった作業は承っていませんが、Y'sRoadの一部店舗では新車(完成車、フレーム)購入時に追加出来るコーティング施工が最近始まったらしいです
かなり強度のあるガラス系コーティングという事で個人的には興味があるんですが、今のところ新宿クロスバイク館では施工していないため新宿地区でご依頼を検討の際は新宿本館にお問い合わせ下さい。