みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回は以前ご紹介した5.2kgの
TREK EMONDA SLR
の乗り味をご紹介いたします!
あくまで主観ですが、点数を付けてみました。
剛性 ★★★★★
空力 ★★☆☆☆
巡航 ★★★☆☆
登坂 ★★★★★
快適性 ★★★☆☆
安定性 ★★★☆☆
機動性 ★★★★☆
スタッフ 身長174 体重55
*あくまで超軽量仕様でのインプレです。通常使用で組めばもっと乗り心地良いです。
では、詳しく説明させて頂きます('ω')ノ
決戦タイヤは怖くて乗れないのでホイールを変えました(-_-;)
今回インプレに使ったコースは
松前-内子-大洲-長浜-松前
96km
走り慣れた犬寄峠で登坂も試してきました!
('ω')ノ
・剛性
最上位グレードだけあって、超軽量フレームとは思えないほど非常に高剛性です。
上りなど、ガシガシ踏んだ時にわずかにしなって気持ちよく加速してくれます。
高剛性でありながらも非常にしなやかで、振動や突き上げは少なく、ハンドリングもとても扱いやすいです。
これは、フレームの形状がエアロでなく丸断面で、素材も最上級OCLV700カーボンを使用し、とても薄く作られている為でしょう。
・空力・巡航
このフレームに関しては空力には重きをおかず、上記の通り軽さと扱いやすさに全振りしているようです。
決して空力が悪いわけではないのですが、普通といったところ。
TREKではMADONEや新型DOMANEがエアロ特化ですので、平地が多い方はそちらがオススメ。
7kgくらいのバイクなら全く気になりませんが5.2kgだと慣性が少なく、向かい風はつらいです。
良い点は高剛性フレームが踏み込みに気持ちよく反応・加速してくれる点と、
ボントレガーのAeolusホイールが1100g台と軽量かつ、35mmでも50mmハイトと同等程度のエアロ効果があるので高速巡行にも対応できます。
・登坂
ヒルクライム決戦用に作っただけあって登坂は驚くほど速い!
羽根が生えたかのように軽やかに上る事ができます!!
バイクが軽いと、特にハンドル・サドル・シートポスト等を軽くすることで、ダンシング時にバイクを振るのが軽くなり、テンポを上げられるので結果的に速くなります!
また、バイクの重量が軽ければ、少しの力で加速すする事ができます
つまり、漕ぎだしはもちろん、登坂中にアタックがかかってもより少ないエネルギーで反応することができます!
7kgのバイクと比較して、単純計算で1.8kgのハンデを得ることができ、
同じ体力の選手でもより早く・楽にゴールできます!・
安定性・機動性
車体持ち前の安定性は高いものの、今回は軽いパーツで組んでいるので特に機動性が高いです。
コーナリングの切れも非常に良いです。
慣れるまでは車体を倒しすぎないように注意が必要ですが、一度慣れてしまえば他のバイクと変わりありません。(^_^)
ただ、決戦用タイヤは幅が狭いのでカーブが怖いです、、、
(゚Д゚;)
・快適性
ヒルクライム一本勝負の為のバイクなので快適性は考えていませんが、、
なかなか良いです!!
サドルはカーボン一枚ですが、意外としなるので、レーパンを履いていれば100kmでも余裕!
ハンドルもビックリするぐらいよくしなるので、慣れるまでは力が逃げるように感じますが、本来ハンドルには荷重しないのが理想なので、しなる分とても手に優しです!
・トータルとして
今回は超軽量化という事で、乗り心地は全く期待していませんでしたが、普通に100km走っても余力があったので安心しております。
特に終盤出てくる三秋峠(斜度緩めの小さな峠)では疲れもありましたが、自分の中で良いタイムで、まだまだ上げられそうな感じも残っていましたので、今度しっかりとした峠で実力を見極めたいと思います。
通常完成車のEMONDAは非の打ち所がない自転車ですが、その実力はキワモノパーツで組んでも、十分発揮してくれました!!
軽い自転車は楽しいですよ!!
見える景色が変わります!
今回は極端な例でしたが、皆様のバイクや用途に合ったカスタムをご提案いたします。
ご相談お待ちしてます!!